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Tuesday, 30 November 2004

搬入まで、あと二日。昨日、今回のメインとなる大判ストールを織り終えて、今日は小さなオブジェを織っている。このところ着尺や大きなショールばかり織っていたから、オブジェ系は久しぶり。実は私、得意なんです、この分野。あーコレコレこの感覚、って感じ。仕事楽しんでちゃいけないって教えてもらったけど、楽しいと感じてしまう。手慣れで仕事しないこと。得意だからこそ、ギリギリのラインを狙う。

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Monday, 29 November 2004

さっき久しぶりにお風呂に入ったら、排水溝の方でカサコソ音がした。のぞいてみたら、ねずみと目が合った。やあ、ねずみくん。昼間、君の友達が天井裏で大運動会をくりひろげていたよ。彼はこちらに来たかったらしく、金網を必死で食いちぎろうとしていたが、それはムリだよ。ムリなものはムリなのだ。頭を使え。こんなオンボロアパート、君が入ってこられる出入り口はいくらでもある。頭を使え。

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Saturday, 27 November 2004

どーしても観たいのにどーしても忙しくて、足を運べない展示会があると、頭かきむしりたくなる程くやしいですよね。そこに身を置けばすーとする美しさがあるとわかってるのに。何でもっと効率的に仕事して、その余裕を工面することができなかったのか。自己嫌悪に落ちいったりする。あーあー。
そんな展示会、今日初日です。
仁平幸春<染色>・長谷川まみ<金工>2人展」 にて 12/5まで

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Friday, 26 November 2004

dm.jpg
はーい!一週間前でーす。うつとハイが混ざってまぁーす。
これ、DMの写真です。12月っぽいですよね。じき師走だなぁ。
笠井秀郎・吉田美保子展」12月4日(土)~12月15日(水) 10日(金)休廊
於)画廊梵 岐阜県可児市中恵土2299-1 電話0574-62-3748
DM欲しい方、メールください。お送りします。 

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Wednesday, 24 November 2004

昼下がり、とてもすてきな女性が我が家を訪ねて下さった。自分の着物を自分で縫っちゃうすごい方。いろんな話をした。面白かった。この方はもしかしたら着物としっかり付き合うことをひとつの座標に、自分の人生としっかり付き合ってこられたのかなって思った。座標軸がしっかりした人はすてきだ。私も自分の点の座る場所、もっともっと見極めて掘り下げなっきゃ。
台風の目のような穏やかな午後だった。明日からはまた嵐。(南無)

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Tuesday, 23 November 2004

どうしても顔を出したいミーティングがあったので、シュラバ中の外出禁止令に特赦をあたえ、下落合のカフェ杏奴に出かけた。「日の入りまでには帰ってきます!」
やっぱり杏奴はいいなあ。しばらくぶりに会う人、ブログの画面でだけで知ってた人、それから歌がよかった。時間と場所をいとおしむこと、それが人をいとおしむことっていいよね。最近、閉じこもっていたから、いい時間と場所と人に会えてよかった。
あ、時間切れ、灰かぶり帰ります。聖母坂を必死でこぎ上りながら、「セリヌンティウス!」と息切れしながらあえいだ。

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Monday, 22 November 2004

今日は、私にしては(めずらしく)、きっちり仕事が進んだように思う。ひとつひとつ確認して粘り強く作業をする、その積み重ね。当たり前のことを当たり前にする。その基準をあげていく。美しさに届くまで。
ひとつ迷いがヌケたかな。迷いはつぎつぎおそってくるけど、仕事してヌイテいくしかないもんね。たまに肩透かしくらわされるけど。

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Sunday, 21 November 2004

さっきまで雨が降っていて、今外に出てみたら、空気がきれいで、夜空がなんとなく紫がかっているように見えた。今、スオウで灰味を帯びた紫染めてるからそう見えるのかな?太りはじめのお月さまが西の雲間に出ていた。

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Saturday, 20 November 2004

今日は展示会初日の2週間前。荷出しと搬入を考えると12日前。一ヶ月前なら計画する面白さがあり、三日前なら徹夜してでもっていうせっぱ詰まった感があるのですが、今はとにかくいやーな感じです。いかに着実にノルマをこなし、よりよいものに持っていけるか、精神体力と肉体的な体力、美しいものへの執着力、仕事としての責任感、すべてを問いただされているような感じです。押しつぶされそうなところをどう押し戻すか、そこがミソ。時間はコクコク。肩はコリコリ。

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Friday, 19 November 2004

23年前、私は中学一年生だった。そのころ週に一度クラブの時間というのがあって(たしか、水曜の6時間目)、私は美術クラブだった。中一の私には、三年生の先輩がとても大人に思えて、特別な時間だった。端正な絵を描く先輩がいた。
これから織るショールの下絵を描くために、絵筆を触ってたら、そんなことを思い出した。藤棚がきれいだった、熊本市立城南中学校。

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Thursday, 18 November 2004

晩に、七輪で肉と野菜を焼いた。暗くて静か。夜気に薄い煙が広がってゆく。あ、この匂いかいだことある。ラオスの匂いだ。脂ののった魚を焼くと違うけど、これはラオスの穏やかな朝と夕方の生きている匂い。
匂いで記憶が立つことってある。私の場合は、アールグレーか品揃えのいい自然食品屋さんの匂いをかぐとイギリスを思い出す。

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Wednesday, 17 November 2004

昨夜遅く、整経をしてたら、うるさくハエが付きまとった。あら珍しい、最近見ないじゃん。5月でもないのにね。
今日になったら、織り機のろくろにとまってる。ゆっくり回転させたがじっとしている。
昼ごはんを食べて、コーヒーを飲んでいたら飛んできて、洗い物にたかった。食器にハエ、それをはらう女。台所の正しい風景のように思えた。

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Tuesday, 16 November 2004

染め場(台所のことね)で大鍋にわんわん沸かして糸染めて、媒染場(お風呂です)でジャバジャバ洗い、キッチリ媒染。「よし、この色だ」。大急ぎで乾かすために、作業室(ただの部屋)にエアコンつけて扇風機をまわす。
朝から作業して気づけば真っ暗。もう、暑いんだか寒いんだか、湿気てるのか乾いてるのか、昼なのか夜なのか、ワケわかんないっす。ダーっと勢いつけて仕事するの好きなんすけど。

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Monday, 15 November 2004

引き続き、なんだか寂しかったので、ミルクをあっためてちょっぴり甘くして飲んだ。(ブランデー入れたらイッパツなのにぃー)(もしかして寒かっただけかもね)
華やぎのある赤~ピンク系にしようと、この前の桜やスオウやコチニールで糸を染めた。コチニールを煮出すとき、氷酢酸を入れるのだが、その強烈なツンとした匂いが、モロ鼻腔から入ってきて、胃かどこかでさっきの牛乳と入り混じり、思わずウィップ。

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Sunday, 14 November 2004

秋は物悲しい季節っていうけど、今までちっとも悲しくなかった。でも今日はなんとなく寂しい感じ。木枯らしふいて、4時にはもう、とばりがおりかかるってのがどうもいけない。私は西の人間なので、夕方はいつまでもダラダラと暗くなりそうでならないのが好き。刻々変わる夕方の空をみるのが好き。東はどうも朝日って感じ。
秋の寂しさがわかってきたのは、加齢現象かもしれないけど。

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Friday, 12 November 2004

夕方外に出てみたら、とっても空気が気持ちよかったから、急きょ、川べりのギャラリーにイランの古いじゅうたんを観に行った。とてもよかった。乾いた地のみずみずしい生命力があふれていた。きちんとした仕事の積み重ねが、あの力強さのベースだなあ。
帰ってきて、「よし!」と思って、たまねぎを炒めた。誠心誠意、きっちりあめ色になるまで。「やったー」とご満悦、、、と思っていたら、バケットを焦がした。ああ、積み重ねはどこへやら。(涙)
「絨毯展2004」 in lucite  於)ルーサイトギャラリー  11/15まで

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Thursday, 11 November 2004

onion.JPG
レモンのイメージなんですけどね、織りあがったのが午後8時ギリギリセーフで、写真撮ったらあめ色になっちゃいました。フラッシュ、苦手なんです。そうだ、明日はたまねぎをきっちりいためて、オニオングラタンスープを作ろう!

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Wednesday, 10 November 2004

まだピチピチしてる山桜の小枝が、箱にいっぱい送られてきた。さっそく煮出すことにして、枝を切りながら考えた。
ずっと創作は自分の世界観のみがきあげと思っていたが、どうも違うようだ。小さな世界を突き抜けちゃったドでかい宇宙があるみたい。それがマティス?アートってそこまでつれってってくれるものかも。いや、行くのは自分だけど、みせてはくれた。
今日の桜の染液は、ニッキ玉の匂いがした。

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Tuesday, 09 November 2004

マティスを観てきた。硬直してしまうほどすごかった。エネルギーがビンビン放出されている。線の運びが、色のタッチが、ブロンズのかたまりが、それぞれに究極。ここまで突き詰めるものなのか。
追い出されるまで観ていたが、外に出てもすぐにはリセットできず、不忍池の周りをぐるっと歩いた。光から闇へワープしたようで、帰ってきてもいまだリセットできていない。

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Monday, 08 November 2004

私は根がグータラした人間なのですが、グータラするためには結構熱心に取り組みます。このアパートに引っ越してきたとき、心地よくグータラするために、照明を全部白熱灯にしました。そのころは勤めながら、織りをしてましたので。で、その後織り専業となりまして、少しずつ少しずつ蛍光灯が侵食、台頭してきました。先日とうとうお風呂場も蛍光灯になりまして、しらじらと、こうこうとして、落ち着かないったらありゃしない。お風呂場は媒染をするので色を見極める大事な仕事場なのです。我が家でグータラできる場所はもはやトイレとベランダのみ。

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Sunday, 07 November 2004

元同僚が、ネットのラジオを教えてくれたので、最近よく聴きます。すごい配信量。よりどりみどり、チョイスはいろいろ。でも、夜はアジアンがいいんです。マニラかバンコクあたりの、べったりした感じの音楽が、疲れた体にしみいります。
この元同僚と交差点で偶然出くわしたことがあります。お互い、にっとしてすれ違う。知ってる人の知ってる表情にたまに会うのはなんだかいいね。

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Saturday, 06 November 2004

タイマー、電卓、拡大鏡、尺ざし、ノート、鉛筆、綾テープ。これ、着尺を織るときの七つ道具。たんたんとたんたんと織るために、きっちりデータをとってます。90分のインターバルを一日5回。その度ごとに、長さと速度と密度と幅を記入する。今回の檸檬の着尺、今日7日目にしてやっとのことで、平均時速が5寸を越えた。なんで7日もかかったのか、よく考えること。

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Thursday, 04 November 2004

先日の健康診断の結果が出たのだが、あっけらかんとした女医さんに「ちょっとエイヨーシッチョー気味ですね」って言われた。ガーン。血(赤血球も白血球も)と脂質が足りてないらしい。「別にやせてないのにねー、骨が太いのかなあ」って。いや、私は骨は太くないぞ。ついでに言えば、筋肉はない。ひょろっとした骨に、ぽってりと水分がつき、あと筋と皮なのかな。うわー、詰まってなさそうだ(頭もそうだ)。ちょっと困った。情けない。

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Wednesday, 03 November 2004

祝日の朝一番、我が家のトイレの小窓から、向かいの家の軒先に、すっくと掲揚された日の丸が見える。私はこの旗を見て、ああ、今日は○○の日かって思い出す。強制される国旗掲揚はお断りだが、私はここから見えるこの旗は好き。ああいいなって思う。おまけに快便だったら、その日は出だし絶好調だ。
午後、出かけた先で、かみさまの話をした。私は、向かいの家にはかみさまが降りてきていると思う。

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Tuesday, 02 November 2004

lemon.JPG
カーンと冴えかえった感じの着物にしたくて織ってます。これを着て、丸善の画集売り場に立って欲しい。

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Monday, 01 November 2004

10年前、3ヶ月ほどシンガポールに滞在したことがあって、その間何回か、長距離バスに乗って、マレーシアに遊びに行った。今はどうだか知らないが、当時の彼の国はまだまだ途上国って感じで、バスがときどき立ち寄る田舎町は、ひなびていて、のんびりそのもの。私は車窓から、家々のたたずまいを眺めるのがとても好きだった。それは、おとぎの国かと思えるほど美しかった。ゆったりとした敷地に、手入れの行き届いた庭。風が通る高床式の木造の家。質素だがそれぞれ工夫してあって個性的。あー、ここの住人は満ち足りたハッピネスの中に生活しているなあ。日本よりよっぽどいいやって10年前の私は思った。
10年後の日本に住まう自分は、10年たっても、ハッピネスの中に生活しているとは言えない。決して不幸ではない。でもこの国でハッピーに生きていくのは、なかなか容易じゃないと思う。

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