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Monday, 06 August 2012

ドキュメンタリー映画「めぐる」を見てきました。予備知識は何もなく、誘ってもらったから出かけました。
それは、石井かほりさんとおっしゃる若い監督の初作品で、木版染めの着物ができるまでのドキュメンタリーでした。今日はラッキーなことに、監督さんも主人公の木版染め職人の藤本義和さんもお見えで、後でトークもありました。

木版染めとは、小さな木片に型を彫り、染料を刷毛で刷り込んで、生地にペタペタと押して行くものでした。だいたい想像はついていたけど、こんな技法の着物は見たことなかった。解説によると手間がかかりすぎて廃れて行った技法だそう。
映画を見ながら、はじめは、正直、稚拙な技法だなと思いました。でもだんだんこの技法で完成度の高い着物を作ることのすごさに魅入られました。映像がきれいで、音が心地よく、仕事の流れのたんたんとしたリズムがすーっと入ってきました。
これをやりたかったんだろうな、それをやり遂げてらっしゃるんだなと思いました。(主人公の藤本さん、監督の石井さん、お二人ともに対して、そう思いました)

本編で、藤本さんが仕事できついことは一度もない、楽しいっておっしゃっていて、そんなものかなって思ったけど、後のトークで、いろいろ受け入れ、受け止めた上での言葉だなあと思った。タイトルの「めぐる」の意味も分かったような。トークで藤本さんも、一歩踏み込むこめ、無駄なことは一切ないっておっしゃってたし。作る物と作る人は、イコールねってつくづく思った。
いい映画でした。誘ってくれてありがとう。

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