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Tuesday, 05 June 2012

Myozsan

こちらは、ご注文を受けてお作りした、単衣のお着物。自然な感じがすてきでしょ。
ご注文内容は、いろんな色が入っているけど、遠目には無地に見えなくもない単衣。好きな色は「みかん色」。
みかん色を考えるのは楽しかった。みかんには、甘さも渋さも酸っぱさも、いっぱい詰まってる。みずみずしくてビタミンいっぱい。このご注文主さまもね、お会いするのが楽しみな、いっぱい詰まった豊かな人。

実は、単衣に特化した着尺を織るのははじめてだった。おかげで、「単衣とは何か」ってこと、よく考えた。丈夫で薄くさらっと。不安感を残しちゃいけない。
丈夫な布にするのにまずは密度を上げる。織物の密度を決める筬って道具があるのだけど、それも60羽っての新調した。(60羽ってのは、1寸間に60の隙間があり、そこに2本ずつ糸を通すから、1寸に120本糸が通るってわけです)(今までは最大58羽までの密度を使ってた)納得いかず、59羽も続けて新調した。たった一羽の違いがこんなに大きいのかって思い知った。
糸も特別注文した。細目で撚りを強目に。
ご注文は、本当に勉強になる。とてもとてもありがたい。

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