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Sunday, 31 July 2005

明け方、雷が鳴って地響きがしてた。昼は太陽が容赦ない。夕方、雲がのびのび、どこまでも広がる。空が広い。
熊本の夏はめりはりがあっていい。その潔さが好きだ。

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Friday, 29 July 2005

私が育った家のお風呂場で、金ダライに水をはって、一張羅の麻の着物を洗う。襦袢も帯も、ジャブジャブ洗う。いい天気なんだけど、着物と帯は自然染色だから陰干しね。襦袢は太陽の光をいっぱいに受けてはためく。
夏の一日、この家にいて洗濯をする。いい夏休みだなあ。

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Tuesday, 26 July 2005

大きな展示会に参加してると、いろんな作家さんに会えるのがうれしい。それぞれがそれぞれの対峙の仕方をしている。
今回、木のテーブルや椅子を出品されている、勝水喜一さんは本当に美しい作品を作る方だ。ピーンと透き通ったものがそこにある。
「引き受けるしかないよ。」さらっと言われた、心に残るひと言だ。

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Monday, 25 July 2005

佐賀は、住んだことのない場所の中で、ダントツにファミリアな町だ。勤め人だったころ本当によく出張した。どこにいても方向だけはわかるし、知った顔もたくさんいる。遠くから友人が来てくれて、うれしい再会もある。
夕暮れに貸自転車をこぐ。既知なんだけど私の場所ではない所の、その距離感が心地よい。

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Saturday, 23 July 2005

作ることの、普遍性と必然性。ますますフォーカスを絞り込むこと。

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Thursday, 21 July 2005

降りしきる蝉時雨。濃い影。空。夏だなぁ。

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Wednesday, 20 July 2005

久しぶりに水平線まで続く青々とした稲田を見た。空が高い。有明海が、光ってた。いい展示会になる予感。
明日から。佐賀、柳町。ぜひ。

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kaimei
この帯は(帯に見えない?)、佐賀のこの展示会につれていく。旧古賀家で一衣舎さんの、現代にフツーに着られる、クールな着物と組み合わせて展示されるはず。見にきてねー!


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Tuesday, 19 July 2005

color
このところ墨染めのモノトーンに取り組んでいるんだけど、今回は少ーし色を使う。といっても、押さえに押さえたブルーグレー。でもこの、あるかなしかのかすかな色味に、ドキリとしながら織り進んだ。太古、人類がはじめて植物の汁から色を取り出したときの驚きと感動。とりこになる気持ち。そんなことを追体験した。

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Monday, 18 July 2005

今織っている帯、明日織りあげる予定。小石原から戻って3週間、あーどうにかノルマ達成か。ノルマといってもあたり前の仕事をしただけのこと。でも多分、これが私の今の限界。これからこの限界枠をどう膨張させていくかだなあ。
反省点は、私がヘロヘロにヒヘーしちゃってること。3週間、仕事オンリーだったこと(目医者以外)。このくらい、どこ吹く風~ってノリで、フツーにやっちゃわなっきゃダメじゃない。

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Sunday, 17 July 2005

夏の宵は、ラジオのナイターをつけて仕事をする。別に聞いていないんだけど。野球は特に好きでもないし。でもなんか、日が暮れて、蛍光灯が白さを増し、扇風機がゆるい空気を送るなかで、ナイターが流れているのは好き。
織機を操る音とラジオのナイター。うちの前を犬の散歩で通る人は、「あらあら、今日も残業ね」って思ってるかも。

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Saturday, 16 July 2005

bigger
someori写真はディテールばっかりってよくご意見いただくんだけど、ゴメン、これが精一杯。全体撮るの難しいんだよね。ゴメン、全体は実物で見て。
今、この新作のカワイコチャンは京都に行ってます。祇園囃子がなってるネ。なか志まやさんご主催のこの展示会に、一衣舎さんに連れて行ってもらってます。
17日日曜日まで。ぜひ。

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Friday, 15 July 2005

accumulate
人間の叡智の積み重ね、たんたんとした職人仕事の積み重ねが、煤を墨にした。染めてるときや織ってるときは別にそんなこと意識しない。欲しい色を得る、欲しい形にする。それだけだ。でもやっぱりそれはそこにある。

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Thursday, 14 July 2005

jikan
糸を染めているときから、そういう予感はあったのだけど、墨染めっていうのは、時間の蓄積が現れるなあと布にしてみて改めて思う。いわゆる草木染は、一瞬の命を写しとる感じがする。それに対して墨染めは、たんたんとたんたんと積み重なった深い深い時を感じる。

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Wednesday, 13 July 2005

ふぁーーぁぁぁぁぁあああ、今日の19時50分に、墨染め九寸名古屋帯、一本織り上げた。さっき水元(湯通し)したとこ。ヘロヘロだー。一日で「手」の部分、全部織った。最速新記録かも。「地」とはいえ。ヘロヘロ。レロレロ。タリラリラーー。フヌケ化してます。肩で息してるし。。
あ、タイコとか、前帯とか手が込んだ部分は、1日1尺くらいです。
さあ、もう一本!

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Tuesday, 12 July 2005

ロンドンの地下鉄に乗っていたら、向かいの席に、仕立てのいいスーツを着た、できる女タイプの、ブロンド美人が腰を掛けた。やにわに、ひざに乗せたアタッシュケースをカパッとあけると、りんごを取り出し、表面を手でなでると、そのままシャリっと丸かじりした。
日本でも、今でこそ車内でものを食べるのははやりだが(?)、その頃はゴハットで、私は目を丸くして、でもその意外性がいいなって見てた。
イギリスのりんごは桃とスモモの間くらいの大きさで、ちょっと何か食べたいときにちょうどいい。緑のが好きだったなぁ。

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Monday, 11 July 2005

もう16年近くも前、私はロンドンにいた。(ハイ、献血できません)都会は苦手だと思っていたから、ほんのちょっとの滞在で北へ向かった。まだソ連が存在してたし、湾岸戦争の直前だった。
地下鉄を降りて階段を上っている途中、ティーンエイジの女の子が途方にくれた様子で座り込んでた。通りかかったジェントルマンが自然に話しかけると、とたんに彼女の表情がくずれた。
あれはどこの駅だったろう。シティの近くだったような気がする。

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Saturday, 09 July 2005

大谷口の水道タンクは、野方のそれとほぼ同時代、昭和6年の竣工らしい。それが今、壊されている。何もできなかったなぁと思っていたらふと気付いた。うちのおばあちゃんより若いぢゃん!祖母は今年、卆寿だから、水道タンクができたときは16歳!いい娘さんである。あの威風堂々としたコンクリートの塊が、祖母より若い!おばあちゃん、すごい!!その頃もう東京に来てた?恵比寿に住んでた頃?おじいちゃんにはもう出会ってた?きゃー、すごい!

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Friday, 08 July 2005

暮れ方、ふと思いついて外に出た。バス通りを通らずに、「こっちのはずだ」って感覚だけで住宅街を闇雲に歩く。「もしかしてあれか?」ずいぶん遠くから、崩れ落ちる要塞のようなコンクリートの半円塔が見えた。緑の中にあったような気がしていたんだけど、殺風景な空間の中にその造形物はかろうじて立っていた。濃いグレーの空が広く見えた。ベルリンの壁もこんな感じだったか?未来少年コナンのインダストリアみたいなんだけど。

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Thursday, 07 July 2005

3sun4bu
ご注文いただいて織った墨染めの帯。今日、初お披露目だったとのこと、メールをいただく。着物ともぴったり合って、柄の位置もご指定通りで、あーーーーー!よかったぁぁぁぁぁぁーーー!
ご注文は難しい点も多いけど、すごくやりがいがある仕事だ。なんと言っても反応がダイレクト。胃が痛くなるほど緊張もするけど、喜んでいただけたときの気持ちはサイコー!ああ、こんな私ですが、ちょっとは役に立つのだなあ。。。ジーン。。

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Wednesday, 06 July 2005

通院している目医者さんは、小さな町医者なんだけど、異様にナースの数が多い。7人くらいいる。もちろん滞留してる患者の数より多い。その上こぞって美人揃い。きれいなもの好きの私は毎度、ふぁーとながめてしまう。あー、いまどきの髪の色ってこんな感じ?この夏のメイクって?って市場調査もしてしまう。

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Monday, 04 July 2005

先日暗闇の中で庭仕事をしていたら、するどい葉っぱで目を突いた(←バカ?)。で、目医者通いなんだけど、充血が取れないのだ。竪型顕微鏡みたいなので真っ赤な右目を診ながら、「薬、効かないですな~」って言ってたドクターがふと左目に焦点を合わせて、「きれいな目ですね。」って。ちょっとうれしかった。頼りの目なのだ。何でも見るよ。(あ、きれいなのは眼球です。造作ではありませぬ。)

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Sunday, 03 July 2005

uchikuinu
うちくい展、最終日でした。遠くにいるけど、なんだかジーン。かかわってくださった多くの方々、本当にありがとうございました。
作り手一人ではできなかったんだけど、ここで、うねりが回転し始めた。「うちくい」というシンボルの元、それぞれにとってのその先にあるものを探求する。探求の仕方はさまざま。自分のスタンスでしっかり立つこと。それがうねりを回すことになるんだと思う。

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Saturday, 02 July 2005

uchikuiri
うちくい展のもうひとつのキーワードは、「沖縄」である。お誘いいただいたとき、私は沖縄につながりないからって言ったんだけど、いや、それは気にせえへんでいいよっておっしゃっていただいた。それでも、やっぱりちょっと気になっていた。
会期終盤になってやっと納得したんだけど、やっぱ、キーワードはキーだなあと。
沖縄はたぶん、ソレが濃厚で、石垣なんて空港に降り立ったとたんビンビン感じちゃう土地なんだろうなあ。だからたくさんの作り手が吸い寄せられる。
私はひねくれ者だからあえてそこには住まないけれど(あこがれているくせに!)、作っているものの先にあるのはおんなじ。求め方が違うだけ。ここでも鍵は開くと思うから。
うちくい展では、プロセスが違ってもオッケーだよって励ましてもらったようでうれしかった。

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Friday, 01 July 2005

uchikuichi
うちくい展には、そういう作家が何人か参加しているんだけど、糸から自分で作っちゃう織手のことを、私は心底、尊敬している。憧れてるし、ちょっとコンプレックスも持っている。芭蕉(バナナ)から、苧麻(カラムシ)から、棉から、繭から。膨大な手間と時間を掛けて糸にする。
もしかして、この素材そのものが宇宙かな。昨日書いたところの。絶対という言葉があてはまる。で、私はこの時点では手ずからソレに触らないから、ものすごく焦燥感に襲われて探し回る。
ふーん。そーかーー。

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