Friday, 19 October 2012

Field_of_cream

これ、昨日リンクした福岡の田中屋さんのページに写真を使っていただいた着尺です。ずいぶん前に撮った分。着尺の写真は撮るのが難しい。

着尺
「Field of Cream」フィールド オブ クリーム
きれいな澄んだ色で、すがすがしい高原のイメージを織りました。糸は、手引きの座繰り糸を中心に数種を混ぜて使っています。染めは、植物染料と酸性染料の併用です。

着映えする着物になると思います。ぜひ、一衣舎さんのブースで手に取って、鏡で合わせてみて下さいね。

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Saturday, 23 June 2012

Omedeto_akkosan

じゃーん!撮影会のご報告、締めの一枚、掲載させていただきます!
いいでしょ、いいでしょ。幸せオーラが発散してるね。いいねええーー!

7年前にご注文いただいた着物、この方と一緒にいい人生歩んでるなあ。じーん。
着物、ご注文いただいた時は、めちゃくちゃお若かったのだなあ。まだまだ駆け出しの私に、よくぞご注文くださった。おかげで私は織りを続けることが出来ました。ありがとうございます。

今回の撮影会は春の終わりの暑い日でした。急な呼びかけにもかかわらず、5名の方にお出かけいただきました。本当に本当にうれしかったです。どうもありがとうございました。
皆様がお着物を、人生の伴走者として、大切に思っていらっしゃる様子に感激しました。それを作ったのが私だってことが信じられないって思いがしました。が、私一人で作った訳ではぜんぜんなく、蚕の農家からはじまって、糸屋さん、染料屋さん、仕上げは湯のし屋さん、反物を売ってくださる方々や、仕立て屋さん、それ以外にも陰に日向に支えて下さる方々のおかげです。その上、着物の仕上げは着る人だもの!すごいな。
これからも、楽しんでお召しいただけるもの作ります。どうかよろしくお願いいたします。

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Friday, 22 June 2012

Thanks_akkosan

さあさあ、撮影会ご報告、続きます。
きれいな着姿、きりっと且つ柔らかく、内側から輝いている。新婚のだんなさんと会場にお越し下さった。めちゃくちゃうれしかった

こちら、ずっと以前、ご注文いただいて制作した、お着物です。完成したのは2005年10月。着尺の時はここ、お召しいただいているのはここ

私、この方に、「着物、作ってもらいたい」って依頼を受けたとき、すごくビックリした。まだ独立開業して間がなくて経験が浅かった。特注の受け方が分からず、まごまご。そのときなんと、この方のハンドルネームしか存じ上げず!(信じられない)
後日メールを差し上げて、詳しく詳しく、どんな着物がお望みなのか伺った。そのメールの行き来で、どんどん私の頭はクリアになって行った。お召しの方は、ちゃんと、自分が欲しいもの、似合うもの、分かっておられる。作り手は、それを上手にお聞きして、引き出して、形にするのが仕事なんだ。


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Tuesday, 12 June 2012

このお着物のご注文を受けた時、はじめは、そんなに難しくないと思った。注文主さまのお着物姿も何度も見てるし、よく話もさせていただいて気心も知れている。お好きな傾向もつかめてる。それを素直にストレートに織ればいいと思った。
が、実はものすごーく悩んで悩んで悩み抜いて、デザイン画も下図も何度も作り直し、それでかえって分からなくなり、七転八倒。とにかく織るしかない、一か八かでやってみようって取り組んだ。
今、やっと客観的に見て思うけど、悩んだわりには、さっぱりした素直な着物になった。よかった。ご注文主さまに「これは私の着物」って言っていただけて何よりうれしかった。


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Sunday, 10 June 2012

今日は、山本きもの工房さんの「きるものがたり'12」に行ってきました。和裁教室の生徒さん方の作品展なのだけど、レベル高いのなんの!すばらしかったです。作りたいって意思がそうさせてるんだろうなあ。

写真は、注文をいただいて織った、「みかん」の着尺の晴れ姿。隣に移っている着物の方がそのご注文主であり、縫った方。すごいでしょ、山本さんやスタッフさんの的確な指導があるとはいえ、自分で縫って自分で着ちゃう。ご注文いただいてどんな着物にするかって打ち合わせした時がスタート地点で、一応のゴールは通過したけど、これからどんどん御召しいただいて、物語は続くのだ。

山本きもの工房/和裁教室展「きるものがたり’12」
6月12日(火)まで 10:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
横浜新都市ビル(そごう横浜店)9階にて

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Friday, 08 June 2012

6361

この写真、楽しそうですね。何の話、してたのかな?

着物を織っていて、たまの楽しみは、ご家族の話しなど聞かせてもらうこと。お子さんが受験で大変だとかも、本人には申し訳ないけど、ほほえましいなと思ったり。

もう4,5年前になるけど、ある時、高校生の娘さんの進路について相談されたことがある。将来、和の作る仕事も視野に入れたいらしいが、どういう道があるのか、どう切り拓けばいいのか、まったく分からないので、体験談を聞かせて欲しいとのことだった。
私は、敷かれた線路の上を上手に歩いてきたわけではぜんぜんないので、アドバイスめいたことは、できなかったのだけど、ありのままを話した。私がじーんとしたのは、その方の娘さんを応援する温かくまっすぐな気持ち。これが母の愛なのだなあ。お話しできて私もよかった。
先日、その娘さんの成人式の写真を拝見した。成長されたなって思った。美しかった。


ごくごくたまにだけど、染織で生きていきたいと相談されることがある。ご本人のこともあるけど、親御さんとか周りの方の場合もある。
私、周りの方だったら、応援して欲しいって言います。ものすごく大変だけど、将来なんて誰にも分からないもの!染織は特に厳しいと思うけど、ほかの職業だって厳しいじゃん?転んでも起きればいいし、それを肯定する世の中の一構成員でありたい。
でも、本人に相談されたら、はっきりと否定意見言わざるを得ないです。変に夢をみさせるような発言はあまりに無責任です。普通の考えではやめておいた方がいいと思う。かわいいこには、キツすぎる旅だと思うのよね。

それでもやる方、ともにがんばりましょう!エイエイオー!

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Tuesday, 05 June 2012

Myozsan

こちらは、ご注文を受けてお作りした、単衣のお着物。自然な感じがすてきでしょ。
ご注文内容は、いろんな色が入っているけど、遠目には無地に見えなくもない単衣。好きな色は「みかん色」。
みかん色を考えるのは楽しかった。みかんには、甘さも渋さも酸っぱさも、いっぱい詰まってる。みずみずしくてビタミンいっぱい。このご注文主さまもね、お会いするのが楽しみな、いっぱい詰まった豊かな人。

実は、単衣に特化した着尺を織るのははじめてだった。おかげで、「単衣とは何か」ってこと、よく考えた。丈夫で薄くさらっと。不安感を残しちゃいけない。
丈夫な布にするのにまずは密度を上げる。織物の密度を決める筬って道具があるのだけど、それも60羽っての新調した。(60羽ってのは、1寸間に60の隙間があり、そこに2本ずつ糸を通すから、1寸に120本糸が通るってわけです)(今までは最大58羽までの密度を使ってた)納得いかず、59羽も続けて新調した。たった一羽の違いがこんなに大きいのかって思い知った。
糸も特別注文した。細目で撚りを強目に。
ご注文は、本当に勉強になる。とてもとてもありがたい。

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Sunday, 03 June 2012

6477

さあ、撮影会のご報告、再開します!4人並んで、ちょっとおすまし。着物は、4人ともヨシダ作です。(帯は、右からお二人目と左端)
着物はほとんど全てが植物染料かな。私は必ずしも、植物染めにこだわらないけど、このお着物は4枚とも、草木のよさが出てると思う。それで、うれしいのは、4人4様で、それぞれ全く違うってこと。それぞれの道を歩む着物。


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Sunday, 20 May 2012

6586

この写真もいいでしょう!三者三様で!(左の方はお着物がヨシダ作、真ん中の方は着物も帯も両方、右の方は帯)
作ったのはヨシダだけど、すっかりそれぞれの方のものになって、なじんで、その方と一緒に羽ばたいてるよねーー。作者だけがはいずり回っておりますが、それはいいのだ。そういう因果だ。

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Sunday, 06 May 2012

Thanks3

これは、もとじさんでの個展の第一回目に作った作品で、実はとてもチャレンジングだった。暗中模索の果てに出来た作品。これでいいのか、着物としてどうなのか、着姿は美しいのか、お召しになる方を輝かせることが出来るのか、、、、深く深く悩み、もちろん突破口など見つけることも出来ず、突破するためにがむしゃらに作ったようなものだ。だから、とても自分本位かもしれない。人の役立つのが仕事だとか、うそぶいてるくせに。精一杯やったというのだけが真実だ。(精一杯やるだけなら趣味だって出来る)

このお方は、個展会場へいらっしゃって、このお着物を気に入って下さったようだった。気に入って下さってだけで、私としてはビックリ。(実はすべてに自信がない私)後日、決めて下さったって連絡が来て、私は心底おどろいた。で、ずーっとずーっと心配は続いた。もしかして後悔されてるのじゃないかしら???
で、2回目のもとじさんでの個展に、このお着物でお越し下さったときの、私の驚愕は計り知れない。うっわーー!輝いてる。あの苦悩の果てが、こんなにも輝かせてもらってる!

着物は着物になってしまえば、作り手なんて関係ない。すごいねーー。それでいいと思う。


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