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Wednesday, 31 May 2006

Rinkaiten
わかるか、わからないか、 できるか、できないか、越えるか、越えられないか。
結局、ふたつにひとつしかなく、グレーゾーンってのは、ありえないと。
前者だったらGOで、後者だったら、別の道を探ること。

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Tuesday, 30 May 2006

勤めていたころ、仕事で、何回か、インドネシアに行ったことがある。ジョグジャカルタにも、1度行った。いや、2度行ったか?いつだったろう?1999年くらいか?いろいろ入り混じって、くっきりとした記憶が立たない。
すだれ越しの日光が強烈で、、蓮が咲いてて、、鶏が歩いてた。気の強そうな女の子の表情がよくて、こっそり写真を撮った。
あの普通の日々。

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Monday, 29 May 2006

なんて言うか、、、 世の中の一員として生きているってことを、やっぱ、大切に考えようと思う。 ひとりよがりでなく。
地球を回しているのは、私じゃないってこと。地球は回せないけど、できることはある。参加すること。まずは気持ちだけでもいいから。
拉致、憲法、地震。


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Sunday, 28 May 2006

Karui
しっかりとした存在感があるのに、重力が無いかのように感じるものを織りたい。

写真は八寸名古屋帯。染料は、茜、矢車。
暖かい色だけど、軽い印象、軽快な帯。


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Saturday, 27 May 2006

ひと仕事終わったので、リセット。 染織家の友人、西川晴恵さんを訪ねる。
暮らしと仕事と自分と家族。しっかり、向かい合ってて、さすがだなあと思う。
海の見える階段を2段越しで駆け上がって、ヘトヘトになる。

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Thursday, 25 May 2006

私は着物や帯やショールなんかを作っているけど、いわゆる工芸といわれる分野の仕事は全て、最終の仕上げは、使い手にゆだねていると思う。
ただそれは、作り手が90%までやっておいて、後の10%をお任せするという意味では断じてなく、作り手は、100%やり切って、もちろん作り手は一人でない事が多いから、(染織の場合は、蚕を飼う人、糸を作る人、仕立てる人等)、そのみんなが、それぞれ100%やり切って、それをアンカーである使い手に渡して、そこでさらに光をそそいでもらって、昇華するんだと思う。
だから、一構成員である私は、前後の作り手に恥じないように、アンカーにピカピカにしてもらえるように、やんなくちゃあねえと思う。

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Wednesday, 24 May 2006

絹糸を扱っていて思うのは、糸を作るということが、いかに重要かということ。
蚕がはいた糸は、ものすごーく細くて、そのままでは用をなさない。着尺用の細い糸でも、蚕70頭分の糸とかなんだ。70本(7頭分を10本合わせたりするのが普通)の糸を合わせるだけじゃ使えなくて、それに撚りをかける。その撚り具合がまた問題なんだけど。
でも、糸に触るたびに思うのは、素材のままじゃ意味がないってこと。蚕がはいた糸を、人知の限りをつくして、作り変える。変身させる。何段階も何段階も作り変えて、そして、充分になったとき止める。

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Tuesday, 23 May 2006

Happy
この帯を締めてくださっている方から、メールいただきました。
「帯の力が着手を幸せにしてくれているのは間違いなく~」との過分なお言葉!ひゃっほー!そうなんです!私が作りたいのはそういう帯なんです。
それは、織り手一人で出来るものではぜんぜんなく、蚕を育てる人、糸を作る人、染めて織る私、仕立てる人、そして着る人、等々の、皆の力のぶつかり合いです。蚕を育てている方のお顔を私は知りません。でも、あなたの力が今、生きてます。

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Monday, 22 May 2006

今日、思ったんだけど、いい作品っていうのは、所属を感じさせないものだなあ。例えば、時代とか、国籍とか。それどころか、この世かあの世かもわからない気持ちになったりする。そんなものは関係ないんだなあ。全部溶けて、それが、また形になる。

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Sunday, 21 May 2006

After_the_rain
今日の東京の、午後6時頃の雨上がり、一新された澄んだ空気、そんな感じの帯なんです。そんなイメージで織ってましたが、締めていただいて、ピタッとフォーカスが合いました。最終のフォーカスは、着手にゆだねて、合わせてもらう。果報者の帯です。

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Saturday, 20 May 2006

Crisp
なかなかすっきり晴れませんので、さわやかなこの帯をアップします。
いいでしょ、いいでしょ、すてきでしょ。透明感があって、軽快で、落ち着いてて、華がある。
深い緑のお着物と、真っ白な帯締めが、帯と呼応しあって、この方の、すっきり美しい、人となりを際立たせている。
ちなみに布のときはこれです。着てくださる方に、命、吹き込んでもらった。

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Thursday, 18 May 2006

ブログをはじめて1年9ヶ月になるけど、その中で何回か、びっくりするメールをいただいた。そのいくつかは、記憶のかなたに浮遊してたのものを、ピッと点灯させ、目の前にフラッシュバックさせる。
さっき、メールボックスを開けて本当に驚いた。差出人は、小学校のとき転校してきて、私の隣に座った、賢くて、かけっこが一等早かった少年。
私、消しゴムを何回もコロンコロンと落としてたんだって!ダンゴ虫の話もしたらしい。私のダンゴ虫好きは誰にも内緒のつもりだったんだけど、話してたんだ!私は自分のことを話すのがずっと苦手で、ほとんど話さないできたと思ってたのに、ダンゴ虫の話をしてたとは!
何だか泣けてくる。遠い昔の、中途半端で不完全燃焼で、後悔ばかりの小、中、高時代だ。

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Wednesday, 17 May 2006

今織ってる帯の緯糸は、ロッグウッドで染めた紫紺と矢車で染めた銀色グレー。 綛でみると結構主張が強いが、巻くと、それが溶ける。 織るとまた出てきて、最適な経糸と交じり合って、しっくりと凝固する。 それはやがて、織り上がり、湯をくぐり、湯気をあてられ、仕立てられ、誰かに着られる。 その誰かに着られたときに、昇華するよう。

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Tuesday, 16 May 2006

昨日帰って、吊るしておいた着物をたたむ。畳紙広げて、着物を触っている時間が好きだ。この着物は自分で織って、自分で着ている一張羅。
この糸は、あそこで仕入れたんだっけな、撚りの回転数、ちょっと増やしてもらったんだっけ。染料は水道局の前のヤマモモの枝、分けてもらったんだっけ。初めてインド藍、建てたのもこの時だっけ。
仕立てていただいた方とも、懇意にしていただいてる。あの方が、一針一針、形にしてくれたんだよな。初めて袖を通したときは、放送大学の卒業式だった。
着物は時間の経過とともにあるのがいい。誰かのその時間をいっしょに作るような着物を織りたい。

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Monday, 15 May 2006

国立劇場へ、前進座のお芝居を観に。役者の色気にクラクラの私。立役もいいけど、女形もいいねえ。三味線の音にもクラクラです。女形の着物の所作に深く感服。そこにいるだけで、女っぽさが立ちのぼってくる。私も着物着て行ったんだけど、衣紋も襟も詰まり気味。これじゃあ、町娘だよ。
皇居の新緑。帰り道のコカコーラ。

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Sunday, 14 May 2006

静かな雨降りの一日、経継ぎをする。 こんな日は、糸を合わせてくるっと輪にして結んでいく、こんな作業が苦にならない。 1000本くらい結んだか。
ふと思いついてラジオの周波数を変える。

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Saturday, 13 May 2006

ずーっと心に残ってたけど、辞書でも見つからず、ぐぐってもヒットしなかった単語、「存夜気(そんやき)」。ネット上でお尋ねしたら、なんとお答えいただきました。でっかいプレゼントもらった気分!なんと出典は、孟子でした。(読まねば~~)
新たなキーワード、「平旦の気」。夜明けのちょっと前。時間でいえば午前4時頃。何かが始まるその直前。
人生における「平旦」はとっくに過ぎている私ですが、いつも自分を「平旦」の状態にリセットして、新鮮に、発見しながら、やってこうと思いました。

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Friday, 12 May 2006

整経をしている。2本連続。整経は計画と集中。あと洞察力か。事前にすみずみまで計算入れる。スパっとはまると気持ちいい仕事のひとつ。巻き取りもうまくいった。この前の糸がすごく粘ったから、今回のスムーズなこと。

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Wednesday, 10 May 2006

それを研ぎ澄ますこと。不純物、取り去って。透過させるために。何も考えなくていい。ただ聞く。まっすぐ聞く。受け取るだけでいいし、出すだけでいい。

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Tuesday, 09 May 2006

昨日観た、ブロークバック・マウンテンのことをつらつら思っていたんだけど、たった40年~20年ほど前のアメリカの話なんだけど、あれほどまでに、同性愛がフォビドンだったことに愕然とした。 いや、もっと昔の話だったり、一部のイスラムの国の話だったら、入ってきやすいんだけど。
1963年のワイオミング。アメリカ。 その国を貫く、社会状況、宗教、哲学、なにも知らないもんだ。 20年間、二人は、切なく苦しい愛に生きる。そして一人は死ぬ。1983年の設定のはず。
私は、1993年にニューヨークに行ったけど、すっごくカッコイイ男同士のカップルが手をつないで歩いてて、うらやましくて振り返ったものだ。
何があって変わっていったか、少し勉強しなくちゃね。

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Monday, 08 May 2006

レイトショーをみに、池袋の映画館へ。ブロークバック・マウンテン。
切なかった。人が生きるって、人を愛するって、どうしようもなく切ない。誰も彼もが切なくて、どうしようもない。そういうものなのだろう。
すごくよかったです。
11時ころ終わって、地下鉄二駅。最寄で降りて、深夜までやってるスーパーで、粒胡椒とピーマンとアイスクリームを買って、20世紀後半のアメリカの自然と田舎町を思いつつ、ふらふら歩いた。あたたかい夜。


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Sunday, 07 May 2006

変なカッコで本を読んでいたからか、右肩のスジが痛くて困った。こんなに痛くちゃ織れなかっただろうけど、今日は染めの日で、まあ助かった。
染めって、糸を洗うのが一番の力仕事なんです。私はこのとき、左手使い。右は水量の調節なんかの補佐。痛い右をかばえて、ギリギリセーフの日だなあ。
ちなみに私は、糸を巻くときは、右手使い。左洗い、右巻き。


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Saturday, 06 May 2006

久しぶりに人の輪に入れてもらって、楽しい時間。おいしいものをみんなで作って、みんなでいただく。料理は愛と化学だなあ。
食卓を囲むと、目の前に、群青色に沈んだ暮れ方の空がみえて、その色の変化を見つめながら、いろんな話をした。

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Friday, 05 May 2006

糸を染めるとき、その目の前の色に惑わされないこと。 それは乾いて、綛から、一本きりになる。 それは再構築されて、隣の糸や緯糸と出合って、布になる。その持っていく先を観る。
ただ、そのどの段階でも美しく、染まりきった色であること。

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Thursday, 04 May 2006

Craft_fair
先日、連番が1000を越えたことを書いたことから、ちょっとしんみり。振り返ったり。これは、2000年に松本のクラフトフェアに参加したときの写真です。連番でいうと、200から300ころ。今みると恥ずかしいです。でもあの時は精一杯だった。

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Wednesday, 03 May 2006

甘夏でマーマレードをつくる。細く切って、ジュースを搾って、水につけて3時間。あとは煮るだけ。太陽のようなオレンジ色。いい感じ!揮発系のいい匂いが充満する中、時分時となり、ごはんの準備。味噌汁つくって、納豆まぜて、めざしを焼いて、、、、、これってどうよって思いつつ。

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Tuesday, 02 May 2006

Number_1
昨日、作品数が1000を越えたって書いたら、懐かしくなって、連番を付け始めたときの写真を探しました。99年に神戸大丸百貨店のギャラリーで、ガラス作家の笠井秀郎さんと二人展をさせていただいたときのものです。いやー、緊張したなあー。今も緊張するけど、ちょっと種類の違う緊張でしたっけ。

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Monday, 01 May 2006

本日、5月1日、some origin は、創業3周年を迎えます。見切り発車のまま独立し、右往左往しておりましたが、どうにか廃業せず、転職せず、やってこれましたこと、深く深く感謝いたします。

私は作ったものに通し番号をつけているのですが、そのナンバーが1000を越えました。これは作品を発表し始めた1999年からやっているのですけど。のべ1000人のお客様に、買っていただいたということになります。その責任の重さをしっかりと受けて立とうと、思いを新たにしています。4年目の some origin 、どうかよろしくお願い申し上げます。

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