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Friday, 29 February 2008

うちくい展、ドキドキ初日をむかえております。

このうちくい展の、企画プロデューサー、小田令子さんの熱い思いが、サイトのWHO'S WHOに載ってる。(探して!)
曰く、「多分私は「道」をつくりたいのだと思う。」

うん、確かに小田さんは、未踏の地に道を作ってる。または踏み荒らされた道を丹念に見直し、慈しみ、一から作り直してらっしゃるように見える。鉱石を掘ってるようにも見えるなあ。

多分、私は私の道を作りながら、小田さんの道と交差して、そこからいっぱいエネルギーもらってる。
今回のうちくい展で、着尺や帯を求められた方が、それを、ご自身の道の開墾道具にしてくだされば、参加者として、うれしいって思う。

そしてそのそれぞれの道が、いつか網の目のように繋がれば、最高だ。

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始まります!第3回うちくい展「オトコゴノミ」。ユニセックスでシックな大人のための着尺の展示販売。まずは、本日、2月29日から3月3日、京都です。内々の情報によると、相当レベル高いらしい。すごいのザクザクだって!

この後、東京巡回だから、京都では半分の展示とのこと。(京都で売り切れちゃうと東京分が無くなるため。)ということは、京都の初日と東京の初日、両方行けば、全作観られる!関東人も待てない人は、京都へゴー!
私は、こっくりさわやか、おいしそうなクリーム色の着尺、出品してます!チェキッ!

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Thursday, 28 February 2008


Mumumu


この着尺は、お召しいただく方にご注文いただいて織った。やり取りの中で、ピントを合わせていく。何を望んでられるのかに集中する。それを具現化する。

糸はどうなりたいのか、染料はどう染まりたいのか、着物となったときどうなのか、着手の方はどうお召しくださるのか。それぞれ深い。こうしてみると、私ってのは無いんだな。それを落としきるのが仕事かな。

もしかして、私が作りたいもの、私が目指すもの、それこそが、自分が無になったものか。私は自分を無くしたいのか。

ふむー。まだまだなんだけど、なんか、やっぱ、これを仕事にしてよかったなって思う。

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Wednesday, 27 February 2008


For_ym


無地なんだけど、決して無地ではない。
内包するものはたっぷり。でもしゃべらない。ただあるだけ。
単調なんだけど、それは行き渡った単調さ。
そういうの、目指す所。

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青色申告、確定申告。自信満々で言うけど、貸借対照表って、一回じゃ絶ぇっ対、数字合わないねっ!今年もやっぱり、合いません。弥生会計プリントアウトして、ひとつひとつ、点検確認。ほーら、やっぱりありました。単純計算ミス、2ヶ所。やれやれ。
あーあ、やれやれだー!

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Tuesday, 26 February 2008


Oshimaki


はい、お納めしてきました、新作着尺。ずーっとずーっと頭にあった、「きれいな色」。その答えです。正解がなんなのか言い切り難い世界なのだけど、それでも精一杯、求め続けた答えです。

着尺を織るってのは、本当に難しい。毎回思うけど、あらためて思った。全力でぶつかっても、はね返されたり、スルーされたり。糸も染料も機も、素材は全てだ。一番怖いのは慣れと思い込み。だから毎回、新しく向き合う。

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Sunday, 24 February 2008

熱海で染織家の大野純子さんの仕事場におじゃましてきた。初めてじっくりお話したけど、素敵な人だー!視点が定まってるし、ぶれないし、基点が高い。仕事を着実にこなして行く技術と意識。表面じゃなく原理からの深い理解。
やー、スッキリした!こんな人が熱海で毎日織ってると思うと、私もやらずにはいられない。そしてその点と点を結んで、もっとクリアな世界を広げて行きたい。
バンバン情報交換して、私は目からウロコがポロポロです。さあつなげようって思う。

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Saturday, 23 February 2008

早起きして、熱海のMOA美術館へ。
東海道線、海が見えたとたん、目と内臓の膜がすぅっと消える。
美術館に着いて、長いエスカレーターを上がって、パアっと視界が開け、何度も何度も深呼吸。細胞が入れ換わる。
会いに来たのは、尾形光琳と尾形乾山。光琳の紅白梅図屏風も初対面です。

乾山の焼き物の、その柔らかさに引き込まれる。時代の最先端、豊かに切り開いた人だなあ。
景徳鎮やデルフトなど、外からのエッセンス、取り入れることに、まったく躊躇がない。人が欲しがるもの(=売れるもの)を作ることにけれんがない。京懐石の用の器だって感ひしひし。作風に変なこだわりがなく伸びやか。柔軟で愛らしい。
んで多作。いろいろ取り込みながら、工夫しながら、世の人に受け入れられることを意識しながら、ずぅっとリニューし続ける。

次の部屋の奥の奥に、ジャジャン、国宝紅白梅図屏風。チラと見えたとたん、わわわ。ありえない構図なのに、ものすごく自然。紅梅、白梅はごくリアルで芳香漂う。真ん中にどんと極度に意匠化された川が流れる。これまた自然。地の金箔も自然に空気だし。地面だし。すごいっす。すごいものってありえないのが当たり前に見える。日本のアートは意匠だなー。

尾形兄弟には特に感じる「意匠」という言葉。屏風や掛け軸、手紙、器、、、、衣食住、みんなみんな意匠だもんねーっ。お芸術みたいなアートのためのアートでなくて、日々の営みを豊かにするアート。それは意匠を研ぎ澄ませていくことか?これって日本美術の真髄か?

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ひと仕事、終わった。おととい織り上げ、昨日湯通し、今日湯のし。
湯のし屋さんから帰って、検反。写真撮り。そして、押し巻き。空中でひょいひょいって巻くんじゃなくて、硬い床において、手を添えて、きっちり巻いて行く。
私はこの押し巻きの工程、すごく緊張する。この着尺もお話いただいてそろそろ一年になる。この着尺が私のこの一年だ。
そしてこれからの年月は託します。どういう状態で託すか、ここでドーンと問われるのです。

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Friday, 22 February 2008

一衣舎さんへ。春展に向けて織る着尺の相談。すっきりした明るさと躍動感。イキイキした着物を織ろう。

一衣舎さんの春展、今年は4月11日から14日、自由が丘の大塚文庫です。何だか力が結集して、すっごく満ちてる展示会になりそうです。その一端を担う一反。(ホントは二反)力を込めて織らせていただきます。

一衣舎さんは、もうすぐ名古屋で展示会です。私の帯も一本お供させていただきます。なか志まやさんとの二人展。可能な方はぜひ!

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Thursday, 21 February 2008

自分の直感を正しいと言い切るために、常に謙虚に手を尽くす。思い込みじゃなく。

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Wednesday, 20 February 2008

知り尽くすことで、余裕が生まれる。的確な一手が打てる。だから本質をしっかり観て、知る。なんでも。

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Tuesday, 19 February 2008

この何ヶ月か、毎晩お風呂に入る前に、体重計に乗ってるけど、体重より、体脂肪より、BMIより、基礎代謝より、骨格筋率より、何よりかにより、一番注目しちゃうのは、やっぱ、体年齢なんだよね~~~。
んで、さっき乗ったら、ななななんと!!!29歳だった!ラララ~~~
って、実はコレ、お風呂前に量り忘れて、入浴直後だったから、ズルっこなんだけど。それでも!ラララ~~♪
(すぐ数字に踊らされる安直なタイプです)

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Monday, 18 February 2008

Marathon


用があって昼前の銀座へちょこっと。地下鉄降りたら、おまわりさんがいっぱい。何事!地上に出たら、人がたくさん走ってる!マラソンだった。
青空で、マラソンで、人がいっぱいで、道路横断できないから、地下にもぐったり、また出たり。4丁目から新橋寄りは、人も車もガラガラだったり。
何だか非日常。自分は日常なのに、ポンっと非日常に放り込まれ、ふわふわっと漂って、シュークリームをひとつ買って、ささっと日常に帰る。
さあ、もう少し!さあ!

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Sunday, 17 February 2008


Productivity


何年も記録をつけながら織ってるけど、その間いろいろ工夫したり、手順を変えたりしてるけど、実際の、織ることそのもののスピードは上がっていない。布のクオリティーはちょっとずつでも上がってるつもり。でもスピードは上がらない。
これはもしかして、コレが適正スピードってこと???むむ、そうか?こういう仕事は何が正しいか判断が難しい。その上その「正しさ」は日々変わる。むうー。
もしコレが適正スピードなら、生産性を上げていくことが、ものすごく難しい。この生産性で利潤を生み出し、自分が生きて行く。覚めた目で観なくちゃね。

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Saturday, 16 February 2008

夜、横浜へ。友人に付き合うみたいな格好だったんだけど、実は私が付き合ってもらったんだなあ。
飲まない人なのに、こっちは遠慮なしに飲んで、(実は飲みたかった!)、いっぱい話して、リラックスして、楽しかった。
友人つーのは有難いなー。肌身に染みます。

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Thursday, 14 February 2008


Valentine


夜寝るとき、朝起きるとき、天井に吊っている棒に掛けてる真綿の絹糸が目に入る。今織ってる着尺の緯糸。薄ーーーいレモンイエローで輝くばかり。とてもきれいだ。
作業中に観るより、こうしてみる方がきれい。ただただきれい。
この糸が一綛一綛、減っていく。一日に一綛ちょっとのペースで減る。雪がとけて春になる。

写真は経継ぎ風景、上から見た図。ハッピーバレンタインheart

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Wednesday, 13 February 2008


Kotukotu


さっきお風呂に入っていたら、北風が音をたて、ゴォーっと吹きすさぶ。ひゃあー、アパート飛ばされちゃったらどないしょ、自然は怖いで~ってぬくぬくしながら心配する。
窓の向こうを、ヒールをコツコツ、カツカツ、2,3人の女子の楽しそうな若い声が通り過ぎる。
やー、彼女ら、強いな。見習わな。

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Tuesday, 12 February 2008


Dokidoki


糸を扱っていて、ふとした拍子に、ドキッとすることがある。こんなに美しかったのか!
私の織った布を観たどなたかが、ドキッとすることがありますように。

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Monday, 11 February 2008

Yuki


雪道とか氷結した道とか、全くもって、全然ちっとも歩きなれてないので、ものすごく緊張して、集中して歩く。雪のおかげで、いつも使わない能力がぴくっと動く。(すぐ逃げ帰るから、ちょっとだけだけど)
うちの庭(と呼んでる小さな土がある空間)に積もった雪が融けて、しっとりしみこむ。近くの立体駐車場の2階に積もった雪が融け、青空なのに、大粒の雨。
雪が降った後、台風が去った後、お正月。何だかみんな、浄化作用。

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Sunday, 10 February 2008


No_nou


この前書いたことを読んだ方に、「ヨシダさんは枯れないよ。ブログ読んでりゃわかるよ。コンコンと続いてるじゃん」って。えっ、そう?コンコン?

うーん、そうねー。実はブログは全く苦じゃない。(ってそれは大したこと書いてないからですねっ!)織ることも苦ではない。楽でもないけど。普通のことというか、、、

「苦ではない」のに、なぜ「怖い」のか。それは思考が、そう思い込んでるんですね!いけません。脳で織らずに、体で織ろう。

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Saturday, 09 February 2008


Seisei_kanto


上野広小路で宴席。春とは名のみ。コートにマフラー、北風がしみる。
同級生達と久しぶり。やー、たのしっす!5日間くらい禁酒してたけど、ひと口飲んだら、ふっ飛びましたっ!キャピー!でも二日酔いできないのでビールのみ。その辺調整上手なお年頃です。

連絡来たとき、「いく~」って返事したものの、2,3日前から、ノルマ少々遅れ気味。おい、ダイジョブかっ。んでも大車輪で回して、カタつけて駆けつける。
たぶん私などよりずっとタイトな状況のみんなも、どうにか折り合いつけてんだよね。久しぶりに変わらない人たちに会えてよかったです。

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Friday, 08 February 2008


Pure


ピュアなんだけど、それは幼いって意味じゃ全くない。押さえるけど、控えめってことじゃなく。ピュアであるには、技術と覚悟がいるのだなー。老練かつピュア、目標かも。
これから織りたい着尺の話です。

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Wednesday, 06 February 2008

1nen


これは経継ぎ風景。きれいでしょ。この糸、例のこの糸です。

この糸、託されて、今日で丸一年だっ!わああ、、、、この一年、この糸で、着尺と帯を織ってきた。無言で試されてきた。全力で答えて来たつもり。それが及第だったかどうかは、お召しの方が出してくださる。
糸を精一杯、開かせることが出来たかどうか。

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Tuesday, 05 February 2008

博物館に行ったり、図録を見ると、いつも励まされる。それは、「作ることは人間の本能だな」って思えるから。
だって、こんな大昔から、人は創り続けてる。それも全身全霊で。それも生存には直接関係ことに、こんなに必死で!縄文土器のあの模様。埴輪だって銅鐸だって、意思じゃないね、本能だねって思う。

創ることを仕事にして出し続けていると、「いつか枯れきってしまうのではないか」って、怖くなることがある。でもそんなとき、太古からの創造の波に乗ればいいんだって、そういう自分になればいいんだって、思う。

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千葉の歴史民俗博物館の大型図録本を見ていて、ふと思った。昔(江戸より前かな)のモノは、個人所有じゃないんだね。茶碗でも硯でも、衣装でも、飾り物でも、武器も供物も、その時はその人のものでも、それは受け継がれることが前提みたい。だからその時その人も、そのモノを愛すけど「我」は入れない。もちろん作る側もそう。育ち方が愛情いっぱい、でもサッパリって感じした。

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Monday, 04 February 2008


Hy


ここんとこずっとアップしてた、赤いショール、これでひと段落といたします。

これ、去年の春にある方に、「ミホコさんに織ってもらいたい」ってお話いただいたのが、スタートポイント。以来ずっと頭に置きながらも、いろいろ先約があって、なかなか取り掛かれなかったし、取り掛かってからも、観えたものに合わせるのに時間使ってしまい、ずいぶんお待たせしてしまいました。
数回ガッツリやり取りした中で、「この方はご自分の世界観がしっかり観えてる方だなあ」ってつくづく感服してました。その観る力、分けてもらいながら、織りました。

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Sunday, 03 February 2008

この前お花をいただいたので、部屋の中が瑞々しい。キリッと生気に満ちている。それで長持ちさせようと、ここんとこ暖房控えめにしてたんだけど、もうダメ。ぬくぬくに戻してしまった~。開ききった花、根性なしの私。。。。

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Saturday, 02 February 2008

またまた不思議なおかしすぎる三人組。小学校のときの親友と中学のときの先輩。怪しい中年男女、三茶に集う。楽しかったんだけど、よーく考えれば、彼女は九州ではできない手術のための上京で、先輩は仕事帰り(それも謝罪帰り!)に駆けつけて、私といえば、この日までに終えるぞってノルマをやっとやっとで終えての参戦。まあそれでも会えるってのが無茶苦茶うれしく楽しいのだ。

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