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Sunday, 14 March 2010

Surikomigasuri

本日は少々技法の話。
この経(たて)のライン、これはすり込み絣っていう方法で染めています。着物の構成図をもとに、ねらいを定めて、染料、または顔料を刷毛ですり込み、緯糸を入れてから、蒸しとアイロン固着で定着してます。
この写真の場合は、左の緑のラインが顔料、真ん中のピンクは植物染料(ラックダイのアルミ媒染)、右のグレーは墨に顔料の白をまぜています。ここには写ってないけど、黄色も染めてまして、それは植物染料、フクギのアルミ媒染です。(あ、写真あった。下に載せます。)
この技法は従来の織の枠を取っ払う画期的なものです。が、下手すると逆効果の怖れもあり、勝負を掛けるつもりでのぞんでます。

すり込み絣は昔から世界中でなされている技法ですが(色素をすり込み、後から熱を加えて定着させる)、私が取ってる方法は昔ながらではありません。昔ながらのすり込み絣では、こういう自由自在さは困難です。私がそれをこなせているのは、染色家の仁平幸春さんに教えていただいたからです。技法だけでなく、いろいろな可能性やその開かせ方など、教えていただきました。感謝します。

Fukugi

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