Monday, March 27, 2006

deban
あくまで、日本の伝統的な衣装である、着物や帯を織っているけど、でも、過去を引きずっているつもりはない。伝統を享受した上での「今」である。
この帯は、赤城地方で手でひかれた絹糸と、インドのタッサーシルクを機械製糸した糸を混ぜている。
九色に染め分けてるけど、一色だけ酸性染料。草木だと不安定すぎると判断したから。
織り方も、べつにオリジナルじゃない。先人たちの、発展である。
それでいいと思っている。ようは、それを本当にこなし切れるか。そして、どうつくるか。

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Thursday, March 09, 2006

cookie__cream
モノを作っていて、ふと、いい匂いがしそうな感じがしたり、おいしそうだなと思ったり、何か音の記憶(静寂だったり、波の音だったり)が起きてくることがある。視覚、触覚以外が起きると、なんだかうれしい。
実はこの帯、ハーゲンダッツのクッキー&クリームを思いながら織った。
水ぬるみ、虫たちが動き出すこの季節、この帯締めて、アイスクリームってのもいいんじゃない?

八寸名古屋帯。赤城の節糸、大麻。植物染色。


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Thursday, March 02, 2006

tea_ceremony
すてきでしょ、すてきでしょ。この帯は、この帯。 この帯締めて、お茶会へお出かけいただいたのです。

私は、小さく、何も出来ない人間だけど、私が作った帯がこうやってすてきな方に使っていただいて、お茶席に伺い、その静寂や、炭の温かさや、しんとした空気と共にあったかと思うと、とてもうれしい。
別にお茶席でなくても、普段のお買い物でも、、、
買い物籠下げて、私の織った紬着て、街を歩きながら、ふっと何かを感じていただければ、(別にそれが紬に関係しなくとも)、とてもとてもうれしい。

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Wednesday, February 22, 2006

whiten_black
体力のコントロールが重要課題だなあ。いいもの織るには体力だ。

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Tuesday, February 21, 2006

blackn_white
黒白黒白黒白黒黒白黒白黒白黒、、、、糸の妙、コンストラクチャーの妙。
できたてほやほや、八寸名古屋帯。

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Tuesday, February 07, 2006

texture
存夜気(そんやき)って言葉を思い出した。夜が明ける前の、うっすらと動き出したその空気をいうらしい。
染織を志したいという若い人と話をした。なんか、いいね。まだどうにでもなる、その直前感。でも方向を定めたいんだって、いう意思。夜は明けて朝はくるけど、それは自然にやってくるけど、その瞬間にすくっと立っていて欲しい。

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Saturday, February 04, 2006

ehou
空間を見せるために染める。
ちょっとかさついた、長い時間を閉じ込めたような、テクスチャーを際立たせるために染める。

九寸名古屋帯。タイコ部分。植物染色と墨染めの併用。刷り込み絣。

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Tuesday, December 20, 2005

for_ka
ほら!できたてほやほや!生きがいいでしょ。ぷりぷりの九寸名古屋帯。
糸の表情が布の表情になる。私はその引き出し役。その役回りに徹すること。徹底的に。自由さや軽やかさはその時生まれるんだろう。

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Wednesday, December 07, 2005

for_klee
本日、この帯締めていらしてくださった素敵な女性。なんだか、人生をしっかり、豊かに生きてらっしゃってるって感じがして、ほぉーーーーって思った。私はまだまだ生き方が足りないし、チャレンジも足りない。生きるって愛おしいことだよね。
この帯はこの帯。製作中はこれ。自分としてもすごく思い入れがある記念碑的な作品なので、気に入って締めていただいてすごくうれしい。

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Monday, October 31, 2005

sozai
この帯は、この帯。現代的なカッコイイ女性に締めていただけることになった果報モノです。

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Thursday, October 27, 2005

nuuhito
この帯は、この帯。うふっ、お似合いでしょ。
帯も、この方も、優しさや豊かさが、にじみ出ている感じなの。

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Sunday, October 09, 2005

ganbarimasu
明日は初日というのに、まだコソコソ仕事してます。まだまだ!
昼間、搬入してきたけど、木村さんの、厳しくも温かい確かな目で吟味された作品たちが、ぞくぞくと集まってた。いつもながら、こんな気持ちの集まった発信の場に同席させていただけて本当にうれしい。いつかご恩返しができればいいなあと思う。
ギャラリー陶花の地図はこちら。しっとりと雨模様、お気をつけてお出かけください。

写真は、蘇芳染刷り込み絣九寸名古屋帯


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Tuesday, August 30, 2005

front
これは、九寸名古屋帯の前帯柄部分。帯締めや帯揚げを加えて、「絶妙!」をねらいました。

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Sunday, August 21, 2005

kousi
今、発売されている、「きものサロン」にこの帯でています。「対丈(ついたけ)のきものを作る」という一衣舎さんのページで、このお着物に合わせる細めの帯を織らせていただきました。
改めて、記事を読む。着る方と仕立てる方の、真剣なまっすぐな情熱があふれている。見習います。
係わらせていただいて、本当にうれしかった。どうもありがとうございました。

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Wednesday, July 20, 2005

kaimei
この帯は(帯に見えない?)、佐賀のこの展示会につれていく。旧古賀家で一衣舎さんの、現代にフツーに着られる、クールな着物と組み合わせて展示されるはず。見にきてねー!


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Tuesday, July 19, 2005

color
このところ墨染めのモノトーンに取り組んでいるんだけど、今回は少ーし色を使う。といっても、押さえに押さえたブルーグレー。でもこの、あるかなしかのかすかな色味に、ドキリとしながら織り進んだ。太古、人類がはじめて植物の汁から色を取り出したときの驚きと感動。とりこになる気持ち。そんなことを追体験した。

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Saturday, July 16, 2005

bigger
someori写真はディテールばっかりってよくご意見いただくんだけど、ゴメン、これが精一杯。全体撮るの難しいんだよね。ゴメン、全体は実物で見て。
今、この新作のカワイコチャンは京都に行ってます。祇園囃子がなってるネ。なか志まやさんご主催のこの展示会に、一衣舎さんに連れて行ってもらってます。
17日日曜日まで。ぜひ。

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Friday, July 15, 2005

accumulate
人間の叡智の積み重ね、たんたんとした職人仕事の積み重ねが、煤を墨にした。染めてるときや織ってるときは別にそんなこと意識しない。欲しい色を得る、欲しい形にする。それだけだ。でもやっぱりそれはそこにある。

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Thursday, July 14, 2005

jikan
糸を染めているときから、そういう予感はあったのだけど、墨染めっていうのは、時間の蓄積が現れるなあと布にしてみて改めて思う。いわゆる草木染は、一瞬の命を写しとる感じがする。それに対して墨染めは、たんたんとたんたんと積み重なった深い深い時を感じる。

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Thursday, July 07, 2005

3sun4bu
ご注文いただいて織った墨染めの帯。今日、初お披露目だったとのこと、メールをいただく。着物ともぴったり合って、柄の位置もご指定通りで、あーーーーー!よかったぁぁぁぁぁぁーーー!
ご注文は難しい点も多いけど、すごくやりがいがある仕事だ。なんと言っても反応がダイレクト。胃が痛くなるほど緊張もするけど、喜んでいただけたときの気持ちはサイコー!ああ、こんな私ですが、ちょっとは役に立つのだなあ。。。ジーン。。

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Thursday, May 05, 2005

gogatsu
ブログをやってて面白いなあと思うことは、過程が記録されてるってこと。ちょっと恥ずかしい。
織りあがって水に通してすぐの状態展示会場にて。でもさ、やっぱりこうやって、実際に締めていただいているのが、何てったって一番いいね。

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Wednesday, May 04, 2005

may
この帯は昨年の一衣舎秋展で、渾身の力をこめたもの。のど元過ぎればなんだけど、あの当時の超限界でぶつかったもの。
それをこんな風にサイコーにかっこよく使っていただいて、感無量です。

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Monday, May 02, 2005

satsuki
きりっとすがすがしい一枚。この帯、ワタクシ作ですーー。
とてもステキな方に締めていただいて幸せです。もしも私が締めるより、ずっと似合われる。作り手冥利につきます。


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Thursday, April 21, 2005

nishi
西のほうから、うれしい知らせが飛び込んで、ぽーっとしております。精一杯やった仕事が響いたときが一番うれしい。響くっていうのは、自分ひとりではできない。相手がいて、つなげてくださるかたがいて。生かしていただいてるんだなって、このごろ身にしみてます。仕事でお返しすること。西のかたにも、またぜひ見ていただきたいと思っています。


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Thursday, April 14, 2005

maeobigara
今日ね、今日ね、また幸せなことがありました。なんと以前に私の帯をお求めいただいたお客様が、実際に締めて、陶花にお越しくださったのです!!!スゴーーー!帯地と帯の違い、実感。ジーーーン。
あああ、人間生きてりゃ、いいこともあるね。多謝!


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Sunday, April 10, 2005

ichieya_dm
ジャジャーン!見てください!これ、一衣舎春展のDMです。なんと!写っている帯はワタクシ作ですのーーー!!!「あの」一衣舎さんのDMですよ、あなた。見た瞬間に、「あー、生きててよかったー」って思ったよ。
私みたいな名もないワカゾーの作品を、大事な展示会のDMに採用して下さったってこと、一生忘れないでおこうと思います。

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Wednesday, March 30, 2005

start
今日はインプットの日。出し続けてたからね。会期中はもらってたんだけど、自分の中で整理できてない。ぼやーっとしてるのを、どう形に持っていこうか。
*手織名古屋帯。植物染色。


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Tuesday, March 29, 2005

hangover
久しぶりに二日酔いでソルマック。うう、、、、、きょ、今日だけ勘弁してください。
*写真は墨染め手織名古屋帯。一本の横段、かける気持ちで染めた。(あ、今日じゃないよ。しらふのとき)

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Sunday, March 27, 2005

full_moon_night
ギャラリー陶花からの帰り道、自転車をこいでいたら、まっるくって大きな月が出ていた。うきうきしていたんだけど、うきうき倍増!とびはねたい気分!
*写真は手織名古屋帯。のシュラバってたヤツです。

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Thursday, March 10, 2005

昨日アップした帯、いくらなんでも説明がなさ過ぎだと反省しました。で、今日は説明。
この帯は、草木染の経糸に一部(タイコと前帯)墨を刷り込み絣にしました。緯糸はタッサーシルクの墨染めです。タッサーと墨の組み合わせ、なかなかカッコいい。クールな着物に合わせてね。
昔、大学を中退して「あたふたもんもん」してました。まあ、恥の多い青春です。その渦中でイギリスのニューカッスルからノルウェイのベルゲンまで船で渡り、さらに北へ向かいました。その船からみた静かな風景、忘れられません。

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Wednesday, March 09, 2005

norway_sea
ベルゲンの港から船は北へ向かう。複雑な海岸線が重なり合う。すべてを包み込んだ静けさ。ノルウェイの音。
*墨染め九寸名古屋帯。写真はタイコ部分。

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Friday, March 04, 2005

kime
アタカス、クリキュラ、カンボウジュ、タッサー、赤城、栗、ぜんまい、水撚り、玉、真綿紬。何だかわかる?
これ、全部この帯に織り込まれてる糸の名前なんです。多種の糸をまぜると扱いにくいけど、そこは気力でカバーして。色数をおさえて、でしゃばり過ぎない。凍てついた大地の中で、豊かな豊かなほっこりした土ができていく。そんなイメージの帯です。
*手織草木染九寸名古屋帯

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Saturday, January 15, 2005

klee
グァッシュじゃなくて透明水彩。油絵の具だったらオーレオリンかクリムソンレーキ。そんな透き通った感じを求めた。
透明同士が複雑に交差しあう。強い色で決定しちゃうんじゃなくてベビーカラーを積み重ねる。それによって現れる少ーし特別な世界観。
*手織名古屋帯。写真はオタイコ部分。植物染色。

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Saturday, October 09, 2004

typhoon.JPG
染織を仕事としていると一日中誰とも会話しないことが多くある。一歩も外出しないことももちろんある。そんなもので、ひとたび展示会となると、舞い上がってしまう。台風の中お出かけくださった方に、深く深くありがとう。
写真は九寸名古屋帯。経糸は赤城の節糸。緯糸は多種多様な自然素材の生成りの糸。「現代」の着物に合わせて欲しい。

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Thursday, October 07, 2004

obi.JPG
今日、私は、着物を着る人、仕立てる人、そして織る人、また、その奥にいる糸を作る人、蚕を育てる人、そのみんなが一緒につくるある種のコスモスを感じました。人間が作り出すものってスゴイ。ヒトはまだまだ信じられる。自分もその環をみんなと一緒にまわしていこうと思いました。
写真は、九寸名古屋帯。絹100%、植物染料(シブキ、ロッグウッド、ゴバイシ)。

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Thursday, August 19, 2004

taiko.JPG
ほぐし絣の帯です。もっとも染屋に近い織屋をめざす some origin 。思う色が出たときの嬉しさはたまりません。思わずガッツポーズ。

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Saturday, August 07, 2004

nagoyaobi.JPG
九寸幅の帯地です。植物染料で染めた経糸に顔料を刷り込みました。もちろん絹100%。きっと締めやすい帯になると思います。

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