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Sunday, 29 April 2012

今日は一衣舎展に行ってきました。私の織った着物と帯でお出でいただいた方々を撮影するという一大事があり、今も感無量状態が続いているのですが、今は、一衣舎展のことを。

いやーー、一衣舎展は、やっぱりすばらしいです。毎回楽しみにお出かけくださるファンの気持ち分かります。だって出品者たちの切磋琢磨、成長、迷い、そういうものが、つぶさに見えるから。「わ、この人がんばってるなあ」「お、切り口かえたな」とかとか。ゆっくりの成長もきっと見ててくださる。
「よし、私もがんばるぞ」「エンジン燃やし続けるぞ」って思うのは、一衣舎展のおかげです。
で、じーんとしたのは、こうやって、作り手は、育てていただいているんだってこと。決して自分だけは作れない。一衣舎展は、「着る人、織る人、仕立てる人」の出会いの場であり、エールを交換する場所なんだ。

一衣舎春展は明日、16時まで!会場の地図はこちら。ぜひ!

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Saturday, 28 April 2012

一衣舎春展、絶賛開催中!私は明日うかがいます。この会は、作り手にとって、本当に勉強になります。それぞれの作り手が、それぞれにチャレンジを繰り返した、その成果が並んでます。じーっと観ると、その苦悩の後と汗と涙が見えるのです!(大げさ)

明日、私を見かけた方、ぜひお声をかけて下さいね。11時半ころから2時半くらいまで滞在予定です。

それから、もし私の織った着物や帯をお持ちの方、ぜひお召してお出かけいただけませんか?お写真撮らせていただきたいのです。どうかよろしくお願いいたします。


一衣舎春展
4月27日(金)〜30(月) 11:00〜18:00(最終日は16時まで)
会場の地図はこちら

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Friday, 27 April 2012

今週月曜の朝7時、ラジオのニュースを聞いて、なんだか気が抜けた。腰がくだけた。さあ一週間が始まるぞってそのタイミング、NHKのトップニュース、「トキの卵がかえった」って。野生に戻してはじめてだそう。「日本は平和だわーー」。
その日はそれきり、ラジオをつけず、ネットのニュースも見なかった。
次の日になり、ネットを見たら、京都亀岡って言葉が目につく。何?ニュースを見て愕然とした。そうだったんだ。トキのニュースを聞いた直後くらいだ。

昨日だったか、トキがまたニュースになってた。親鳥がヒナをカラスから守ったと。ヘイ!ウェルカムバック!トキ!ベイビーひな!
全国ニュースで言うことかって思いながらも、平和なニュースを聞けてうれしかった。

それなのに、今朝また辛い繰り返し。

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Thursday, 26 April 2012

今日は、着尺、5尺5寸9分織った。ヘトヘトだ。ヘトヘトすぎてご飯が作れず腹へった。(うちはクラッカーなど簡易に食べられるもの、置かないのだ。すぐ食べ尽しちゃうから)
このあたりが限界か?熊本弁で言うところの「かんなし」の領域。適量知らず、加減知らずって意味。そうなのです。かんなしに織ってます。

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Tuesday, 24 April 2012

今年も「一衣舎春展」の季節がやってきます。世田谷区北烏山の寺町の、広く清々しい妙壽寺の、鍋島客殿って古くてすってきなの建物で(何と!区指定文化財!)(ガラスがいいのだ、ゆがんでて)、一衣舎の木村幸夫さんの、「上質な布、着易い寸法、丁寧な仕立」の世界が繰り広げられます。私の着尺と帯も、出品させていただきます。ぜひお出かけ下さい。

一衣舎春展
4月27日(金)〜30(月) 11:00〜18:00(最終日は16時まで)
会場の地図はこちら。私は、29日の11時半頃から2時半頃まで会場内にいます。お声をかけてくださいね。

そして!!!折り入ってお願いがあるのですが、私の織った着物や帯をお持ちの方、もしもよかったら、お召しでお越しいただき、写真を撮らせていただけませんか?29日の日曜日、ご都合つきませんか?どうかよろしくお願いします。

○撮影はカメラマンをお願いしてます。
○撮った写真は、このブログやほか紙媒体などに使わせていただきたい場合がありますが、そのときは一件毎にお尋ねします。もちろん掲載はNGでもかまいません。OKだけど、お顔はぼかしを、、、などご希望に添います。
○写真のデータは後日、メール添付かCD-Rで、差し上げます。
○じゃあ29日にヨシダ作着物で(帯で)出掛けてもいいよって寛大な方、よかったら、メールください。時間もだいたいで教えていただければありがたいです。予定としては、11:30ごろから14:30くらいのつもりでいますが、この時間を外れてもオッケーです。

以上、ひらによろしくお願いします。

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Monday, 23 April 2012

今織っている着尺は、なるべく何も考えないで、無作為を目指している。といっても計算は入れざるを得ないから、無作為の作為。(ん?作為の無作為???)
お召しになるとき、ふーっと力が抜けるような、日常のいろいろを脱ぎ捨てられるような、、、。がんばらない着物をがんばって作ってます。(矛盾があるのが人生よね!)

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Saturday, 21 April 2012

「森康次 日本刺繍展」のギャラリートークに、銀座もとじさんに伺いました。美しく清々しく、動きがある刺繍で、縫いってすごいと思いました。トークもとっても面白かったです!形にしないと始まらないと60枚もスケッチを用意されたとか、色を使えば使うほどバランスが難しくなるとか、テーマが決まったら幅広く取材をするとか、深くうなずくお話たくさん。お弟子さんがとても美しい方で声をかけていただいてうれしいと思ってたら、森先生にもお目文字かない、お話できて大光栄。はい!作り続けます!!

その後、シャネルのホールで、NAOKI写真展。不思議な存在感があった。
そのまた後は、ミキモトホールで、薔薇の模様の着物、帯。明治から昭和初期の。子供用のとか、12歳くらいの娘さん用のとか、人生のその一瞬を包むかけがえのない着物。愛おしいと思った。

そのまたまた後は、伝統工芸展の東日本部を観に、日本橋三越へ。さすがの力作ぞろい。完成度高くさすがです。が!ちょっと「?」と思ったのは、ポスターです。このページのトップの2点が載ってるのだけど、なんでこんな既にチョー有名なお二人を載せるの?今回の受賞の作品載せて広くお披露目すればいいのに!

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Friday, 20 April 2012

昨晩は着物でお出かけでした。夕方、いそいそと着付けをはじめる。ひもや伊達締め、お端折の中に手を入れて、あっち引っぱりこっち引っぱり、、、こしらえが出来上がっていく。すっきり決まる瞬間がある。お出かけのわくわくと相まる。準備の時間ていいなあ。

うちを出たのが6時頃で、この時間に都心向きの上り電車に乗ると、なんだかこれからご出勤のお姉さんのようだなんて思ったり。紬の着物でそれはありませんね。ほぼスッピンで色気ないしね。

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Thursday, 19 April 2012

新しい着尺を織り始めた。なかなか快調なスタートだ。と思ったのだけど、本当に快調か?今日は5尺織った。緯糸は一寸に84本くらいだ。ということは、今日、私は、4200回、杼を投げたってことだ。4200回、これはどういう数字だ?オッケーなのか?そして何より、その4200回、本当に的確に糸を入れられたのか?美しく、伸びやかに、入れられたのか?

写真は、私が住んでる集合住宅の共有部分に干されているビニール傘。

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Tuesday, 17 April 2012

昨晩は、北鎌倉のビンハウスにおじゃましました。インドネシアからビンハウススタッフのワティもきてるというので。ワティとはなんと10年ぶりの再会!変わってなーい!下手な英語でワイワイ盛り上がる。(下手なのは私だけです)勤めてた頃のご縁ってありがたいね。

ここ北鎌倉の BIN house showroom さやん で、5月末に開催される展示会に出品します。私は着物と帯を出品します。モリモリ制作中です。どうか楽しみにお出かけください。

和けいこ展 更紗の繋ぐ和の世界
5月25日(金)〜31日(木) 11:00〜17:00
〈出品者〉 
鈴木真由美 (泥の灯り) 燭台 
三原佳子 (日本刺繍露草) 刺繍帯更紗帯
河野祥子 (WHITE PIEGON) Waドレス
吉田美保子 (ソメオリ・ヨシダ) 澄み色きもの

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Monday, 16 April 2012

どんなとこに住んでるの?にお答えするシリーズ第二弾。
仕事場兼住まいの通路。正面に傘が干してありますね。
iPhoneで写真とるのが、楽しくなってきました。

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Sunday, 15 April 2012

近所
どういう所に住んでるの?ってたまに聞かれるけど、こんなとこです。
神奈川県大和市中央林間。

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Saturday, 14 April 2012

昨日はなんと、表参道で髪を切った。アーバンエリアの美容室なんて、えーっと25年ぶりぐらい。四半世紀ぶり!(むかーし上京したてのころ無理して行ってた)
伺ったのは、BANGS さん。よかったよ〜。オトナカワイくなった気分。(自分で言うのもなんですが、、、)るるる〜

ごきげんさんで足取り軽く、青山八木さんに伺いました。勝山健史展を拝見しに。すごみのある展示会でした。さすが、すべてを知り抜いてるって感じ。敬服です。(八木さんでの展示会は、本日14日まで)

さーっと帰って染めの続き。さあ、がんばろう!

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Friday, 13 April 2012

お昼に、鮭と芹のまぜご飯。ビッグヘルプerikoさんが来てくれてたこともあり、春の膳。
これは春のとっておき。パーッと食卓が明るくなる。むかーし、母にせがんでよく作ってもらった。
作るのチョー簡単。白いご飯を炊いて、鮭を焼いてほぐして、芹をさっと熱湯くぐらせて細かく刻んでまぜるだけ!白地に赤と緑。きれいです。これにかき玉汁を添えるともっといいけど、ああ卵がない。

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Thursday, 12 April 2012

夕方遅くに、ちょっと花見に出る。すでに小雨は降り始めている。ビニール傘をさして、今夜散ってしまいそうな桜をめざして。中学校の脇、公園の坂、工場の稼働音がまだ聞こえる。まっくらになる頃、濡れて帰りつく。

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Wednesday, 11 April 2012

糸を染めている。染めている時って何だって出来るって錯覚する。不可能は無いって気がする。実際は出来ることはホンのちょっとで、そのホンのちょっとをつかむのに、七転八倒するのだけど。
染めのタンクふたつに、お湯が沸いている状態が続いて、うち中の湿度が上がる。私はこの湿度嫌いじゃないのだけど、きっと、着物とかにはよくないね。虫干しせねば。商品は桐の箱にしまってるけど、私物はプラケース〜。

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Tuesday, 10 April 2012

大切な友人の、大切なご伴侶の訃報。一度お会いしただけだけど、すごくシンパシィ感じてた。素敵な大人のカップルだった。訃報を受けても、式に駆けつけるにはあまりにも遠い。とりあえず日常をこなす。病院に行ったら、ドクターに、そのお亡くなりになった方の面影を見つけた。温厚でまっすぐそうな。友人の悲しみを思う。帰って弔電。

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Sunday, 08 April 2012

誕生日だったので、ご褒美と言うわけでもないが、昨日と今日は、よく寝た。本寝(?)と二度寝と昼寝。
それからすごいなって思ったのが、ユニクロ。おとといの朝、ユニクロオンラインから、「HAPPY BIRTHDAY!」ってメールがきて、5000円以上の買い物で1000円引きのクーポンをプレゼントくださると。一瞥くれてただけだったけど、夜になって手持ち無沙汰になって、ついオンラインストアふらふら。ついつい5000円以上の計算をしながらログイン。ブラトップ3枚ポチる。そしたら、誕生日に合わせたように今朝届いた。合わせてるのかな。そういうこと?

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Friday, 06 April 2012

ひとつ織り終わった。仕上げと、観察、反省、片付け。オッケーだけど、これを越すにはどうすればいいのか、糸口が見つけられない。それが苦しい。観方が足りない。

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Thursday, 05 April 2012

今日は普通の日であった。何事もおこらず、ただせっせと仕事をした。計画どおりの進み具合。
午前と午後に、ちょっとだけ外出。桜の開花を探しつつ。一回目はメール便を出しに。2回目は銀行に。ものすごく高ーい糸代を振り込んだが、還付金が戻ってて、ちょっとホッ。
お昼はおそばをゆでて、夜はパスタをゆでた。麺類が食べたいって訳でもなく、食べちゃわないと賞味期限が切れそうだって理由。だから2回とも量が多すぎ。

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Wednesday, 04 April 2012

雨と風がすさまじかった。居職なので支障はないのだが、なんだかずっと不安だった。
ここ4、5年くらい、日本の自然、厳しすぎないか?夏の暑さも冬の寒さも。風も雨も。大地の揺れも襲う大波も。もっと前はこんなに辛いこと、しょっちゅうは無かったよね?
ずーっと昔、絵本か漫画で読んだ、荒れ狂ってる龍神さまを思い出した。紙芝居だったかな?今日もし桜が吹き飛んでいたとしたら、さぞ絵になったね。紙芝居を一枚めくる。

筋書きは明るい方へ。そんな紙芝居を作りましょう。

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Tuesday, 03 April 2012

「ゆてきてんもくみた?」
「?」
先日、サントリー美術館に「東洋陶磁の美」展を見に行ったときのこと、それなりに堪能してロッカーで荷物を出して帰ろうとしていたとき、隣のロッカーに荷物を入れようとしていた男性に声をかけられた。

「ゆてきてんもくだよ」
「は?」(私の心の声)→(何語だろう?さすが六本木、グローバルワイドだわ。ロッカーの使い方分からないのかな?)
「ゆてきてんもく見ましたかって聞いてるの」
「は?ゆてきてん?」(あ、日本語だ。でも分からない。北の方の方言かな)

このあたりでやっとやっと、出品作のひとつを見たかと聞いていらっしゃるということが分かった。しかし恥ずかしいことに、それがどの作品なのかまったく分からない。

「見てないのー!それじゃ来た意味ないよ。もう一回みて行きなよ」
「え、でももう出ちゃったし」

入り口のお姉さんに交渉してくれ、再入場はたした私を連れて、その方は場内をドンドン進み、ひとつのピカピカ光る小さな黒い茶碗が入ったケースの前で足を止められた。

「これが、油滴天目茶碗だよ。」

さっきはチラって見ただけ通り過ぎちゃった茶碗だ。その方はルーペを貸してくださった。
「宇宙が見えるよ」と。

水に油の膜がはっているように見えるから、油滴天目というらしい。ルーペをガラスケースにピタッと付けてピントを合わせる。なるほど、まさに銀河系だ。どこまでも広がっている。観るほどに、うわーうわー。見ても見ても見ても見ても引き込まれる。これぞ完璧だとぞくっとした。

ルーペをお返ししてからも観る観る。ここに宇宙があったんだなー。さっきは気づかなかった。恥ずかしいけど事実です。
宇宙の存在を教えてくれたこの方は神?やや、宇宙が神なら、神は茶碗ね。じゃあエンジェルかな?

エンジェルのおじさま、どうもありがとうございました。進む方向迷った時に、「ゆてきてん」思い出します。


*画像をご覧になりたい方は、ここのページの左下の「キーワード検索」に「油滴天目」と入れて、GO>>すると右上に出るので、そこをクリックすると詳細観られます。なんでこの詳細ページに直接リンクできないのかが謎ですわ。
*サントリー美術館での「東洋陶磁の美」展は、終了しています。

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Monday, 02 April 2012

Congratulations_to_ms_hs_2

いただいたメールだけ載せるのも申し訳ないような気がしますので、下に私がお着物に添えてお客様にお渡ししたお手紙も転載しますね。

写真は、仮絵羽が上がってきてチェックする私。モロ仕事着ですね。毎日ほぼ同じ格好です。色気ないなー。色気の全ては作品に注ぎ込んでるつもり。くめども尽きぬ色気でありたいが。

以下、お手紙です。


Continue reading "Congratulations 5 "

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Sunday, 01 April 2012

Congratulations4

またまたお客様から感動のメール、いただきました。涙なしには読めません。幸せです。だから続けられるって思う。
2通目のメール、掲載させていただきますね。きれいな澄んだ文章、ご本人さまを彷彿とさせます。ありがとうございます。
あ、お願いですから「先生」って呼ばないで〜。ヨシダさんか、または、ミホコチャンでもよござんす。


「私のメールの一文を使っていただけるとのこと、とても光栄(!)に思っております。
心に感じたことそのままで、なんの誇張もありません。
私はもっと多くの方に先生の美しい作品を知っていただきたいと願っております。
様々な技法や目を見張るようなデザインの数々、そして私のきもののような静かで澄んだ美しさ。
先生の中にはまだまだ多くの引き出しがあり、そこには様々な形の美が眠っているのだと思います。
そこからどのようなものが誕生するのか、とてもわくわくしています。
どうかこれからも、私たちを驚かせて下さいませ。
今年はめまぐるしいといった感じの気候です。体調など崩されませんようお過ごし下さいませ。」


写真は今回の作品に使った糸一覧。糸を貼った台紙の上にはトレペをかけて、糸の種類や染料のことなど書いています。


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Congratulations3

このお着物のご注文主さまから、メールをいただきました。身に余る光栄。感動というか、、、生きててよかったというか、、、一挙に報われたというか、、、そう言う感じです。
ありがとうございました。ご承諾いただきましたので、転載させていただきます。

「昨日、お願いしておりましたおきものを、拝見し、改めてその美しさに打たれました。
糸の輝き、澄み切った青、ほのかなピンク。まるで北の遠い国の夜明けの光景を見るようでした。
そしてパワーに溢れた先生にお会いできたことが、なによりの喜びでした。
でも先生はだいぶ私のことを買い被っておられるのではありませんか?
とてもとても恥ずかしい思いがいたします。
次にお会いする時はぜひこのきもので、と思っております。
本当に長いことありがとうございました。
これからのご活躍を楽しみにしております。
そして、先生の大きな個展を拝見できます事、心より願っております。」

写真は納品前の最終チェック。


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