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Wednesday, 29 September 2004

一衣舎の木村さんは着物の世界ではとても有名な方だから、ご存知の方も多いと思う。「水洗いできる着物」「丈夫な仕立て」なんていう、当たり前そうでこの半世紀ちーっとも当たり前じゃなくなっていたことを、一から改革したスーパーヒーローだ。織屋に言わせてもらえば着物が洗えないなんてまったくのデマカセ。だって糸の段階でも織り上がってからも何回も水をくぐらせている。丈夫さだって織手がヘナチョコでなければシッカリしたもの。木村さんは悪い方の着物神話(迷信?)を根底からくつがえして下さった。すごい人なのだ。
一衣舎 秋展 10/7(木)~10/10(日) 於:ギャラリー陶花

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Tuesday, 28 September 2004

ヤバイです。ここ半月ほど張りつめてきた糸がポヨヨンと伸びかかってます。10月7(木)~10(日)に一衣舎(いちえや)さん主催の展示会に出品させてもらうのですが(このことはまた書きますね)、今日は搬入8日前。昨日織機にかけた帯の織りはじめでポヨヨンです。あ、盲目的に織ろうとしてたのがストップされてかえってよかったのですが。でも今日はどうもダメみたい。バナナ食べてもう寝ちゃおう。明日からの7日間で起死回生しますです。ハイ。

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何を隠そう私は典型的な夜型人間。夜がふければふけるほど、お目目がランランしてくるタイプ。昨日までは着尺を織っていたので、タイムズアップがありましたが、今日からは違います。夜は人知の及ばない何かの時間。その力を借りてます。って、過去何度も朝型に変えようとして失敗してるヒガミです。

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Sunday, 26 September 2004

dekita.JPG
できたてほやほや。おいしそうじゃありません?いい匂いがしてきそう。かぶりついて、のどをならして、むしゃむしゃ食べたい。
本日午後4時20分、12日間の格闘の末、やっとのことで焼きあがりました。ボナペティ!

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Saturday, 25 September 2004

昨日観た染の展示について考えていたのだが、やはりあの澄んだ美しさの原点は「壊した」ことに由来するのではなかろうか。すべての既存を壊したあとのサラの状態から構築していくから、にごりのない品格が宿るのではなかろうか。アートとはそういうものか。中途半端で終わらないために、私も壊そう。大きな存在は私にそう教えてくれる。

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Friday, 24 September 2004

銀座に染の展示を観に行った。
すばらしい作家の個展の初日とあって、ひきもきらないお客さんと対応するお店の方で、会場はとても賑やかだったが、不思議なことに作品の前に立つと無音になる。すーっと引き込まれる。作品とそれに対峙する自分。孤独なのだが温かい。ああこれがアートというものなのか。
仁平幸春展」 会場:銀座もとじ 9/30(木)まで

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Thursday, 23 September 2004

くだんの着尺は本日8日目にして、2丈4尺2寸5分まで織り進みました。あと1丈。ヘトヘトモード全開です。
1日3尺。経糸1100本、緯密度は1寸に90本。今日つくった297万の出会いは、本当に最高だったのか?妥協はないか?過去の私にそむいてないか?ヘトヘトしてる場合じゃないぞ。

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Wednesday, 22 September 2004

siberia.JPG
シベリアの針葉樹林、凍て付く空気、静寂の限り、って感じ?
暑いから、清涼な空気をお届けしたいと思いまして、、、
これ、今織ってる着尺の経糸が綜絖(そうこう)をくぐりぬけて、布に変身しようとするまさに脱皮の直前。
織ってる場所は真夏日続く東京板橋。バッタンバッタン、うるさい限り。

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Tuesday, 21 September 2004

トラックバックって、なんかテレパシー送ってるような気がしません?ピッて。で、そのピッがピッピッピってつながっていく。リンクは電線でつながってる感じ。トラバは宙を飛んでる感じ。

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Sunday, 19 September 2004

「青春映画などを見たときに感じる、あの感覚。懐かしいような、切ないような、何かが胸にこみ上げてくるような感じ。」この感覚をどう言葉に置き換えればいいのだろうと、フォトエコロジストの村山さんが悩んでおられる。そーだなー、と私も悩む。遠い記憶をたどりながら。えっとー、「心臓がトクンと一度大きく鳴り、そのまま3秒静止する」じゃないかな?そんなこともあったっけとほくそ笑む。
先方のブログのコメントに書き込もうかと思いましたが、最近トラックバックの面白さに目覚めましたので、ここに書いて、トラバします。やってみたがり。これはあの頃のまま。

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Saturday, 18 September 2004

とうとう我が家から酒がなくなった。昨年5月独立宣言したときに、禁酒を誓ったのだが、これは酒を飲むのをやめるんじゃなくて買うのをやめるという調子のいいもの。その後ずいぶん長い間、やさしい諸先輩の善意に支えられ結構いい酒がなんとなくあった。夏には缶ビールを何回か入手したがこれは精神安定剤だから嗜好品ではない(断言)。料理酒もいつの間にかなくなった(ハイ、私が飲みました)。昨日までは、親の家からくすねてきた得体の知れない「人参酒」なるものがあって、仕方ないからそれを飲んでた。ああ、でも今は何もない。みりんに手を出すのはやめておこう。それよりしっかり働いて早く人並みになることだ。

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Friday, 17 September 2004

beret.jpg
ショールの向こうにヨソユキオスマシで立っているヌケ作は何を隠そうこの私なのですが、ちょっと頭に注目してください。黒いベレー帽をかぶっています。この帽子、10年モノです。その頃私は大阪に住んでまして、とても素敵な帽子を作る作家さんと知り合ったのです。上品で、きりっとした、遊び心ある、年上の女性です。私が大阪に住んでたのは1年ちょいでその方ともそれきりでしたが、何とこのブログを発見してメールを下さいました。時間も距離も一挙に飛び越え、大阪のディープさも大好きだったと、たくさんの名場面を思い出しました。

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Thursday, 16 September 2004

引き続き、燃えています。今日のお昼はキムチどんぶり。
着尺を織るのは結構な音がするので、夜8時には終えると決めています。よってそれまでにノルマを達成すべく、またリズムを崩すことないように、お昼もガーっと燃えるのです。

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Wednesday, 15 September 2004

今日のお昼は鍋いっぱいのラタトゥイユ。にんにく刻んで、トマト、にんじん、赤ピーマン。セロリざくざく。レンコンも入れちゃう。えい、特別だ、オーストラリア産牛肩肉切落とし100g126円買得品も炒めて投入。スパイスなんでも。塩もしっかり。赤いシチューの出来上がり。それをガツガツ食らうのです。
何でこんなに攻撃的かと申しますと、私、今日、着尺織りはじめました。着尺織るには心と体を奮い立たせるものが必要なんだよなー。

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Tuesday, 14 September 2004

francis.JPG
イメージは、サム・フランシス。彼の絵の透明感が好きです。森の奥深くにひそんでいるよな、透き通った水の底にいるような。
ところで私はフランシスという名前、タイプです。サム・フランシス、フランシス・ベーコン(絵描きの方)、おやすみなさいフランシス(?)。コッポラさんは残念ながら何か書けるほど見てません。

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Monday, 13 September 2004

gabbeh.JPG
イランのギャッベに見えません???チベタンラグは無理があるかな?彼の地ではカーペットを川で洗ったり、天日干ししたりするらしいんですよね。そんな風景に見えません???ちょっと誘導しすぎですか(笑)。
実は幅7cm、長さ10~25cm、絹100%、染料はスオウの媒染違い、てのひらサイズの小さなマットです。

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Sunday, 12 September 2004

1ヵ月半前の私と今の私は確実に違う。何が違うかというと、ブログをはじめたという事だ。作品写真と三行日記みたいな感覚で何の気なしにはじめたが、知らないうちに種を蒔いていたようだ。まだ双葉だけど確かに芽は出た。
ブログの思いがけない力量を後から知ってドキッとした。初めてのバックパッカーで、イスタンブールの空港に降ろされた時の気持ち。でも半月もすると、「何だ、やってしまえば私だっていけるじゃん」。
今日からトラックバックもつけてみることにした。とにかくやってみよう。それからここは私のブログ感をシャキっとさせてくださった建築家の古川さんのブログ。ブログって何?って方、ぜひ。

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Saturday, 11 September 2004

我が家はオンボロアパートであるゆえに、なんとなく敷地がゆったりしている。睡蓮鉢でめだかを飼い、少々の緑もある。今夜七輪でサンマを焼いてたら、遠くから秋祭りのお囃子が聞こえた。ふと今日が9.11であることを思い出した。

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Friday, 10 September 2004

いちじくはスオウの銅媒染の色。絶妙な赤紫。
カプリとかじると、アカネのアルミ媒染の色。生まれたてのきらきらピンク。レモンをかけて食すもまた良し。

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Thursday, 09 September 2004

mukade.JPG
保護色をした干からびたムカデのように見えますが、なかなか気に入って作り続けている小さな敷物です。大切なものをさりげなく飾るのに使って欲しいと思います。

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Wednesday, 08 September 2004

麻糸や野蚕糸を扱っておられる青土(aoni)さんご夫妻は、二人揃ってチョーかっこいい。どうしてあんなにイキイキしているのだろと考えるのだが、やっぱりあの必殺仕事人ぶりからだ。青土さんの仕事のペースははたから垣間見ているだけで舌を巻いてしまう。仕事ができる人はカッコイイ。そして仕事が速い。はーーーっ、今日やっとのことで長い経糸を織り終えた私は深くため息。
*染織家の方々へ朗報。日本では職人さんがいなくなって幻になった竹筬を青土さんが扱ってらっしゃいます。中国の職人さんが注文にあわせ手作りしてます。ステンはちょっと、、、とお思いの方、おすすめです。

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Tuesday, 07 September 2004

morandi.JPG
ちょっとモランディの絵みたいじゃありません?
実はうちの媒染剤置き場です。なーんてただの玄関に取り付けた棚です。ちなみに下駄箱は染料に占領されています。

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Monday, 06 September 2004

hikari.JPG
佐賀市の今は資料館になっている古い畳敷きの銀行に展示させてもらったときの写真です。今なお残る街道のたたずまいが美しい。そのやわらかく澄んだ光に助けてもらいました。

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Sunday, 05 September 2004

sonzai.JPG
これは大麻や苧麻や竹や笹を織り込んだオブジェです。作りたいから作りたいように作ったっていうある意味素直でわがままなモチベーション。このモチベーション、いつもいつまでも何を織ってても、心の奥に留めておこう。持続こそ力。

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Saturday, 04 September 2004

午後3時、杏奴(annu)というとても素敵なカフェに行った。そこでとても素敵な出会いをした。ブログがきっかけの新しい出会いで、ともすれば染織界の狭い世界ばかり見がちな私の目に目薬を一滴さしてくださった感じ。クリアになってるうちにしっかり観よう。ブログを始めてやっと一ヶ月。その可能性に驚いている。帰りは大粒のシャワーの中、爽快な気分で自転車をこいだ。
出会った方々のブログとサイトはここここここ。それぞれにいいです。読んじゃいます。カフェ杏奴は新目白通り沿い、薬王院そば。おすすめ。それからきっかけを下さったいのうえさん、ありがとう。

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Friday, 03 September 2004

友人で袋物の作家、はやしのりこさんを彼女の工房に訪ねた。個展近しということで新作の数々を見せていただいた。有機物のような存在感ある作品群。
はやしさんの空間は躍動感で満ち満ちている。布や革や本や、旅先や骨董市で集めた得体の知れない(?)いろいろなもの。
彼女は作り手としても一流だが、料理の腕も一級だ。はやしさんの空間に身を置いていると、おもしろい作品がドンドン、おいしい料理がドンドン生み出されるのが分かる気がする。
「はやしのりこBAG展」 9/7~9/17 ギャラリー萌 (tel.096-329-3610) 熊本地方の方、お見逃しなく!

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Thursday, 02 September 2004

objects.JPG
布を裂いたり、革を切ったり、、、、、こういうオブジェを織るときは、色と素材感がイノチと思ってます。ピンッとひらめくと服でも何でも裂いちゃいます。黒い部分は去年まで着ていた革ジャン、ブルーは同じく最近まで現役だった藍染のワンピース。

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Wednesday, 01 September 2004

pinky.JPG
写真ではわかりづらいですが、このショールの緯糸は、極細絹糸(21デニール)を染め分けて、3本合わせにして使っています。撚る前に染めているってことです。えもいわれぬ深みが出ると自分では思ってます。(ん!このページの左上に私の写真が出ますが、これ!このショールの経糸を染めています!)

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