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Tuesday, 30 October 2012

先日の落語には、着物で出かけました(無謀にも)。朝から天気予報きいたら、だんだん悪くなり、夜には大雨。うーーむ。やめといた方が正解だなって思いながらも、とりあえず取り合わせを決めて半衿を付ける。まだ悩んでる。そしたら仕事関係の電話があって、少々話し込んでたら、タイムリミット。着るなら着なきゃ、間に合わない。で、着た。
雨ゴートは持ってないけど、水屋袴がある。これで裾の心配はない。草履ははやりのカレンブロッソ。上半身は傘オンリー。(いよいよ無謀)
うち出た時はごく小雨。最寄り駅降りたら降ってない。落語がはねて移動するときも小雨。おいしい中華をいただいてる時にザーザー大雨!ひぃー万事休す!って天気予報のとおりじゃん。食事終わったら、落ち着いた降り方になっていて、駅まで歩いてへっちゃらだった。うちの最寄りを降りても小雨。結局それほどぬれず、タクシーのお世話にもならず、楽しい一日でした。
今回こんなに無謀なことができたのは、ご一緒した友人たちが着物通で、とにかく行っちゃえば彼女たちが助けてくれるって他力本願全開だったこと(かたじけない&ありがとう←実際たくさん助けられました)と、たかが雨、たかが着物って思ったこと。雨だとどういうダメージなのか実感したかったこと。
今日、片付けたけど、大丈夫だった。たかが着物って言ったけど、メンテ代かかったら青くなってた。(←小心者!)

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Monday, 29 October 2012

昨日は、柳家小三治一門会に出かけました。生小三治、初めての経験です。落語にも、ちっとも通じていない私ですが、お友達に声かけてもらっていそいそと。
最寄り駅は都立大学。各停しか止まらないのに急行に乗っちゃって青くなる。中目黒でターンし、駅から競歩。足下、草履です。足が吊りそう。
がんばって歩いて間に合った。ぜいぜい言ってる私に、何か飲もうかと友が言ってくれ、じゃあビール。昼からちょっぴりのビールでいい気持ちです。
さあ開演。まずは柳家ろべえさん。次に柳家三三師匠。うまいなあ。お着物に目がいく私。やっぱり五つ紋だ。紋がついてる羽織をはおることの心意気など、ひいては落語で生きる噺家さんの決心とか生き方とかまでぼんやり思った。中入り後は、出囃子のお三味線、柳家そのじさん。三味線、色っぽいねぇ〜。
そしてお待ちかねの、小三治師匠。禁酒番屋。さすがーー。私も笑ったけど、お隣の席に、車いすに乗られたいい感じの老紳士がおられて、その方が心の底から愉快そうな笑い声を漏らされて、なんだかとても幸せだった。

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Friday, 26 October 2012

今日はビッグヘルプerikoさんが来てくれたので、堰をきったようにはかどりました。私はこのところ連日の中腰体勢での染めで、ヘトヘトモード全開だったので、いやあ本当に助かりました。2本の手が4本になり、動いてない私の頭はそのままだけど、ピキピキ動く頭脳が来てくれたのです。
自分がちょっと調子悪くても、仕事が滞らないって本当にありがたい。一人だと好調不調の波がモロでるけど、人がいると、下がった時も下がらない。

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Thursday, 25 October 2012

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エルネスト・ネトの展示会を見て、現代アート、やっぱ面白いって思った。最近、こういう参加型、体験型アートが増えてない???見に行くまでちょっと半信半疑だけど、我が身をそこに置いてみて、キューッと吸い込まれたみたいな。私は好きです。人間性の開花がアートであると思ってるし。

で、よくよく考えてみると、着物や帯ってまさに参加型で体験型のその先を行く超現代アートじゃない!(ポストコンテンポラリー?)

だって、身につけてもらって、どこにでも行けるのだよ。そしてその先々で、それぞれに花開く。お召しの方自身も、もう一つの新しい開花をするかも。
私が着物や帯をソメオリすること自体がアートでなくて、それをその方独自のコーディネートでお召しいただいて、知らない所でコミュニケートして花開くことがアートなのだ。だからアーティストは私でなく、あなただ。私はその素材を精魂込めて作っている。


写真は、「Madness is part of life(狂気は生の一部)」by エルネスト・ネト。


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Wednesday, 24 October 2012

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エルネスト・ネトのでっかい作品に靴を脱いで入る。吊り下ってるネットだからボワンボワンをバウンドする。だから必死で網にしがみつきながら、足場を探りながら歩く。バランスとれないものだから、自分の体の全能力をフル回転。ふと思い出した。これ、荒川修作の養老天命反転地に行った時の感覚に似てる。寝てたものが起きるって感じ。細胞が開くっての?こういうの好きだ。

写真は、エルネスト・ネトの作品「Madness is part of life(狂気は生の一部)」の部分。

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Tuesday, 23 October 2012

Photo

エルネスト・ネトの展示会を見に、エスパス ルイ・ヴィトン(表参道のルイ・ヴィトンの8階)に行ってきました。光がさんさんと降り注ぐ都会のビルの上、突然の異空間。鮮やかなネットが天井から吊り下ってて、下の方のネットにはゴムボールみたいのが詰まってて、その上を歩けるのだ。これは何だ?宇宙遊泳か?体の感覚が目覚める感じ。面白い。写真も自由に撮ってオッケーでした。ガラスに写ってる黒い物体が私。

エルネスト・ネト展は、2013年1月6日まで、エスパス ルイ・ヴィトンにて。

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Sunday, 21 October 2012

小倉淳史さんの展示会を拝見しに、銀座もとじさんに伺いました。辻が花、華やかで上品で、着映えしそうで素敵でした。完成度の高さがすごかった。
今日はギャラリートークで、大変おもしろいお話聞けました。技法のお話がとても詳しくて興味津々、絞りもすごいや。手順で、細い麻糸、太い麻糸、ビニール、木綿糸などで、縫って、くくって、栓もして、だから染料が的確に入って、にじみもせず、白場がとても効いてます。長い歴史があるのだけど、たゆまず刷新しておられて、尊敬の念を覚えました。
聞きにきていらっしゃるお客様方も皆さん素敵な着こなしで、勉強になります。それも大変ありがいことです。
小倉淳史「創作と伝承  現在に生きる辻が花」展は、明日21日まで、銀座もとじさんにて。

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Saturday, 20 October 2012

昨晩、「建築を彩るテキスタイル 川島織物の美と技」展に出かけまして、関連企画の講演会「川島織物 今につなぐ美と技」に参加してきました。初代川島甚兵衛と二代甚兵衛の革新と躍動のストーリーをお聞きしました。スケールがでーーっっかい。明治の日本のムーブメントと一緒に邁進してたんだなあ。大河ドラマになりそうだったよ。
ひとつ合点がいったのは、川島甚兵衛は初代も二代目も、商才もものすごく長けていてたんだなあってこと。売れるものをつくって、お金作って、世界に出て行って、どんどん次を開拓して、世界に日本を知らしめて、日本の文化を高めて行った。もっと、もっと。でかい活躍の舞台を自分で作った。まずは商品をまわすことが大事だって思った。まわってまわって、もっと大きな輪をまわす。

「建築を彩るテキスタイル展」は、INAXのLIXILギャラリーにて、11月24日まで。

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「村江菊江絵 織帯展」を拝見しに、青山八木さんにおじゃましました。かっこよかった〜!!!キリッとした清々しい帯でした。いけてるなあ。すごいや。何を表現したかったのかが帯から完全に伝わってくる。それはきっと染めと組織が完璧だから。
ご本人も会場にいらっしゃってお話もできてうれしかった。織られるものとおんなじで素晴らしい方でした。とても学ばせていただきました。とても優しくして下さった。八木さんが、「染織家のヨシダさん」ってご紹介して下さったからかな。私、がんばる。どうもありがとうございました。

村江菊絵展は、明日20日(土)まで。

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Friday, 19 October 2012

Field_of_cream

これ、昨日リンクした福岡の田中屋さんのページに写真を使っていただいた着尺です。ずいぶん前に撮った分。着尺の写真は撮るのが難しい。

着尺
「Field of Cream」フィールド オブ クリーム
きれいな澄んだ色で、すがすがしい高原のイメージを織りました。糸は、手引きの座繰り糸を中心に数種を混ぜて使っています。染めは、植物染料と酸性染料の併用です。

着映えする着物になると思います。ぜひ、一衣舎さんのブースで手に取って、鏡で合わせてみて下さいね。

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Thursday, 18 October 2012

「一衣舎」の木村さんが、福岡の薬院で行われる「きもの田中屋」さんの展示会に参加されます。私が織った作品も何点か持って行って下さいます。
「田中屋を支える人々vol.1」ってタイトル。履物の黒田商店さんと、ジャワ更紗の藤井礼子さんとご一緒です。素敵な人選だなあ。田中屋さんご夫妻もいい方なんだよなあ。なんだか、リラックスして楽しめる展示会になりそう。行ける人がうらやましい。
あっ、私の着尺の写真、使っていただいてる!やった!→ここの真ん中。ありがたい。

10月19日(金)から22日(月)までです。11:00-19:00 (最終日18:00迄) ぜひお出かけください。

    

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Wednesday, 17 October 2012

織ることと絵を描くことは、構築するという点で似ている。今織っている帯は、杼を10丁使って、色を混ぜながら織っている。経と緯がピシッと決まったとき、構築が成功したって実感がある。それをいかに連続させるか。

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Sunday, 14 October 2012

ここに引っ越してきて、3年3ヶ月になるけど、最近やっと、道具立てがそろってきた。先日ベランダに置く小さな物置と、洗面所の棚を買った。CDの置き場もやっと作った。3年かかって、やっとやっとだ。
思うに、引っ越しは景気回復にいいのではないか?私のような零細事業主も必要に迫られて、ヒヤヒヤしながらお金を使わざるを得ないのだ。それが3年続くのだ。引っ越しを推奨すれば、お金がチマタにまわらないか???それぞれの力量に応じて使うと思うよ。例えば、礼金と仲介手数料に補助金出すってどう?

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Friday, 12 October 2012

試し染めなど少量の糸を乾かすときに、ドライヤーを使う。しっかり乾かないと結果がでないし、早くやっちゃわないと仕事が滞る。使っているドライヤーは私の髪を乾かすのと併用。これ、ナノイーって髪をツヤツヤをするってうたい文句のヤツ。きっと絹糸にもいいに違いない。(?)(髪のツヤツヤは実感せず)(絹にはどうか分かりませんが、風量強く大変役にたってます)

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Wednesday, 10 October 2012

ノルマをこなすだけでやっとの日々。今日はお昼間の太陽の下、歩いてスーパーに行って気持ちよかったことと、夜に友達が電話くれて、少々長話したことがよかったことかな。がんばろう。

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Tuesday, 09 October 2012

7,115円か。まあまあじゃん!
先日、不要になった本とCDをブックマニアに買い取ってもらった。査定金額が上記。小さめの段ボールひと箱にしては、いいのではないか。本が30冊くらいとCD10枚くらい。
買い取りに出す本を選ぶ時、迷ったらパラパラめくった。これは残そうって本棚に戻した本の何冊かに同じしおりがはさまってた。西荻のほびっと村の3階にある「ナワ・プラサード」の色画用紙でつくったしおり。さすがだなあ〜。一冊一冊に捨てさせない力があるよ。セレクト力か。すごいなあ。読み直さなきゃ。


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Monday, 08 October 2012

台湾の先住民族アミ族の歌手、スミン(Suming)のライブに、吉祥寺に行ってきました。私、台湾の原住民族萌えなのです。今夜は、写真家の斎藤陽道さんと、台湾在住エッセイストの青木由香さんとのトークセッションもありました。
感じたことを一言で書くなら、見えない世界がそこにあったって感じかな。よく大切なものは目に見えない、耳に聞こえないって言うけど、そういうものがそこにあったような。ああ、これかって思ったよ。
写真家の斎藤陽道さん、今まで存じ上げなかったけど、「感動」した。えへへ、最近、「感動」ってタイトルの写真集を出されたそう。トークセッションは手話で。手話通訳の方のサポートも豊かでよかった。その表現力はあふれんばかりだなあ。

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Sunday, 07 October 2012

今、染めている。染めていて困ることは、火をつけっぱなしにするので、外に出られないと言うこと。タンク一つだったら、留め釜といって火を落として放置プレイの段に外出できるが、二つも三つも同時進行の時はなかなか出られない。かくして、天気と季節において行かれる。

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Friday, 05 October 2012

ふらふらとサイトを見ていたら、偶然、今年が「うるう月」の年で、13ヶ月あるってことを知った。うるう月って約3年に一度やってきて、月の満ち欠けと季節を調整するらしい。知識としてはなんとなく知ってたけど、今年がそうとはつゆ知らず、とてもビックリした。そして、合点がいった。そうよ、そうよね、今年は夏がひと月余計にあったんだ。だからこんなにいつまでも暑かったんだ!すごいね、昔の人の知恵は!!!
とすっかり旧暦に心酔して、よくよく読むと、3月(弥生)が2回あったんだって。がーん。新暦に直すと、3月22日から5月20日までの60日間3月だった。夏はちゃんと3ヶ月間。そっか、、(でもよく考えると暦と気温は関係ないね)
で、今年の夏の始まり、旧暦の4月(卯月)1日が新暦の5月21日。夏の終わりは、旧歴の6月(水無月)30日が新暦の8月17日。今年は文月も葉月も真夏の暑さだったよね。これはやはり地球温暖化か。これからも毎年こんなに暑いのだろうか、、、体、鍛えるしかないのかな。

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Thursday, 04 October 2012

引地礼子さんの「手織りもめんの仕事展」を拝見しに銀座に出かけてきました。
引地さんは熊本在住の染織家の大先輩。20年くらい前に一度だけお会いしたことがあります。20年前と言えば、私はやっと織りに目覚めた頃で、何がなんだか全く分かってませんでした。そんな私に、「織りをやってるなら本格派を知ってるから連れてくよ」って声をかけてくれた人がいて、ありがたく連れていってもらったのでした。分からないなりに、「この人は本物だ」って思ったの、よく覚えています。ペーペー過ぎて質問すら出来なかったと記憶してますが。
約20年、個展会場に入ってすぐはお顔が分からず、どうしたものかと思いましたが、ご挨拶するととてもよろこんでいただけました。今回はお話もたくさん出来てうれしかったです。
ひとつ大きなタペストリーが白い壁に掛かっていて、その静謐なたたずまいにやられました。木綿に植物染料ですから、色味は落ち着いているのです。柄も大柄のシンプルな経緯絣です。派手さは一切ないのに、静かな響き合いがビンビン伝わってきました。これ、現代美術館に展示される域じゃない?熊本も一等地にいい現代美術館つくったのだよ。これぞ収蔵すべき。どなたか推薦してくださーい。
実は、お買い物もしてしまった。切り売りの布。1m単位だったけど、それ以下でもいいとのことで70cm。同業者の布を買うなんて滅多なことではしませんが(できませんが)、今回はやられた。この布を見て初心に戻るのだ。

引地礼子展は、銀座煉瓦画廊にて、10月6日まで。

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Wednesday, 03 October 2012

昨日の格好は、白い麻シャツ、白いくるぶしまでのパンツ、赤い靴下だった。10月なのにちょっと清々しすぎるか?
いい布たくさん拝見して、るるるーと足取り軽く横浜駅まで戻ってきたら、赤い羽根共同募金の呼びかけが。引き寄せられて、ひとつゲット。赤い羽根を胸に刺したらぽっと小さな秋になりました。

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Tuesday, 02 October 2012

「浦野理一たてふしの布展」を拝見しに、山本きもの工房さんへ、おじゃましてきました。いい布でした。糸の存在感がすごい。しゃべりだしそうな感じ。なになに???じっと耳を澄ませてきました。
山本さんとお話できてうれしかった。山本さんは絶妙なタイミングで絶妙なアドバイスを下さる方です。今回も、最近織ってる物の話などしましたら、じゃあこれ観て行けばって、京都の80代の織り手の方が織った帯をポンと見せて下さいました。これがすごい。目玉が飛び出た。経糸が階層になっていて、平面だけど立体なのです。糸と組織を知り尽くした織り手が夢中で織ってる。それがひしひし伝わる帯でした。いやあ、日本の織りはすごいです。甘ったれたこと言っておられんって思った。

浦野理一〈たてふしの布〉展は、山本きもの工房にて、10月13日まで。

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Monday, 01 October 2012

昨日のこと。まだ雨が降る前、散歩をかねて近くのスーパーに行った。レジにはビックリするほどの長蛇の列。日曜の午後、台風の前。へえ、こんなに混むのねえ。
カゴに梨となすと豚コマ、豆腐、オレンジジュース。列に並ぶも手持ち無沙汰、iPhoneでツイッターを見ていたら、皆さん嵐の前の備えについてつぶやいてらして、ペヤングを準備したとある。ほお、ペヤング。私、カップ焼きそばはUFO派だから食べたことない。と言っても、もう20年近く食べてないけど。
ちょうと並んでた列の脇がカップ麺コーナー。あった、ペヤング!ひとつカゴに入れて、レジを済ませたら、雨が降り始めた。
台風は、この辺りを遠巻きにやり過ごしてくれた。なんの被害もないけど、ペヤングつくった。初めてのペヤング、あらー、まさかの大失敗。かやくはお湯を注ぐ前に麺の上にあけるのね。後でかけたら、固いし辛い。
しゅんとなってたら、高い空の上、雲の切れ間に満月が見えた。

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