« November 2006 | Main | January 2007 »

Sunday, 31 December 2006

Oomisoka
し、し、仕事が終わらん。来年こそは、キレとヌケとグルーヴ感だ。時間を掛けることに安心しない。
今日は整経。ここでひとつの応答がある。温かい。ふっくらと軽く、つやがあって、空気を含む。

| | TrackBack (0)

Friday, 29 December 2006

染織の仕事って、四六時中糸を触っている印象かもしれないけど、実は直接ってわけではない。精練や染めているときは綛のままステンレスの棒を介して扱うし、整経のときはそれは束だし、機仕掛けや織ってるときも道具を介する。触らないほうがいい場合も多々ある。
で、一番糸を感じるのは、巻いているときです。布となる全ての糸が少なくても1回(今回は4回)、私の左手の親指と人差し指の間を通過して枠や管に巻かれる。その時私は、直接に糸の形を確認する。絹糸は決してピンとまっすぐではない。ウェーブしてて、凹凸があって、生き物だなって思う。蚕が糸を吐いたそのままの形が残ってる。この形を布にする。

| | TrackBack (2)

Wednesday, 27 December 2006

Valley
年賀状の宛名を書いていて、東京がいかに起伏に富んでいるか驚かされる。谷ばっかなんだもん。渋谷、世田谷、雪谷、祖師谷、雑司が谷、碑文谷、幡ヶ谷、市ヶ谷、千駄ヶ谷、谷中、谷原、大谷口(近所!)、、、、年に一度のお習字の日。「谷」の字だけはバッチリです。

| | TrackBack (0)

Tuesday, 26 December 2006

やっと年賀状。猪だから萩を描こうか。小さいころ母方の叔父達とよく花札をした。若い叔父達、よく付き合ってくれたなあ。でも7月の札だから季節が違うか。(ん!何で萩が7月なのって思ってたけど旧暦ね。)
萩ねえって思いながら落書きしてたら、南天に見えてきた。私が南天なんて描いたら、シャレにならない。シビアすぎ。
どんどん描いてたら、以前、ラオスのルアンプラバンの寺で観た、赤いモザイクの「生命の木」の壁画を思い出した。なんか、本当に大地からエネルギーをもらってるって感じがしたな。明日の投函を目指します。

| | TrackBack (0)

Monday, 25 December 2006

むふふー。昨日はお手製の馬肉のユッケ(松の実のアクセント)とタルタル(ピクルス、ケッパー効いてます)、ぽーっとしちゃうような赤ワイン、甘さの中の酸っぱさがいいアップルパイと塩が効いたチーズケーキをゴチになってごきげんでした。うう、食べ過ぎたか、、、おいしいもの食べて飲んで、いろいろ話してってのは幸せだ。幸せとは何だってよく思うけど、昨日の私は幸せでした♪

| | TrackBack (0)

Sunday, 24 December 2006

Winter_solstice
青空が祝日チックでいいわ、なんだかお正月っぽいヌケ感があるわって思ったら、昨日は冬至。何だったかの考え方によると、これから日が伸びていく今日が新規一新スタートの日ってことらしい。そういう始まりの日が今上陛下の誕生日ってすごいなあ~。そういえば、クリスマスも、太陽復活のお祝いなんだってね。日に当たりに外に出るのがうれしい本日。

写真は九寸名古屋帯。刷込み絣。植物染色、墨、顔料。

| | TrackBack (0)

Saturday, 23 December 2006

Directors_cut
鯵の頭で出汁をとって、具沢山のおつゆを作る。カボチャとコンニャクたっぷり入れて、カブとブロッコリ。私はこういうときはダイコンよりカブがすき。ユズの皮の千切りのせる。

写真は九寸名古屋帯。今年の作で、アップし損ねてた分、載せます。こういうの、ディレクターズカットって言う??(言わないね)

| | TrackBack (0)

Friday, 22 December 2006

2001年に、「東南アジアの匠」というユネスコ主催の染織のプロジェクトがあったんだけど、私の前職がプロデュースしていて、私はその担当者だった。前年にその一環で、タイとラオスを訪ねた。
東北タイのスリンという街から、さらに奥に奥に入った小さな村で、繭から糸を取っているところを観た。カンボウジュっていう黄色いシルク。ひいた糸を枠に巻かずに、ただダラダラとためていく。
同行した糸博士の下村輝氏が、「これはすごい。これを観ただけで、この旅の目的は果たされた」って言っていた。私は勤めながらそれなりに真剣に染織していた時期だったけど、いったい何がそこまですごいのか、いまいちピンと来ていなかった。

ここんとこ、毎日糸を巻いていて、絹糸を枠に巻くことの功罪を考える。巻けば必ず張力が掛かる。多少なりとも糸が伸びる。それは絹の特性を劣化させる。
でもやっぱり、枠に巻かないってことは考えられない。それは製糸や撚糸の段階でも。染織の段階でも。手を掛けること、時間を掛けることに溺れちゃいけないって思う。絹の特性を最大限に尊重する現代の織物を追う。

| | TrackBack (0)

Thursday, 21 December 2006

今日も一日、朝から晩まで、ずーーーーっと糸を巻いた。朝起きて、ちょっと家事、ちょっとごはん、ちょっと郵便局以外はずーーっと。大切な工程だから、極ていねいにやる。巻き方も変えた。経糸全てに意識を届ける。でもなーー、一週間も十日も、こればーーかやってると、ちょっと滅入る。私の人生これでいいの?なんて思ったり。(いいのだと言ってのけよう。)

| | TrackBack (0)

Wednesday, 20 December 2006

最近のテーマは、「ほどく」です。心も体も、思考も思想も関節も。私、固いから。ほどけるってのは、ほとけにつながるんだって。一生をかけてほどいていって、出来たら死んじゃうのかしらん。いつもあと何年現役で働けるか、あと何反織れるのか、頭の片隅に置いておこう。

| | TrackBack (0)

Tuesday, 19 December 2006

夜中に襦袢と格闘。昨日、山本さんに半衿付け、教えていただいたのだ。昨日のをお手本に夏の襦袢で復習。衿芯つけるところから。
困った。バッチリの衿芯がどれだかわからない(なぜだかうちに衿芯が3枚ある。でも山本さん推奨のはない)。針と糸のバランスが悪い。コテもないし。とっ散らかる。
格闘していて、頭がガチガチになっている自分に気付く。昨日は、心地よい満足感ある疲れだった。にこにこと自然に流れるように進んだのだけど、全てを知り抜いてる山本さんの的確なお導きの賜物だったのだ。

| | TrackBack (0)

Monday, 18 December 2006

横浜で和裁工房をされている山本秀司さんを訪ねた。ドアを開けてその空気に触れた瞬間、あ、ここイケテルって思った。出来る仕事人の仕事場って感じ。和やかながらも、ビシっと行き渡っている。全てが考えられていて、機能している。何より美しい。
山本さんの自身がそういう方で、そのお仕事がそういう仕事なんだって思った。
うれしいのは、山本さん、同世代。(私のほうがイッコ下、って自分の若さをヒケラカス。笑)この世界を面白くしてくれる方。斜陽産業といわれて久しいこの業界なんだけど、そんなこと言ったって仕方ないもんね。私たちの世代で、ひっくり返しましょう。

| | TrackBack (1)

Sunday, 17 December 2006

こんにゃく芋をゲットしたので、こんにゃくを作る。茹でて、皮むいて、ミキサーでガーッ。ゆっくり混ぜて、炭酸ナトリウム投入。今度は一気に混ぜて、固くなったら、形づくって、茹でる。
いやーー作ってて、このままでは食べられない芋を工夫して手間隙かけて食用とする。その情熱、垣間見た気がした。人間って、本当にスゴイ。
もちろん今夜は、こんにゃくのお刺身としゃぶしゃぶ。今後一週間ほど、こんにゃく三昧の我が家となるでしょう。

| | TrackBack (0)

Saturday, 16 December 2006

完全見直しサイクルのワタクシ、今日は座繰りのベルトを替えました。違うもんだ。感触も、綾振り具合も。この座繰りは10年使ってるぞ。どうして今までそこに気付かなかった?私よ。
たぶん、今までの私はそれを解っていなかった。その微妙な違いをうんぬん出来るほどの場所にいなかった。微妙で繊細な積み重ねじゃないか。遅いぞ、私!巻き返すんだ!

| | TrackBack (0)

Friday, 15 December 2006

そぼ降る夕方、お気に入りの美容室へ。一人きりでやってらっしゃる予約制。だからいつも、一対一。結構広い空間で、椅子に座って、ただぼうっと鏡を見てる。雑誌も読まないし、ほとんどしゃべらない。耳元で鳴るハサミの音を聴いているのが好きだ。

| | TrackBack (0)

Thursday, 14 December 2006

糊付け、見直し。配合も濃度も付け方も。全部見直し。思い切って変える。
なんだか、絹糸にどう糊をつけるかってことに血道をあげてる自分がおかしくなった。アホかいな。まあ、でも、たぶん、血道をあげ続けるってことが、ひとつの条件だ。

| | TrackBack (0)

Wednesday, 13 December 2006

雨上がりの明治通りを歩く。空気が洗われて、イチョウも洗われて、ああこういうの箒になるって言うのか。リブロで立ち読み。わくわくとやる気がみなぎるような夕方。

| | TrackBack (0)

Tuesday, 12 December 2006

12月もそろそろ半ばで、自転車操業自営業者といたしましては、会計ソフトをにらんで深くため息。予定通りにはなかなか行かない。ちょっと仕入れしすぎたか?糸とか道具とか、「買い」だと思えば、背丈以上に買っちゃうタイプ。いや、必要な物は必要だ。その分稼げよ。今年はあと半月ある。

| | TrackBack (0)

Monday, 11 December 2006

今取り組んでいる着尺、染めも出揃い、糊もつけて、デザイン、計算、バッチリ終わって、さあって段になって、ストップかけた。
本当にこれが今の自分の最高なのか?思い込みの最高じゃないのか?このくらいなんじゃないかなって思ってないか?こうあって欲しいとか?定めるべき点を自分勝手に設定してない????
それじゃダメです。わかってんでしょ。
はい、全部見直します。

| | TrackBack (0)

Sunday, 10 December 2006

Osamu
昨日からシクシクと胃が痛い(ただの食あたりです。←バカだね)。ひどく寒いから雨戸を閉めて、部屋の中でコートを着て、帽子をかぶって、ひっくり返って太宰治など読むと、大変陶酔できてよい。

| | TrackBack (0)

Saturday, 09 December 2006

美しさを追うとき、視点を定めること。ひとつを研ぎ澄まさせて、それから連鎖を起こす。

| | TrackBack (0)

Friday, 08 December 2006

最近の関心事は、糸をいかに確実に洗い、しぼり、均等に乾かすかってこと。ムラなく、ロスなく。洗い方も変えたし、乾かし方も変えた。もちろん、まだまだ途中だけど。こういう、最終地点では見えなくなること、それぞれガッチリ押さえる。行き渡らせる。その繰り返し。行き着くかわからないけど、行くしかない。

| | TrackBack (0)

Thursday, 07 December 2006

わー!ブログ、メンテ終了みたい。どこが改善されたかちっとも分からんけど。
寒いからレンジでチンして、たい焼き食べる。正面向き合って、チュッとキスして口から食べる。

| | TrackBack (0)

Tuesday, 05 December 2006

Whetstone
いつも包丁は砥石で自分で砥ぐんだけど、ちょっと刃こぼれがひどかったから、プロに任せた。そしたら、同じ包丁かって程、感動的に切れるようになった。料理が楽しい。自分で砥いでいたのは何だったんだ?これがプロか。

明日からメンテナンスで、ブログおやすみです。53時間の大メンテらしい。しばしの別れ!ニフティさーん、がんばってぇー!

| | TrackBack (1)

Monday, 04 December 2006

Sukiyaki
今夜はおっいしーすき焼きをゴチになったので、元気ムキムキになって、夜中にガンガン仕事がはかどりました。連れてってくれた方も、お店のご主人も、なんだかとってもオトナのオトコって感じでかっこよかったです。お金の使い方知ってる。やっぱ、働いてお金使うってのをいい。それが社会を回すんだし。そういう人に評価されるモノ作り続けよう。んで、私も稼いでピンのもの買ってやる!

| | TrackBack (0)

Sunday, 03 December 2006

Ak_1
新宿で友人と飲む。なかなかアツくて面白かった。「覚悟が出来てるかってことなんだよぉ」とか。まだまだこれからだぜよ!って、お互い飲む量食べる量は減ったなあ。
池袋まで山手線。そこから二駅、月を見ながら歩いた。いや、友人がアンチエイジングに努めろって言うからさ。途中ブックオフで、なにかいつも読まない類の本が欲しいと思って物色したが、結局、太宰治。私って冒険できないタイプかしらん?

| | TrackBack (0)

Saturday, 02 December 2006

Silk
12月になりましたね。あったかいショールの写真のせます。温まってー。

ふんわりショール風にも、くるくるマフラー風にも使えます。絹っていいよー。

| | TrackBack (0)

Friday, 01 December 2006

私のやってるようなことは、よく「手仕事」って言われたり、「手が覚える」とか言われるけど、なんだか、「手」じゃないぞって思うこの頃。もっと全体。例えば、「血」。「リンパ液」でもいいけど。「手」でやろうとすると、小さくまとまって響かない。

| | TrackBack (0)

« November 2006 | Main | January 2007 »