ここんとこずっと染め。世間様と打って変って、うちは湿度80%の世界。
仕入先が違う真綿紡糸2種。違いありあり。それぞれに生かすこと。
木酢酸鉄で右の指先が真っ黒だ。落ちないのよねーこれ。明日はおめかしなのに~。
Sunday, January 14, 2007
Saturday, January 13, 2007
アートというのは個人プレーだと思う。作り手はいつも孤独だ。でも連係プレーでもある。ちょうどラグビーで、目標に向かってみんなで走って、時々横や後ろにボールを投げるみたいに(私、ラグビー、ちっとも知りませんけど)。それぞれが必死に走って、で、チラッと横や後ろを見て、必要とあらばパスを出す。
思えば、私はずいぶんたくさんのパスを受け取った。私が盲滅法にヨタヨタ走るので、見かねて、先をいく人が投げてくれたんだと思う。私、師匠運はいいんだ。結婚運は皆無だけど。(ぷっ)
そろそろ私がパスを出す番だってことは分かっている。求められれば、誠実に答えてる。でもこちらから投げることは大変に苦手。まだまだ確信がこもったボールじゃないし、それにたぶん考えすぎなんだろうなあ。うまく投げられるか、そしてどう響くか。ただ投げればいいのかも知れない。
Friday, January 12, 2007
勤めていたとき担当した「東南アジアの匠」ってプロジェクトの一環で、京都の、アートセンターとして使われている明倫小学校に、東南アジア各国の染織品を展示した。その時、全面的に助けてくれたのが、植木職をされている田村文雄さんだ。一部屋には、竹で人が渡れる本格的な橋を作った。もう一部屋は竹林だ。エントランスは、タイの祭りをイメージした。会場全体が素晴らしく映えて、アジア各国からの参加者も大喜びされた。
はじめ私はびっくりした。現役バリバリの、植木の世界で最高の仕事をされるプロ中のプロが、若い衆を率いて、無償で、このプロジェクトに全力投球してくれる。そんなことがあり得るとは、、、
準備期間中、田村さんと私は、何回も何回も速達郵便で連絡を取り合った。田村家にはファックスもパソコンもなかったからだ。頼りない担当者がどうにか全うできたのは田村さんのおかげだし、人間不信気味だった小娘は人の素晴らしさを信じるようになった。
何年かあとにもらった年賀状に、「私たち夫婦は、今年もあなたの味方です」って書いてあった。死んでもいいって思うくらいうれしかった。
Wednesday, January 10, 2007
昨日はちょちょいと着物初め。気を張る用事でもなかったので、足袋は臙脂の別珍にしてみたら、あったかーー。ウールの靴下よりあったかい。すごいすごいと思いながら冬の街を歩いた。
別珍は綿織物。パイル組織。私のやってるような絹の平織りとは全く別物なのだけど、織物は織物。用途をきっちり担ってる。
Tuesday, January 09, 2007
池田重子さんのコレクション展を拝見しに松屋銀座へ。うーむ、やっぱすごい~、昭和12年までの日本。振袖なんかもすごいけど、帯留め、かんざし、小さな手提げ、、、完璧だ。完璧って、冷たくて面白みがないような響きがある言葉だと思うけど、そんなことはない。完璧は自由で豊かだ。
Sunday, January 07, 2007
親元にいる数日間、それはぬくぬくした楽チンなものなのだけど、私は毎回不安にかられる。現実には安心とか安寧とかあり得ないのに、まるであるかのように思い込んでしまう不安。
若い頃はめったなことでは帰らなかった。その不安が怖かったからに違いない。今は怖くても帰る。又はいのぼれると信じて帰る。
Saturday, January 06, 2007
私は羽田に向かう時は、地下鉄、JR、モノレールを乗り継いで行く。でも帰ってくる時は、エアポートバスに乗ってボーっと景色を眺めて運ばれる。東池袋で地下鉄に乗り換えるのは、池袋の人波にのまれる勇気がないから。最寄で降りたら、いつもは階段だけどこの時だけはエレベータ。慣れてるような他所のようないつもの道を歩いて、冷え切ったアパートの鍵を開ける。
Monday, January 01, 2007

とろろと山菜と揚げ玉が入った豪華なお蕎麦。キース・ジャレットがしみいる年越し。筋書き通りには行かないことを楽しいと思うようになったこのごろ。
あなたさまにとって、今年がいい一年でありますよう。本年もどうかよろしくお願いいたします。
Tuesday, December 26, 2006
やっと年賀状。猪だから萩を描こうか。小さいころ母方の叔父達とよく花札をした。若い叔父達、よく付き合ってくれたなあ。でも7月の札だから季節が違うか。(ん!何で萩が7月なのって思ってたけど旧暦ね。)
萩ねえって思いながら落書きしてたら、南天に見えてきた。私が南天なんて描いたら、シャレにならない。シビアすぎ。
どんどん描いてたら、以前、ラオスのルアンプラバンの寺で観た、赤いモザイクの「生命の木」の壁画を思い出した。なんか、本当に大地からエネルギーをもらってるって感じがしたな。明日の投函を目指します。
Monday, December 25, 2006
むふふー。昨日はお手製の馬肉のユッケ(松の実のアクセント)とタルタル(ピクルス、ケッパー効いてます)、ぽーっとしちゃうような赤ワイン、甘さの中の酸っぱさがいいアップルパイと塩が効いたチーズケーキをゴチになってごきげんでした。うう、食べ過ぎたか、、、おいしいもの食べて飲んで、いろいろ話してってのは幸せだ。幸せとは何だってよく思うけど、昨日の私は幸せでした♪
Friday, December 22, 2006
2001年に、「東南アジアの匠」というユネスコ主催の染織のプロジェクトがあったんだけど、私の前職がプロデュースしていて、私はその担当者だった。前年にその一環で、タイとラオスを訪ねた。
東北タイのスリンという街から、さらに奥に奥に入った小さな村で、繭から糸を取っているところを観た。カンボウジュっていう黄色いシルク。ひいた糸を枠に巻かずに、ただダラダラとためていく。
同行した糸博士の下村輝氏が、「これはすごい。これを観ただけで、この旅の目的は果たされた」って言っていた。私は勤めながらそれなりに真剣に染織していた時期だったけど、いったい何がそこまですごいのか、いまいちピンと来ていなかった。
ここんとこ、毎日糸を巻いていて、絹糸を枠に巻くことの功罪を考える。巻けば必ず張力が掛かる。多少なりとも糸が伸びる。それは絹の特性を劣化させる。
でもやっぱり、枠に巻かないってことは考えられない。それは製糸や撚糸の段階でも。染織の段階でも。手を掛けること、時間を掛けることに溺れちゃいけないって思う。絹の特性を最大限に尊重する現代の織物を追う。
Wednesday, December 20, 2006
最近のテーマは、「ほどく」です。心も体も、思考も思想も関節も。私、固いから。ほどけるってのは、ほとけにつながるんだって。一生をかけてほどいていって、出来たら死んじゃうのかしらん。いつもあと何年現役で働けるか、あと何反織れるのか、頭の片隅に置いておこう。
Tuesday, December 19, 2006
夜中に襦袢と格闘。昨日、山本さんに半衿付け、教えていただいたのだ。昨日のをお手本に夏の襦袢で復習。衿芯つけるところから。
困った。バッチリの衿芯がどれだかわからない(なぜだかうちに衿芯が3枚ある。でも山本さん推奨のはない)。針と糸のバランスが悪い。コテもないし。とっ散らかる。
格闘していて、頭がガチガチになっている自分に気付く。昨日は、心地よい満足感ある疲れだった。にこにこと自然に流れるように進んだのだけど、全てを知り抜いてる山本さんの的確なお導きの賜物だったのだ。
Sunday, December 17, 2006
こんにゃく芋をゲットしたので、こんにゃくを作る。茹でて、皮むいて、ミキサーでガーッ。ゆっくり混ぜて、炭酸ナトリウム投入。今度は一気に混ぜて、固くなったら、形づくって、茹でる。
いやーー作ってて、このままでは食べられない芋を工夫して手間隙かけて食用とする。その情熱、垣間見た気がした。人間って、本当にスゴイ。
もちろん今夜は、こんにゃくのお刺身としゃぶしゃぶ。今後一週間ほど、こんにゃく三昧の我が家となるでしょう。
Friday, December 15, 2006
そぼ降る夕方、お気に入りの美容室へ。一人きりでやってらっしゃる予約制。だからいつも、一対一。結構広い空間で、椅子に座って、ただぼうっと鏡を見てる。雑誌も読まないし、ほとんどしゃべらない。耳元で鳴るハサミの音を聴いているのが好きだ。
Thursday, December 14, 2006
糊付け、見直し。配合も濃度も付け方も。全部見直し。思い切って変える。
なんだか、絹糸にどう糊をつけるかってことに血道をあげてる自分がおかしくなった。アホかいな。まあ、でも、たぶん、血道をあげ続けるってことが、ひとつの条件だ。
Wednesday, December 13, 2006
Tuesday, December 12, 2006
12月もそろそろ半ばで、自転車操業自営業者といたしましては、会計ソフトをにらんで深くため息。予定通りにはなかなか行かない。ちょっと仕入れしすぎたか?糸とか道具とか、「買い」だと思えば、背丈以上に買っちゃうタイプ。いや、必要な物は必要だ。その分稼げよ。今年はあと半月ある。
Monday, December 11, 2006
今取り組んでいる着尺、染めも出揃い、糊もつけて、デザイン、計算、バッチリ終わって、さあって段になって、ストップかけた。
本当にこれが今の自分の最高なのか?思い込みの最高じゃないのか?このくらいなんじゃないかなって思ってないか?こうあって欲しいとか?定めるべき点を自分勝手に設定してない????
それじゃダメです。わかってんでしょ。
はい、全部見直します。
Saturday, December 09, 2006
Thursday, December 07, 2006
Friday, December 01, 2006
私のやってるようなことは、よく「手仕事」って言われたり、「手が覚える」とか言われるけど、なんだか、「手」じゃないぞって思うこの頃。もっと全体。例えば、「血」。「リンパ液」でもいいけど。「手」でやろうとすると、小さくまとまって響かない。
Thursday, November 30, 2006
うふふー。新しいCDプレイヤーがやってきました。ずっーと欲しかったボーズのなのだ。で、いろいろCDをかけまくってるけど、いままでより、ずっと聴ける。私にとって、インかアウトかすぐわかる。媒体って大事だなあって思った次第。
Wednesday, November 29, 2006
この業界に入ってきた若い人を見てて、ああ、うまくアジャストできてないなあって老婆心ながら思うことがある。何していいか解ってないんだろうなって思う。まだまだながら、いちおー、これ専業で食ってる私から言えること。「まず、身近な人の魂を揺さぶる」。
親とか友人から、「そんなことが仕事になるはずない」って言われるでしょ?目標にしている人は先にいすぎて、どうすれば自分がそこに立てるか見当もつかない。
で、そんなときどうするか?手当たり次第にやりまくるんです。とにかく、「そこまでするか?」って言われるほどやるんです。そうすると、親や友人は「違う世界に行っちゃった」ってあきらめてくれます(笑)。先達は「お、やっと解ったか」って手を差し伸べてくれます。
私の一年目なんて、ホントーにそうでしたよぉ(恥)。「ここまでやるなら」ってことだったと思います(大恥)。でも「魂を揺さぶる」ってのは、創ることを仕事にする限り続くし。身近な人でなく、会ったことない人の魂を、力技じゃなく作品力で揺さぶるんだけど。基本は一緒っすよ!
Tuesday, November 28, 2006
Monday, November 27, 2006
柿にバルサミコかレモンをかけて食べるのが好きだ。そして決まって、熱いストレートティーが飲みたくなる。何でかな?タンニンとタンニンが引き合うの?
雨が降って深々とするので、雨戸を閉めた。守られているような優しい気持ちになって集中できる。
Saturday, November 25, 2006
会社員をしている元同級生と電話で話して、何かジーンとした。(すぐジーンとするお年頃です。)自営業も大変だけど、組織の人も本当に大変。いろいろきつい状況で、冷静に受け止めて、打破していこうって前向きのエネルギーがまぶしかった。
この人と同じくらいのボリュームで私は働けているだろうか?社会を回しているだろうか?
昭和43年申年生まれ。人生のど真ん中です。いっちょやったりましょー。
Thursday, November 23, 2006
Sunday, November 19, 2006

このパチカって、なんだかとってもロマンチックだ。
たぶん、紙は、遠い国で育った木がパルプになって、箔押しすると半透明になるように、いろいろいろいろ人知をつくされ、厚みや色もいろいろいろいろ研究され、で、いざ箔押しは、熱とか圧力とか押してる時間とかタイミングとか切断方とか、ものすごーーい真剣勝負で選択されたに違いない。そしてそれが世に出て一人歩きをはじめる。
くぅぅぅーーー、ロマンだあねえー。
Tuesday, November 14, 2006
今、最大の悩みは、左手の、人差し指と中指の間、中指と薬指の間のつけ根に、どうすれば肉がつくかなあってこと。左の指の間に糸を一本ずつはさんで引くんだけど、指と指との間から、スルッと抜けることあって、大変ストレス。システムを変えるか、体を変えるか。
職業人になりきると体が変わるって聞くけど、左の指が太くなって、つるっとした生糸をガシっとかつ繊細につかめるようになれば、私もイッパシか?
Monday, November 13, 2006
Sunday, November 12, 2006
我が家のお風呂場は、もともと入浴のための空間でなく、糸を媒染して洗う場所であり、人間はちょいと間借りして、ちゃちゃちゃとすませていたのですが、最近、糸のための道具を増やしたら、もー大変。ほっとひと息は遠くなりけり。ヒトには酷な段階ですなあ。自分の思い込みの常識をシフトするしかないっすね。
Friday, November 10, 2006
日が暮れてから、いそいそとお着替え。いい空気感、お出かけに最適の夜。ごちそうに備えて、ゆっくりめに締める。目的地はお銀座。今日は何と、帯揚げと鼻緒がおニューよん。
着物を着てると、包まれてる感があって好きだ。リラックスした楽しい、いい夜。さんきゅ。
Thursday, November 09, 2006
染め作業、進んだ日。欲しい色が出揃った感がある。私は、まだまだ、欲しい色を実際に染めて、目視するまでは納得できないでいる。計画の段階で、もっともっと深く深く腑に落とす必要がある。机上で100%、そして実際の段階でさらに上を目差す。それができなければ生き残れない。
Tuesday, November 07, 2006
大変なさけないですが、足と肩と首が痛い、、、、おとといの晩、ハジー君(小1)と全速力かけっこしたのが、原因と思われます、、、かけっこはもちろん完敗。最後まで走れず、ぜーぜー言いながら歩いてました、、、
なんか、ちょうつがいに油切れてる感じ。外からオイルすり込むんじゃ追いつかんよ。いかんなあ。
Saturday, November 04, 2006
この方は、何を望んでいるのか、どんな生き方をしているのか、全身を耳にして聞き取ること。表情、ニュアンス、トーン。そして、整理して、把握すること。道すじを通すこと。先入観は一切捨てて、素直に、全てを吸収すること。
どんな着物を作るか以前に、そこ、はずさないこと。
Wednesday, November 01, 2006
タキシードとブーツ、赤いバラがこんなにも似合う人は他にいない。アヴェマリアとトロイメライが、こんなにも似合う人は、他にいない。
大野一雄の100歳のお祝いの席でそう思った。車椅子で、目は閉じたまま、夢の中におられても、往時のフランスを感じる(って知らないけど)。やり切った、咲ききった、存在そのものの美しさを観た。この美しさには理由がある。
で、「大野一雄 稽古の言葉」、再読。
「顔見なければ I LOVE YOU じゃないかどうかって、そうじゃないでしょう。顔見ないのがむしろ I LOVE YOU ね。その方が魂が必死になって聞いている。」
Monday, October 30, 2006
モノを買うときは、「慎重に吟味を重ねて、後は直感。そして最後まで使い倒す」ってのが信条なんだけど、昨日、靴を一足、履き倒してしまった。
九州から、古くからの付き合いの、大好きなオネーサマが上京されたので、私もちょっぴりオシャレして羽田に迎えに行って、ご希望の原宿にお連れした。表参道を歩いていたら、なんか、足元の感触が変。ヒルズのカフェに腰を下ろして、のぞき込むと、なんと、右の靴の土踏まず側の、底と本体が20cmもほどけてる!ガーーン!こんなのはじめて。
ハロウィンでにぎわう表参道を、右の靴を紐でぐるぐる巻きにして、足に外の空気を感じながら歩いていた私でした。
Saturday, October 28, 2006
胃カメラにご心配いただいてしまって、すみません。たいしたことないです。区の成人検診で、要精密検査になったってだけのことです。でも、「病変の存在を疑わせる」なんてペーパー来たら、ビビリまんがな。
うちの姉はクールな人なんですが、ビビリまくってたときの、彼女とのメール。
「胃ガンか胃潰瘍の可能性だって!なんかオヤヂの病気じゃん?私も中年ってこと?」
「そういう発想がオヤヂっぽいよ。」
「今、忙しくて、精密検査に行けないのよぉ。」
「昭和のサラリーマンじゃないんだから、とっとと行っといで。」
ネーチャンにはかないません。
オヤヂの皆さま、昭和のサラリーマンの皆さまに、偏見に満ちた発言がありましたこと、あらかじめお詫び申し上げます。
Friday, October 27, 2006
今日はワタクシ、傷心です。初めてのケイケン、、えーーん、しんどかったよぉーーー、、胃カメラのバカ。
薄暗い部屋で、ベッドに横になって、マウスピースかまされて、麻酔のせいで朦朧として、なんか、ちょっと背徳のイメージ(笑)。目から涙、口からよだれ、薬棚の薬の名前、ガラスに映る室内、緑の服のドクター。
検査の結果はどうも白らしいです。
Sunday, October 22, 2006
当日便っていう宅配のサービスで、埼玉の奥の方から、野菜が届いた。開けると、どどーんと、緑が飛び込んでくる。緑って、こんなに緑だったっけ?先の先までピンとした、大根の葉っぱ。緑の陰に宝石のような赤い唐辛子。柚子の緑も、まごうことなき、真の緑。ああ、空気がきれいなところでがんばってるんだなって、送ってくれた人のことを思う。
おかげさまで、今日の我が家は、玄米ごはんに、大根のおみおつけ(夏を越えた赤味噌で!)、大根の葉っぱのごま油炒めジャコ入り、大根サラダ柚子風味、おまけに目刺し。うま~~~!ごちそうさまです!
Friday, October 20, 2006
疲れが出たのか何なのか、ちょっと体調が万全じゃないんだけど、(誰ですか、トシじゃないのっていってる人?!)、ふと、ゆず茶をいただいていたのを思い出し、これまた賜り物の焼酎で割って飲んだら、なんか、内臓がよろこんだ感じ。いい感じで落ち着いたかな。効きそうですよ、これ。我が家の常備薬にしようかな。
Thursday, October 19, 2006
ロストロポーヴィチのDVDの続きなんだけど、一言で言っちゃうと、完璧なんだよね。行き渡ってる感。満ち満ちている感。演奏者はもちろん、収録現場の古い教会の静かで厳かな空気とか、チェロという楽器の美しさとか、たぶん、当時としては最高の録音機器とか、、、
ロストロポーヴィチが、全てのピントをピタッと合わせて、全身全霊で、演奏に臨んだ。そこに、場とか楽器とか機器とか(バッハの霊とか、ミューズとか)が、光を降り注いだ、、、、
私が恐れ入っちゃうのは、これら全て、人類が成したってことなんだよねー。すごーい、人類!私だって、いちお人類よぉ!あ、ミューズはちゃうかな。
Wednesday, October 18, 2006
バッハの無伴奏チェロ組曲を、天才チェロ奏者、ロストロポーヴィチが演奏し、また自ら解説しているDVDを観たのだけれど、バッハという空前絶後の大天才に、ロストロポーヴィチが、全力でぶつかっているさまが、ありありと伝わってきて、なんだかひれ伏したい気持ちになった。あの天才が、この真剣さ、綿密さ、誠実さ、必死さ、謙虚さ、努力、粘り強い追求、バッハへの尊敬。愚直と言ってもいい程なんだよね。美や真理の核心に近づけば近づくほど、たぶん、こうなるんじゃないか?忘れられない言葉は、「弾くたびに感動します。」
Monday, October 16, 2006
Sunday, October 15, 2006
「我が家のビオトープ」という名の睡蓮鉢に、一ヶ月ほど前に、メダカとタニシと沼エビを放したんだけど、今まで一回も、沼エビの姿を見ていない。えーちゃん、びーちゃんと名づけた2匹。どこに行ったの?!藻の陰や炭の裏側、砂利のすみずみまで何回も何回も目を凝らした(ちなみに私は往時の視力2.0!)。
どーしてもいないんだけど、最近、エビがそこにいるはずと思い込んでる我が身の傲慢さに気付いたり。
私がお金をだして買ったんだ、毎日えさもやってるし、水質もいいはず。睡蓮鉢の置き方を工夫してるから、猫じゃないはず。沼エビは目立たないから鳥じゃないはず。これは神隠しか?
なんか、エビや猫や鳥のことを一段下に見てないか、私よ?もしかしたら神様までも!?
世の中には、私なんぞにゃはかり知れない、何かがあるんじゃないのかい?私なんぞの抜けてるくせに傲慢な頭より、そっちの方が、ずっとずっと真理だぜよ。
たぶん、どこに住んでるとか、誰に会ったとか、どんな仕事してるとか、そういうものも、はかり知れない、切実に必然な何かに引っ張られてるんだろうなあ。だから、自分はどこまでも、謙虚に素直に大切にまっすぐに、やってきますわあと思いました。
Wednesday, October 11, 2006
わさわさとした、活気があると形容してもいいほどの、雑踏の中のような待合室で、読書。そこでの自分の存在は、異なものだと思っていたけど、だんだんなじむものだ。病院の風景の一部になる私。
病気でなくて検査ですぅ~。待合室読書から引用しまーす。
「もし歩くとき、歩き方にこだわっていたら、あたりの鳥や木々、葉の上の美しい光など、何も目に入ってこないでしょう」(クリシュナムルティ対談集)
Tuesday, October 10, 2006
昨晩吊り下げておいた着物をたたんで、裾よけやらを洗って、掃除して。腕をぐるぐる回したら、血が通い始めた感じ。梨のコンポート、もう一度。今度はシナモンやしょうがやカルダモンや月桂樹や、何でもあるもの入れちゃって。子猫の鼻先程度の庭にカタクリを植えた。
Monday, October 09, 2006
思うに、「たった一人のその女」を、最高に美しく、高揚させる布を織りたい。いや、「男」でももちろんそうだけど。「たった一人のその人」のために、何ヶ月でも、のた打ち回って本望だ。
一衣舎展は、そんな、「たった一人のその人」と出会わせてくれる、稀有な場です。
一衣舎秋展、最終日。すごく高揚した四日間でした。感謝します。
Sunday, October 01, 2006
この前、俵屋宗達の風神雷神図屏風を観たとき、その時代に、風神雷神は確かに存在して、宗達には観えたんだって思ったんだけど、その風神雷神の存在は、極めて普通のことだったんじゃないか?例えば現在、山があり、川があり、ビルがあり、車や地下鉄が走ってる。人が生き、死ぬ。それが当たり前なのと同じように。
風神雷神はただ存在した。現代、ビルも山も人間も、同じようにただ存在する。
今日、庭のホトトギスが咲いた。9月が終わる。ああ、何で、9月は大の月じゃないの?
Thursday, September 28, 2006
雑誌の編集の方、お二人、お見えになる。いろいろ話して、楽しかった。通じた感じがある。私は実は、話して伝えることは苦手で、創ることや書くことで伝えたい方なんだけど、それだけじゃ足りないね。伝えたいことがあるならば、言葉も使って、全力、総動員!
うち、「からくり屋敷みたいですね」って。うふ。丸ごと仕事場なので、あちこちに工夫があるのです。そこ、観てもらえると実はうれしい(笑)。
Wednesday, September 27, 2006
「うわっ、宙に浮いてるっ」、目に入ったとたんにそう思った。俵屋宗達の風神雷神。
重力が無い。質量はしっかとあるんだけど、ごくごく自然に、雲に乗ってる。完璧すぎて当たり前の存在にみえる。
風神と雷神がまさにそこにいるって思った。宗達には観えたんだ。観えたものを描いたんだ。
Monday, September 25, 2006
実家に電話。妹の第二子、りょうくん(生後3週間)、すくすく育っている模様。オバチャンに似て、とってもいい子なんだって。母曰く、「寝てばかりで、手が掛からんのよ。あなたの時とそっくり」。
ええ、ええ、そうでしょうとも。第二子は、生れたときから、常に周囲に気配り、じゃましないよう、疎まれないよう、生き残るんです。その上私は中間子でもあります。人生の悲哀は、子どものときから慣れっこです(笑)。
Thursday, September 21, 2006
久しぶりにベランダごはん。3ヶ月ぶりかな。夜風と虫の音。最高の気分転換。秋だね。
ニフティからメールが届いて、今日で接続9周年だそうだ。ウェッブの世界を知って9年か。必需品になってしまった。(ホントに必需か?)当時私は中野区在住、代々木勤務。時は移りゆく。
Tuesday, September 19, 2006
依存しないで生きるってのは、むかーーしから、心に決めていることなんです。そういう状態が好きなんです。でも、それはただの状況であって、やりたいことでもないし、行き着きたい場所でもない。その上それって、ただの自己満足じゃない?そのアマアマの状況に安心してないか?
Monday, September 18, 2006
最近涼しいので、夜、お風呂に入る。今までは、時間節約の意味もあって、シャワー、チャッチャッだけだったんだけど。で、なんか、朝、起きるのがつらいんだけど。どうも体が、「あ、リラックスモードなの?」って思っちゃうみたい。違うよ!必死ブリブリモードだよ!体のバカ。とりあえず今夜は足湯とシャワー。
Sunday, September 17, 2006
以前、「絶対」は地球には無いかもって書いたんだけど、やっぱあるかなあと思ったり。それは、神とか真理とか美の存在だと思うんだけど、神も真理も美も、案外身近だと思えたり。いや、それどころか、人間の営みは、神と真理と美の秩序に直結と考えれば、それすなわち絶対(かな???)。ふーむ。。。難しかねー(引き続き)。でもやっぱ、気軽に使う言葉じゃなかと思うと。
Saturday, September 16, 2006
お風呂から上がろうとしてふと片隅に目が留まる。白い石鹸、白いスポンジ、白い手ぬぐい、薄い琥珀色のシャンプー、緑色のボトル。ステンレスの背景。テクスチャーが響きあう。秒針の音。やわらかい光。水蒸気をいっぱい含んだ空気が鼻腔から体内に。ふっと落ち着く私。
Thursday, September 14, 2006
真ん丸で、プリップリッの梨。熟して、パンパンに張ってる。表面張力ぎりぎりって感じ。そこに置くと、景色がホッとする。大切な器を扱うようにさわる。
包丁をスパンと入れると、みずみずしさがあふれる。たたえていたものがあふれる感じ。
皮をむくころには、もう待てなくて、いそいそ、そわそわ。
シャカッ。後はもう夢中。
Wednesday, September 13, 2006
ちょっと時間ができたので、愛知県美術館へ。「家」をテーマにした企画展。お目当ては、ヴォルフガング・ライプだったんだけど、展示室出たとこのロビーにあってガッカリ。あの「ライスハウス」ですよ!清らかな、しんとした、ガシッとした強さがあるライプを、ロビーに置くなぁ~~(涙)(涙)(涙)。頼むよ。
受付のオネーサンに、そこに設置して米を盛ったのは誰って聞いたら、学芸員とのこと。再現するなら、アーティストの、そのぎりぎりの研ぎ澄まされたエッジ感や覚悟まで、お願いしたいと思います。
Sunday, September 10, 2006
Saturday, September 09, 2006
着尺、織り始めました。糸の一本一本が生きてるってヒシヒシ感じながら織ってます。
私は精練から湯通しまで、自分ひとりでやってるし、○○織、なんて所属もないんだけど、自分の所属物をつくってる気は、ぜんぜん全くちっともありません。個人がのた打ち回って、公共物を生み出してる感じ。その時個人は消えてると思うし、私自身もそういう存在でありたいと思ってます。
Friday, September 08, 2006
叔母からケータイに電話がかかってきて、固定電話にかけてるのに私が出ないって。ガーーン、ショック。実は3回目なのだ。固定にかけたのに出なかったよって、言われたの。その都度いろいろチェックしたのに、、、直ってなかったのか、、、(ごくごくたまのことのようですが)
自営業者として、あるまじき失態。お取引先様から電話あったかも、、、ガーーーーン、、
ここ、読んでらっしゃいますか?もしもお電話いただいて出なかったことがあれば、ひらにお詫び申し上げます。
Thursday, September 07, 2006
Wednesday, September 06, 2006
Tuesday, September 05, 2006
本日(あ、日付的には昨日です)、日本人が一人増えました!ジャーン!わが妹、第2子出産です!すごいなあ。やったね!みみちゃん!立派なニッポン男子に育ってくりゃれ。その土壌が少しでもよくなるよう、オバサンもがんばります。
Monday, September 04, 2006
午前中、新井薬師の骨董市へ。その足で、ブロードウェーの熱帯魚屋さんへ。メダカ、タニシ、沼エビ、ゲット。我が家にビオトープをつくるのだ。午後は、東銀座へ打ち合わせに。着ていただく方の希望にそうこと、素材を最大限に生かしきること、美しいこと、作りたくて作りたくて仕方がないこと。これらはイコールだ。夜はブリブリ仕事。巻き、入ってます。
Saturday, September 02, 2006
わわわわわ、これって私?!?!
なにげに手にした、芸術新潮9月号、でき立てホヤホヤの青森県立美術館の記事。小さな写真で、シャガールのデザインしたバレエ衣装を観てるのは、、、、うわっ!
この衣装、すごくよかったです。華があって、はっきりとした主張がある。ウキウキとした高揚感がある。衣装とはかくあるべき。グーーーンと観てるところを撮られちゃいました(笑)。
芸術新潮の記事は、この美術館の建築にフォーカスしているんだけど、私にはこの建物、ちょっと仕掛けすぎに思えた。天井がすっごく高かったり、場面が変わったり。観てるこっちがステージに上った気分になる。私は、作品とガップリ対峙し、打ちのめされたいタイプだから、もちょっとあっさり、ほっといてくれるのがすきだなあ。
Friday, September 01, 2006
今取り組んでいる着尺、やっと光が通ってきたか。すーっと落ち着いてきた感じがある。
「出来る事はすべてやる」ってスタンスなんだけど、意気込みだけじゃダメ。空回りする。観えてないと。当たり前だけど。
いい織物をつくる事は、私に与えれた役割だ。だから確実に完全に遂行するだけ。
Thursday, August 31, 2006
あ、日付が8月31日になりました。ということは、ジャーン!このブログ、開設25ヶ月目にして、初の一ヶ月連続投稿を成し遂げました!ひゃー、やればできるじゃん。
6月だったかに、一日飛んだら、大げさに心配してくれた人がいて、それがこそばゆい感じでおかしくて、じゃあがんばろうかって思ったのでした。
夏休みの宿題終わった小学生の気分です。外では虫が鳴いてます。でもこれからは、ときどき飛ぶかも~
Wednesday, August 30, 2006
私はずーっと昔から人間関係を培っていくことが苦手で、それがコンプレックスなんだけど、その理由、わかったかも。
私は、自分を優しく包み込んでないから、人を優しく包み込めないのではないか。私は、自分を観ていないから、人を観ることができないのではないか。自分にできないことを、人にできるワケがない。
おお、38歳にして大発見!20年前に気付きなさいって。せめて10年前。
Tuesday, August 29, 2006
網戸の内側の床に、コロコロ転がる小さな虫がいたので、つい指でつぶしたら、血をいっぱい吸ってる蚊だった。あまりにデブってて、蚊に見えなかったけど。どーりでかゆいよ。
網戸の外側に、こっちに来たくて来たくてたまらない蚊が何匹も飛んでた。どっちがいいのか。
夏の終わりって、蚊も生存をかけて必死な気がする。盛夏の時より、一生懸命さが違うって感じ。
こっちもせっせと蚊取り線香に火をつける。今年のお気に入りは、微煙、芳香の、黒い小さなコイル。
Monday, August 28, 2006
近くの小さな郵便局の前を通ったら、拉致問題のポスターが貼ってあって、過ぎ行く現政権を思った。あまり政治は詳しくないが、ウォッチャーではあろうと思う。このポスター、もうちょっとインパクトあるデザインできんもんだったのかしらん、程度のもんだけどさ。
Sunday, August 27, 2006
今、取り組んでいる着尺、再考することにした。そこから発する色気みたいなものが、ピタっときてない。素材は絹で、ナチュラルダイだから、そのモノ自体が色気を持ってる。蚕が体くねらせて、頭八の字に振りながら糸吐く姿なんて、色気むんむんだもんね。染料だって、大地と直結してたんだから。
もっと素直にそこに添うこと。生きること全般において。
Saturday, August 26, 2006
Friday, August 25, 2006
このところ、暑くて、湿度が高い日が続いているけど、こういうものだって飲み込んじゃえば、そんなに不快でもない。久しぶりに三宝寺池のほとりを歩く。夏の植物、夏の水。近くの野球場から掛け声が聞こえる。夏の一日。
Thursday, August 24, 2006
何回も言い聞かすけど、がんばればいいってもんじゃない。何回もやり直したり、時間を掛けたりすると、がんばった気になって、落とし穴だ。一発で、苦もなく、臨界点を越えるのがプロだ。さらに先を目差す。
もし、それができない時には、涼しい顔して、苦しみぬく。
Tuesday, August 22, 2006
今日、本を2冊買ったんだけど、面白いなあと思ったことは、この2冊が、同じ値段だったこと。1470円イーチ。1冊はカフェラテ飲みながら一気読みした。もう一冊は、時間を掛けて少しずつ読んでいくつもり。ちょっとずつ引用します。
「成功している人のやり方やマニュアルを、まずは一字一句変えないで真似してみる。」(トップセールスマンになる)
「音声に驚かない獅子のように、網にとらわれない風のように、水に汚されない蓮のように、犀の角のようにただ独り歩め。」(ブッダのことば―スッタニパータ)
Monday, August 21, 2006
Sunday, August 20, 2006
夕方、外を歩いていたら、空が高くて広くてきれいで、なんか、きらっと紫色に光った感じだった。これは何かの吉兆!?(水蒸気に光が当たっただけ?)
妹が臨月を迎えているし、なんか、次世代に光を当てたいね。病気やケガやいろいろは、それはいっぱいあるだろうけど、まわりの大人が手を掛け、愛を掛け、クリアしていく。そんなふうにして行きたいね。
Saturday, August 19, 2006
着尺のための試織。試織のための整経。今回は、尺幅いっぱいの矢鱈縞だから、試しも部分的でなく、尺幅で。ってことは、本チャン整経と全く同じことをするってことです。ってことは、我が家は臨戦状態ってことで。ってことは、糸と道具と働く私しか居場所がないってことで。ってことは、しばらく布団で寝られないってことです。体鍛えよっ。
Friday, August 18, 2006
夏の植物は、自由奔放で好きだ。うちの郵便受けのところの、コンクリートのすき間から、朝顔が伸びている。落ちた種から毎年伸びる。つるが、のびのびと空中をさまよい、そののびのび加減がとても好きだったけど、2階に届きそうだったから、椅子に乗って、私も精一杯伸びて、つるをカットし引っぱった。
Thursday, August 17, 2006
このところ、少し、バランス欠いて、沿えてなかった感じが続いてた。こういう時って、散漫になって、謙虚さがなくなる。謙虚さがないと、モノは作れないし、生き方が雑になる。
こういう時の、私の解決法は、きちんと料理することです(←当たり前だろって)。で、夏野菜たっぷりのラタトゥイユ。CD掛けて。ちょっと持ち直せたかな。
Tuesday, August 15, 2006
いっしょにお酒を飲みながら、「この人、マジかっこいい」って思ってしまった。いかんいかん、ホレてはいけない人です(笑)。
それはさておき、自分がいかに甘ちゃんかを思い知らされた日だった。今の自分のポジションを、確実にこなすことで越えるしかない。8月15日って、そういうことを自省する日ってことにしようかな。大切な一日だ。
Monday, August 14, 2006
Sunday, August 13, 2006
雨上がりの、ひんやりとした、きれいな空気の中を、尺八のライブを聴きに。すごくよかった。奏者の、心からの歓びが、ストレートに伝わってくる。好きで好きでたまらないが、好きで好きで伝えたくてたまらないになるのかな。たぶん、「好きで好きで」は、ずーっと前から、ずーっとずーっと今このときに続いてる。そしてそれは無限大に続き続ける。
Saturday, August 12, 2006
今晩は、ビールと焼肉。まるで若者の夏休みみたい!
どう作るか、どう生きるかって、話しながらなんだけど。
ビールと焼肉がもっと似合うころに、もっとガツンと、腹の底から取り組むべきだった。ななめだったよね、私。
今、正面から、まっすぐやるだけだってのは、わかってるけど。
Thursday, August 10, 2006
うっかり忘れてましたが、(去年も忘れてましたね)、このブログ、8/1、八朔の日で、丸二年を迎えました。
今まで何にも気にしてなかったのですが、つい先日、アクセス解析できるようになりまして、やっぱりチラチラ見ちゃいます。うれしいのは、毎日とか、二日に一回とかの頻度で観てくださっている方が、結構いてくださることです。見守っていて下さるのかなあなんて勝手に(笑)。どうもありがとうございます。
くじけてヨロヨロになること多々の、ヌケサク染織家ではありますが、どうにか続けて行きたいと思っています。これからもどうかよろしくお願いします。あ、記事数は651だって。
Wednesday, August 09, 2006
上野にプライスコレクション観に。最後の部屋がよかったな。照明が工夫してあって、屏風にあたる光が自然光みたいに、闇から朝日、真昼、夕日と移り変わっていく。一見、余白のような空間が、一挙に清浄で澄んだ空気に満たされる。そしてそれが刻々と変化していく。日本のアートは、自然としっかりリンクしている。
Tuesday, August 08, 2006
ピーカン。これはカーテン洗わなくっちゃ。お風呂で、バシャバシャ踏んづけて。窓も新聞紙でピカピカに拭いて。ついでに換気扇も洗う。夏は大掃除に向くね。
庭の茗荷で、酢漬けを作った。ほのかな、きれいなピンク。夏の食卓。
Monday, August 07, 2006
Saturday, August 05, 2006
今日は来客があって、いろいろ話をした。再確認したけど、業種はなんであれ、今の日本の働く人の、ほとんどは、勤勉で、真面目で、まっとうだ。すごく、ひたむきに、真剣に取り組んでいる。そういう人に、当たり前に出会うと、なんだかホッとする。
そういう人が、シラけちゃうような社会にしてはならない。それは、私たち大人の相互責任だ。
Friday, August 04, 2006
こつ然と、庭の睡蓮鉢から、めだかが消えた。一匹だけだったけど、かわいがってた私の同士。
実は昨日、水を替えた。最近にごってきたから。それが結果、天敵から丸見えになったのか?
物言わぬ彼ら、もっと丁寧に観察すべし。何を欲しているのか、何は余計なことなのか。
Thursday, August 03, 2006
昨日と今日、お風呂の工事で、年配の職人さんが、お見えになってた。おやつの時間に、お茶を出して、ぽつぽつ話す。
「あんた、ご出身は?」「熊本です。」「熊本かー。人吉に友達がいるんだよ。友達っても、もう何十年も会ってないから、死んじまったかもしれないけど。」「・・・」「戦友なんだよ。一緒にシベリアに抑留された、、」
久しぶりに、ネットや本や知識でないところで、戦争の話を聞いた。生の声は響くものだ。たった60余年だ。現実は続いてる。
ひとつ運命が掛け違えれば、このおじさんは、靖国神社の神様になっていたかも。その方が、今日、こうして、我が家のお風呂に、タイルを貼って下さった。
Tuesday, August 01, 2006
Monday, July 31, 2006
梅雨が明け、7月が終わる。ひとつ仕事が終わり、次が始まる。あっという間に、秋風が吹く。
いつも、すくっと、インディペンダントを保つこと。仕事や経済はもちろん、精神も。それが、解放であり、自由であること。
Sunday, July 30, 2006
藍の着尺、織り上げる。この段階では、まだちっとも、達成感とか満足感とか、そういうものは無い。これから、機から降ろして、糸の処理して、湯に通して、きっちり乾かして、湯のしに出して、もう一度検反して、写真を撮って、納品して。そこでやっと、結果が出る。ほっと安堵できますように。
Friday, July 28, 2006
深夜に、部屋の電気を暗くして、菩提樹とミントのハーブティーいれて、CDをかける。キース・ジャレットの静かなピアノ。ちょっとしんみり振り返ったりして。順調とは、とても言えない人生ですが、ま、これはこれで、いいじゃない?
Thursday, July 27, 2006
花瓶にさしてた花が一枝だけ枯れた。ん?と思ったけど、水位が下がって、枝の先が出ちゃったみたい。水がなければ、植物は枯れる。当たり前だ。
当たり前のことを当たり前にする。気を配り、与える。それが当たり前。自戒せよ。
Tuesday, July 25, 2006
たわわに実ったブラックベリーを部屋に生ける。むっちりと黒く熟した実は、豊穣を思い起こさせ、その重さで、頭を垂れる。濃い緑のマットな、ギザギザの葉も、思いっきり命を茂らせる。
ツブツブのジャムになると、深い赤が出てきて、ワイルドで、目と舌が覚める。よろこぶ。
Sunday, July 23, 2006
三春堂で、医療用の実験器具の展示会を観た。この器具たちは、本来の役目を終えて、次の役目に、請われて出発するところ。使い込まれた、ガラスや銅やステンレス。シリコン、ゴム。専門の職人が作って、専門の研究者がヘビーローテーションで使う。何万回もの実験は、人類を救った発見もあったか。その必然と厳しさが、愛おしさと美しさを生む。
朗報!会期はあっという間に終了してしまっていますが、あと3日、スペシャルで、オープンなさるそうです。見逃した方、ぜひ!
7月29日(土)、8月5日(土)、12日(土) 14:00~18:00 12日は「土曜喫茶」も!
Wednesday, July 19, 2006
Sunday, July 16, 2006
このたった100年余りの、この国の事実を振り返った日。実は相当ヘビーだった。でも、それが事実。ストレートすぎて、もうダメだって思った。ほんのサワリの、ちょっとだけしか、アジャストできない我が身の情けなさ。でもそれが事実。
Saturday, July 15, 2006
次の着尺に取り掛かった。緯糸を変えて。
前の真綿手紡ぎ糸と、この真綿手紡ぎ糸、みかけはたいして違わないが、布になると、まったくの別物だ。糸の作り方は、大差ないはず。違いは、糸を取るときの、速さ、含む空気の量、手の違い、煮方の違い、繭、蚕。
いい悪いじゃなくて、違うってこと。それを知ること。それぞれを生かすこと。
Tuesday, July 11, 2006
およ?ログインできました。でも明日とあさっては、全くできない模様です。
昨日、江戸期の袋物を、間近に拝見し、その圧倒感が今に残る。糸の一本一本、針の一目一目、筆の伸びやかさ。完璧なんだけど、ちっとも固くない。ただただ愛らしい。飲み込みたいと思った。
あ、着尺、織り上げました。今、ゆらゆら揺れてます。
Monday, July 10, 2006
わわわ、、、、ニフティ、チョー不調です。ブログへのログイン、相当手間取りました。今週半ばはメンテで、完全シャットアウトみたい。(このエントリーも、送信できるのか、、、、)
ブログの更新は、なかなか会えない近しい人への、「今日も元気でやってます」ってメッセージのつもりでもあるのです。ほんのしばらく更新できないかもしれませんが、今現在、ピンピンしてますので、明日もあさってもしあさっても、きっと元気で、やってるでしょう。ちなみに明日には、今織ってる着尺、織り上げる予定。気合、ブリブリ、やったりまーす!
会ったことない方、こんな私ですが、どうぞよろしく。
Saturday, July 08, 2006
Friday, July 07, 2006
男物の、無地の着尺を織っている。経が藍で、緯がロッグウッドとヤマモモのグレー。経は玉繭がたっぷり入った玉糸とふんわり手紡ぎ真綿糸。緯は手紡ぎ真綿糸のみ。
一日の仕事を終えて、少々突き放して観る。押さえの利いた、深い海の色。宇宙もこんな色なのかも。静かである。決して単調ではない。糸の重なり、色の重なりがイキイキと躍動する中、静かさを観る。
Thursday, July 06, 2006
Saturday, July 01, 2006
目白には、店主の思いがきりっと存在するすてきなお店がいくつかあるが、三春堂も本当にそう。並んでいる陶器や金工を観て、作り手の思いと同時に、三春さんの思いもいっしょに伝わってくる。伝えようってお気持ちが、伝わってくる。そういう時、作る仕事は、独りよがりじゃいけないって、気付かせてもらえる。
Thursday, June 29, 2006
一応、どうにか、社会人として生きている私ですが、「できないこと」はたくさんあります。特に、体を動かすことは、自慢じゃないけど、昔も今も、全くできません。
腹筋、背筋は、もちろん、腕立て伏せなんて、生まれて一回もできたためしがありません。鉄棒にぶら下がるのも、30秒が限界ですから、ケンスイなんて、夢のまた夢です。
それどころか、幼稚園の頃は、スキップができませんでした。どうやってやるのか、見当がつかない。さらに言えば、うがいができなかった。水を含んで上を向いて、そこまでしかわからなかった。喉から息をはくなんて、、、、
でも、どうにか生きてこれたし、今は、(チャンスは無いけど)スキップも、うがいもできます。
たぶん、これからも、できないことはいっぱいあるけど、どうにか生きていきますわ。
Monday, June 26, 2006
人の少ない時間帯に、地下鉄に乗ったり、地下鉄構内を歩いていると、ふと、どこか知らない外国にいるんじゃないかって感覚に陥ることがある。うっすらとした不安をこっそり抱いて、キョロキョロして。自分の無力と無知と、何でもなさを再確認して。
でもけっこう好き。ふわあとした感覚。
Sunday, June 25, 2006
久しぶりに、友人宅を訪ねる。ここんちはいつ来ても、うまみたっぷり、凝縮されたエキスみたいだ。今日は韓国料理の大ごちそう。
この甘酸っぱさは、砂糖とレモンとお酢。シャリシャリ感は、タマネギ。ネギは風味。決め手が、コチジャンとチリペッパー。しょうゆは、こっそりまとめ役。するめ、忍んでる。
Friday, June 23, 2006
冷蔵庫でちょっと冷やして、夕ごはんの後に、メロン。 まん丸。いい匂いしてる。まな板にころり。包丁をあてると、スパッと吸いつく感じ。一気にストン。
かさかさした薄い緑色から、突然、つややかなきれいな黄色みの緋色。したたる果汁。
なんだか、突然のできごと。
Thursday, June 22, 2006
先日、近くの、業者さんが多く使う、魚主力のスーパーに、鯨が大量に出ていた。戻しなんだろうけど、売り場では、冷凍じゃなかった。私は、鯨を食べたことがないし、料理したこともない。どうも熊本では、給食にも出なかったみたい。
で、サクだけど、他の魚といっしょに売り場に並べられてるのを見て、ちょっと違和感。やっぱりこれは魚じゃない。肉だ。当たり前なんだろうけど、目の当たりにすると、如実にそう感じる。魚売り場でなくて、肉売り場に置いた方が、しっくりくるんじゃないか。そうした方が、鯨を食べるってかわいそうっていう一派にも、通じるんじゃないか。
肉も魚も植物も、それを料理して食らうことは、必然だし、文化だと思う。生存する、生き残るってことは、そういうことだと思ったりする。
Wednesday, June 21, 2006
むあっと暑い昼下がり、アスファルトに、まだ羽も生えそろわない、スズメの子どもが、死んでいた。電柱の上で、親なのか、大人のスズメが泣いていた。
ここんとこ、とんと出会っていないけど、子どもの頃は、よく道端で、死骸に行き会った。日常に死があった。普通のことだった。
ここ最近、家の中に命の動きがある。虫やなめくじなんかだけど。この2,3日で、いっぺんに、わーーって感じだ。
明日は夏至。
Monday, June 19, 2006
Saturday, June 17, 2006
東京カテドラルの大聖堂に行ってきた。 一度、あの建物の中に入ってみたかったんだ。
今晩は、アカペラの聖歌をききに。コンサートなんだけど、ミサ受けてる感じ。聖母マリアの生涯を追う。自然に、こうべを垂れたくなる感じ。
Thursday, June 15, 2006

私のような、もの作り系の自営業者は、作るより売るほうが大変だとよく言われるんだけど、上半期終了直前、帳簿と、作品管理と、ポートフォリオのアップデイトにアップアップの私。総合力だよね、、、どうにかしのぎます。
Monday, June 12, 2006
オペラシティのギャラリーで、「武満徹 ─ Visions in Time 展」を観てきた。ノヴェンバー・ステップスの自筆の楽譜がよかったな。壮観だった。あの時点ですでにぞくっとするほど美しい。
もちろん、それは、尺八やオーケストラに演奏されて、それが聴き手に届いて、CDになってなお届いてってのがすごいんだけど。
貫くもの。それは最初からあるものなのだ。そんなことを感じた展示会でした。
Sunday, June 11, 2006
目白の三春堂さんで、「目白・下落合、歴史的建物のある散歩道」という写真展をやっていて、その丁寧さに感服して帰ってきた。いえ、その丁寧さは、いつもchinchiko papalogで拝見してて、よーく知っていたのですが、、、
マップを作られているんですけど、これがいいんです。愛にあふれるマップです。私は結構、この辺りは徘徊してるのですが、何というか、その愛が素通りしてたなあと。今度、このマップ片手に、確認しながら、歩いてみよう。
Friday, June 09, 2006
コンキリエが欲しかったんだけど、近くに売ってなかったから、螺旋状のショートパスタでサラダを作る。
フジッリゆでて、モッツァレラ、セロリ、賽の目に。真っ赤なチェリートマト、オレンジ色のも。ブラックオリーブ、コロンコロン。黄色いパプリカは焦がして皮むいて、しっかり水分拭いて。オリーブオイル。ニンニク。塩加減みて。レモン汁たっぷり。ルッコラ添えて手でちぎる。
Thursday, June 08, 2006
ひとつ仕事が終わったら、一拍おく。その一拍をいいものにしよう。今やった行為が本当に最善だったか、改善点はどこか。同じことの繰り返しからは、退屈なルーティンしか生まれない。
確かに繰り返しである。ルーティンである。しかし、新鮮に。
Wednesday, June 07, 2006
私は熊本市の出身なんだけど、天草には数えるほどしか行ったことがない。結構遠いんだ。交通も、よくなったとはいえ、今でもそんなにお手軽じゃない。
そんな私にとっての天草は、いや、熊本市以南の有明海側は、何だか重い。緑が濃く、モクモクと茂る。国道沿いの雑草。どこまでも伸びる葛。照りつける太陽。ペンキがはげてる看板。たれさがった電線。海は内海で、ねっとりとした、潮の濃さを感じる。砂浜は少なく、道路のすぐ側が海で、反対側は山。
でも、行くとこまで行って、ふっとなじむと何ともいえない落ち着きを感じたりした。安心感に似た感じ。何だか、生まれるちょっと前と、死ぬちょっと前に感じるんじゃないかな。こういうの。
今日試写室でみた映画、「もんしぇん」は天草の御所浦が舞台なんだけど、その何ともいえない感覚があった。天草そのものなんだと思った。
Tuesday, June 06, 2006
試し染めをしているんだけど、いい要素がいっぱい出てきて、ドキドキ。染料をかぶせて、うまくにじませる。スッキリと複雑な感じ。糊は入れない方がいいみたいね。
これをどう完成させるか、導けるか。試しの段階がいくらよくてもダメ。でも試しがイケてないと、結局行かないし。慎重に、最大限に花開かせる。
Sunday, June 04, 2006
築80年の日本家屋で、ベトナム料理をいただいて、楽しい夜。 ミントとパクチー、リーフレタス、揚げ春巻き。うーん、最高。
韓国からの留学生のきれいな、まっすぐな笑顔。 「日本のことはとても好きです」。 「表面では嫌ってるかも知れないけど、心ではとても好きです」。
あと、ヨンさまはカッコイイか否かと、ゴキブリの駆除の仕方の話で大盛り上がりでした。
Saturday, June 03, 2006
夕方までに仕事を終え、家を出る。ちょっと、ふわふわした気持ち。有楽町で地下鉄を降りて、日比谷公園の脇をふわふわ歩いて会場へ。時間ちょうどに着いたつもりだったけど、もうメンツそろってたね。
みんな、みんな、22年前から19年前、いっしょに勉強(?????)した仲間。変わってないし、、、、今は社会の第一線だ。国を動かす、原動力になったんだー。これってすごいよね!
私はチョー零細個人事業主だけど、それでも気持ちは、この分野の原動力です。(気概だけって言われそう、、、)
「泣くなよ」ってメッセージ付きでCDRくれた人がいたけど、泣かないよ。でもあと何年後かは泣いちゃうかもなあ。
Thursday, June 01, 2006
ピンのものをゲットしてしまった。染めの額。どうしよう。結構オロオロしてしまう。
朝に晩に、私はこれと対峙して、何を観るだろう?自分が作ったものを、隣に置いて、何を思うだろう?
目線と基準は、そのレベルに。
Tuesday, May 30, 2006
勤めていたころ、仕事で、何回か、インドネシアに行ったことがある。ジョグジャカルタにも、1度行った。いや、2度行ったか?いつだったろう?1999年くらいか?いろいろ入り混じって、くっきりとした記憶が立たない。
すだれ越しの日光が強烈で、、蓮が咲いてて、、鶏が歩いてた。気の強そうな女の子の表情がよくて、こっそり写真を撮った。
あの普通の日々。
Monday, May 29, 2006
なんて言うか、、、 世の中の一員として生きているってことを、やっぱ、大切に考えようと思う。 ひとりよがりでなく。
地球を回しているのは、私じゃないってこと。地球は回せないけど、できることはある。参加すること。まずは気持ちだけでもいいから。
拉致、憲法、地震。
Thursday, May 25, 2006
私は着物や帯やショールなんかを作っているけど、いわゆる工芸といわれる分野の仕事は全て、最終の仕上げは、使い手にゆだねていると思う。
ただそれは、作り手が90%までやっておいて、後の10%をお任せするという意味では断じてなく、作り手は、100%やり切って、もちろん作り手は一人でない事が多いから、(染織の場合は、蚕を飼う人、糸を作る人、仕立てる人等)、そのみんなが、それぞれ100%やり切って、それをアンカーである使い手に渡して、そこでさらに光をそそいでもらって、昇華するんだと思う。
だから、一構成員である私は、前後の作り手に恥じないように、アンカーにピカピカにしてもらえるように、やんなくちゃあねえと思う。
Monday, May 22, 2006
今日、思ったんだけど、いい作品っていうのは、所属を感じさせないものだなあ。例えば、時代とか、国籍とか。それどころか、この世かあの世かもわからない気持ちになったりする。そんなものは関係ないんだなあ。全部溶けて、それが、また形になる。
Thursday, May 18, 2006
ブログをはじめて1年9ヶ月になるけど、その中で何回か、びっくりするメールをいただいた。そのいくつかは、記憶のかなたに浮遊してたのものを、ピッと点灯させ、目の前にフラッシュバックさせる。
さっき、メールボックスを開けて本当に驚いた。差出人は、小学校のとき転校してきて、私の隣に座った、賢くて、かけっこが一等早かった少年。
私、消しゴムを何回もコロンコロンと落としてたんだって!ダンゴ虫の話もしたらしい。私のダンゴ虫好きは誰にも内緒のつもりだったんだけど、話してたんだ!私は自分のことを話すのがずっと苦手で、ほとんど話さないできたと思ってたのに、ダンゴ虫の話をしてたとは!
何だか泣けてくる。遠い昔の、中途半端で不完全燃焼で、後悔ばかりの小、中、高時代だ。
Tuesday, May 16, 2006
昨日帰って、吊るしておいた着物をたたむ。畳紙広げて、着物を触っている時間が好きだ。この着物は自分で織って、自分で着ている一張羅。
この糸は、あそこで仕入れたんだっけな、撚りの回転数、ちょっと増やしてもらったんだっけ。染料は水道局の前のヤマモモの枝、分けてもらったんだっけ。初めてインド藍、建てたのもこの時だっけ。
仕立てていただいた方とも、懇意にしていただいてる。あの方が、一針一針、形にしてくれたんだよな。初めて袖を通したときは、放送大学の卒業式だった。
着物は時間の経過とともにあるのがいい。誰かのその時間をいっしょに作るような着物を織りたい。
Monday, May 15, 2006
国立劇場へ、前進座のお芝居を観に。役者の色気にクラクラの私。立役もいいけど、女形もいいねえ。三味線の音にもクラクラです。女形の着物の所作に深く感服。そこにいるだけで、女っぽさが立ちのぼってくる。私も着物着て行ったんだけど、衣紋も襟も詰まり気味。これじゃあ、町娘だよ。
皇居の新緑。帰り道のコカコーラ。
Saturday, May 13, 2006
ずーっと心に残ってたけど、辞書でも見つからず、ぐぐってもヒットしなかった単語、「存夜気(そんやき)」。ネット上でお尋ねしたら、なんとお答えいただきました。でっかいプレゼントもらった気分!なんと出典は、孟子でした。(読まねば~~)
新たなキーワード、「平旦の気」。夜明けのちょっと前。時間でいえば午前4時頃。何かが始まるその直前。
人生における「平旦」はとっくに過ぎている私ですが、いつも自分を「平旦」の状態にリセットして、新鮮に、発見しながら、やってこうと思いました。
Tuesday, May 09, 2006
昨日観た、ブロークバック・マウンテンのことをつらつら思っていたんだけど、たった40年~20年ほど前のアメリカの話なんだけど、あれほどまでに、同性愛がフォビドンだったことに愕然とした。 いや、もっと昔の話だったり、一部のイスラムの国の話だったら、入ってきやすいんだけど。
1963年のワイオミング。アメリカ。 その国を貫く、社会状況、宗教、哲学、なにも知らないもんだ。 20年間、二人は、切なく苦しい愛に生きる。そして一人は死ぬ。1983年の設定のはず。
私は、1993年にニューヨークに行ったけど、すっごくカッコイイ男同士のカップルが手をつないで歩いてて、うらやましくて振り返ったものだ。
何があって変わっていったか、少し勉強しなくちゃね。
Monday, May 08, 2006
レイトショーをみに、池袋の映画館へ。ブロークバック・マウンテン。
切なかった。人が生きるって、人を愛するって、どうしようもなく切ない。誰も彼もが切なくて、どうしようもない。そういうものなのだろう。
すごくよかったです。
11時ころ終わって、地下鉄二駅。最寄で降りて、深夜までやってるスーパーで、粒胡椒とピーマンとアイスクリームを買って、20世紀後半のアメリカの自然と田舎町を思いつつ、ふらふら歩いた。あたたかい夜。
Sunday, May 07, 2006
変なカッコで本を読んでいたからか、右肩のスジが痛くて困った。こんなに痛くちゃ織れなかっただろうけど、今日は染めの日で、まあ助かった。
染めって、糸を洗うのが一番の力仕事なんです。私はこのとき、左手使い。右は水量の調節なんかの補佐。痛い右をかばえて、ギリギリセーフの日だなあ。
ちなみに私は、糸を巻くときは、右手使い。左洗い、右巻き。
Saturday, May 06, 2006
久しぶりに人の輪に入れてもらって、楽しい時間。おいしいものをみんなで作って、みんなでいただく。料理は愛と化学だなあ。
食卓を囲むと、目の前に、群青色に沈んだ暮れ方の空がみえて、その色の変化を見つめながら、いろんな話をした。
Wednesday, May 03, 2006
甘夏でマーマレードをつくる。細く切って、ジュースを搾って、水につけて3時間。あとは煮るだけ。太陽のようなオレンジ色。いい感じ!揮発系のいい匂いが充満する中、時分時となり、ごはんの準備。味噌汁つくって、納豆まぜて、めざしを焼いて、、、、、これってどうよって思いつつ。
Monday, May 01, 2006
本日、5月1日、some origin は、創業3周年を迎えます。見切り発車のまま独立し、右往左往しておりましたが、どうにか廃業せず、転職せず、やってこれましたこと、深く深く感謝いたします。
私は作ったものに通し番号をつけているのですが、そのナンバーが1000を越えました。これは作品を発表し始めた1999年からやっているのですけど。のべ1000人のお客様に、買っていただいたということになります。その責任の重さをしっかりと受けて立とうと、思いを新たにしています。4年目の some origin 、どうかよろしくお願い申し上げます。
Saturday, April 29, 2006
今日のよきこと。
なんていい天気!湯のしを出しに下落合へ。ママの顔みにカフェ杏奴へ。「薬王院へ寄ってって。牡丹がきれいで心が洗われるようよ」って。うん、寄って、確かにきれいだったけど、私はママに会って、すっかり心が洗われました。取引先へ電話。次回作も期待してるって。ありがとうございます。宅急便、2ヶ所、飛んでいけ!お金を下ろして、家賃を払って、お買い物。うふ、シャブリとオークニー島のスコッチにしてみました。アンチョビとバジルソースでスパゲティ。日が長くなったね。明るいうちから飲む。
Friday, April 28, 2006
Wednesday, April 26, 2006
昨日まで一衣舎春展を開催していた江古田のギャラリー陶花には、すてきなお茶室があって、私もそこで何度かお抹茶をいただいたんだけど、お茶っていうのは、深すぎて怖い。そこに当たり前に存在してる壁や窓が持つ深さを知ってしまうのが怖い。でもきっと、もともと知ってるんだと思う。
Thursday, April 20, 2006
今日から、私の育った家が取り壊されるらしい。なかなか感慨深くてしんみりだが、よく考えてみると、あの家は私が七つの時にできたから、11年しか住んでいない。私の人生の3分の一以下だ。今住んでるアパートにはもう7年もいるから、5分の一にせまる勢い。仮住まいのつもりだったんだけどね。
今度帰省するときは、まったく知らない家に帰る。
Wednesday, April 19, 2006
今日は、体調が絶好調というわけでなく、気持ちもちょっとダメダメなんだけど、案外仕事はうまく進むものだ。一連の中では一番のでき。
そっか。私の体とか心とかは、今、目の前の仕事に対しては、カンケーないんだ。やるべきことを確実に的確にやる。ただそれだけでいいんだ。
どんな糸でも使いこなすように、どんな状態の私でも使いこなすこと。
Tuesday, April 18, 2006
Monday, April 17, 2006
80年くらい前の古い銀箔を使った帯を観た。その箔を1mmくらいに切り、そのままの形で、緯糸としてるのだ。銀が焼け、漆が見えたり、和紙が見えたりする。物質感がそのまま美となっている。銀も漆も和紙も、人間が手を入れて作ったものだ。もちろん織も。ただそこに人の手の跡は感じない。
Sunday, April 16, 2006
Friday, April 14, 2006
サプライズ!下落合からプレゼントが届いた。魔法の箱を開けると、小さな太陽のような甘夏と、元気が詰まったクルミのケーキ。サクサクビスケット。天使の言葉。
何だかすっごくうれしい。飛んできたお気持ち、受け止めた。鼓動がヒョイとハイになる。
甘夏は、ひと区切りついたら、マーマレードにしよう。なんか、ながーく、ヒョイハイが続きそうで、ますますうれしい。
Wednesday, April 12, 2006
体の中で、コチコチに硬くなってしまったものを、臼でつぶして、ミルで挽いて、ふるいに掛けて、さっらさっらの粉にして、タマゴと砂糖をたっぷり入れて、ふんわりふわふわのケーキを焼こう。クリーム作ろう。グランマニエル、忘れずに。
Monday, April 10, 2006
取引先に納品したとき、「ありがとうございました」って言うと、「いや、ヨシダさん、ありがとうはこっちの言葉なんですよ。僕たちは、ヨシダさんや、他の作家さんたちのモノ扱って生きてるんだからね」って言われたことがある。なんか、じんわりうれしい言葉だ。自分の仕事が、他の人の仕事となっている。
Saturday, April 08, 2006
一年前の今日、私はこんなことを書いてるんだけど、一年たって、18年周期ってのは、個人差があって、ひとくくりには言えないけど、自分的にはやっぱ当たってるなあと思ったり。いえ、第三ソメオリ期なんですけどね。
なんつーか、覚悟が決まる世代かな?後には引けない。これで切り開くしかない。自分の至らなさも身にしみてわかる。たぶん、第二ソメオリ期のときには、アホらしく見えちゃってたかもしれないけど。晴れ晴れとした潔さがあるんだなあ。
若かりし頃の母の快挙にひれ伏す日である。
Friday, April 07, 2006
Thursday, April 06, 2006
帯を観ていただきに出かけたのだけど、立派なお宅の、自然光のもとで広げて、何だかすごく安堵した。うちで観るよりずっとよかった。ああ、完成してるって思った。
うちで観てると、素材のときの名残があって、ミクロで観すぎちゃうんだろうね。もっと大きく見ること。着物と合わせたときのバランス。見映え。着映え。大事なのだ。その全体が文化であって、行き着きたい場所だから。
Tuesday, April 04, 2006
今日の、よきこと。
朝、とても空気が澄んでたこと。出かけた先のビルの6階から、神田川のうねってる桜ベルトをみたこと。密度のある話を聞けたこと。水元して、まったく染料が流れなかったこと。(染めと蒸しが完璧だったってことなんだ。)無撚りの棒綛の糸が、うまく巻けたこと。(これ、実はやっかいなのだ。)蛸とセロリのスパゲティがまあまあうまく出来たこと。むっちりしたネーブルがおいしかったこと。ローズヒップティーが、きれいな色をしていたこと。4月の目標、禁酒を守っていること。(ナイトキャップを除く。誰ですか?まだ3日だよって言ってる人?)
大阪の親友が電話をくれて、結婚するって報告してくれたこと。とてもとても心が澄んでる人なんだ。おめでとう!おめでとう!おめでとう!
Monday, April 03, 2006
昨日、別れ際に、ヘレンに、「ロンリーじゃないの?」って聞かれた。ふむ。そう見えるんだろうか。
alone(アローン)やsolitude(ソリチュード)は是認している。こういう生き方しかできなかったってのもある。でもねー、loneliness(ロンリネス)はどうかなあ。容認しがたいなあ。
自己完結は目標だが、それは、大きな融合を含むものでありたい。
Sunday, April 02, 2006
エジンバラから、テキスタイルとエッチングのアーティスト、いらっしゃる。試織とか資料見せてたら、草木染めで、こんなに鮮やかなのかって驚かれる。ヘドモドしながら渾身の説明。なんだか楽しい。すごく笑った。
帰りにいっしょに食堂に入って、ヘレンは親子丼、キャサリンはカレーうどん、私は五目そば、食べる。お箸がものすごく下手、笑。つき合って、音をたてずに、ゆっくり食べてたら、私までお箸、下手になる。
Saturday, April 01, 2006
もう8年前になるか、返還前の香港で開催された国際フォーラムに、参加したことがある。前職やってたとき。
そこに、台湾からサクリュウってアーティストが来てた。パイワン族って少数民族。なんだかよく目が合って、英語苦手同士、よく同じテーブルについた。大量の作品を見せてもらった。いけてるアーティストは大抵多作だ。
場慣れした国際派参加者が多い中、彼の独自路線はカッコよかった。パネラー勤めた日は、ピシーっと民族衣装でかためて、誇り高きって感じですてきだった。鳥の羽とかついてたな。
Thursday, March 30, 2006
およよ?ブログ、直ったのかな?もう大丈夫???(昨日直したのが、また壊れてた)
ニフティさん、お疲れさまです。私は、「なぜ、テレビが映るか?」レベルでもう分からないので、ただただ享受させてもらってます。今後とも頼りにしてまーす!
Tuesday, March 28, 2006
Sunday, March 26, 2006
この季節の突然の風のように、遠来のお客様。ひゅーと来て、ひゅーと帰られた。心地よい余韻が残る。
その後、打ち合わせに。パーティーにもちょっと参加させてもらう。昼間のシャンパン。最高ね。いい気分。後ろ髪を引かれたけど、すくっと帰宅。シゴトシゴト。ちょっとノルマに遅れてます。3月中に、バンカイすること。
Thursday, March 23, 2006
ときどきメールをくれる元クラスメートの男子がいるんだけど (男子って言葉いいよね。クン付けで呼ぶのも今となっては彼らのみ。すでに社会の牽引車となった彼らを、クン付け、タメ口っての結構カイカン、笑)、彼が、「両親を世界で一番尊敬している」って書き切っているのに、私はものすごく反応してしまった。
いつの間に、こんなかっこいいこと言える大人になったんだ!!!!
私は昔から、ものすごく懐疑的なイヤな子なので、「尊敬」ってこと、出来なかった。昔、偉人伝とか読まされたでしょ。野口英世とか、キューリー夫人とか。で、感想文とか書かされてとても困った。賞賛を促されてる、でも、私はこの本からだけの情報だけで、確証もないのに、そんな、「尊敬の念を覚えました」とか書けないよ。
尊敬って、自分で生きられるようになって、はじめて、感じられるようになった。ゴク最近です。人間の弱いとことか、意見が合わないこともあったとか、そういうの込みで、それでも理解し、受け入れ、尊重し、尊敬する。こりゃー、カッコいいわい。元クラスメートに感謝。私もそうなる。
Wednesday, March 22, 2006
Tuesday, March 21, 2006
朝9時に、いそいそと、機料屋さんに電話。月曜になるのを待ってたのだ。金曜の夕方遅くに、仕入れの必要が発生したが、運悪い、土曜、日曜お休みだ。
で、待ちに待った今朝、なぜか呼び出し音が転送される。(???)どうもご自宅にかかったみたい。奥様が出て、「今日は休みです」「は?」「職人もみんな休みです」「は?」
4連休だって!ガーーン。。。自分の仕事が斜陽産業とは知ってたが、まさかここまでとは、、、仕事がないんだろうけど、、、、、循環を断ち切られた感じがした。仕事って、一人でやってるわけでなく、ひとつの仕事を受け継いで、次に渡して、まわして行くものだよね。
そっか、循環の輪も、既存のものに乗っちゃいけないってことか。輪は自分でつくること。みんなに乗ってもらいながら。
Monday, March 20, 2006
午後はラヂオで野球。一回表で、イチローがヒットを打って、さらに盗塁したとき、「くぁぁあああー」と気持ち吸い込まれた。この人、本当にすごい。勝負するとはこういうことか。
勝つために、あらゆることを、全力で、全身全霊で、毎日毎日、やってるんだ。その現れの一つが今日の試合なんだ。
くぁぁぁぁあああーーー!
Sunday, March 19, 2006
近所を歩いていたら、ふんわり風にのって、どこからともなく、線香の香り。 あー、墓地があるもんなー。
墓地に線香。 梅に鶯くらいのマッチングのよさ。
ああ、今日は彼岸の入りだ。
フライングの桜を探したけど、見つからなかった。
Saturday, March 18, 2006
冬に仕込んだ味噌の、水が上がってきたので、天地返しをした。ボウルなんかをホワイトリカーで拭きたかったんだけど、ないから芋焼酎で。
発酵途中の味噌と芋焼酎の匂い充満するときに、宅急便屋さんが集荷に来る。荷は北へ。春の使者となれますよう。
Thursday, March 16, 2006
な、なんと!宅急便が届いて、開けてみたら、ドーンと酒と米が入っていた。
うわあ、酒と米。酒、米、酒、米、酒、米、酒。
うれしいなあ。なんか、酒と米ってカナメって感じ。しっかり生きろって励ましてもらった。
お米、10kg。このずっしり感、忘れてた。ずーっと長いこと、お米は2kgか3kgで買っているから。ずっしりっていいですねえ。
Monday, March 13, 2006
幕末から明治の、麻の織物を拝見する。
全体を観ててもくるんだけど、ルーペでのぞくと、「うぉー!」って言いたくなるくらいプリプリ。手績み。手織。藍染め。糸の繊維に、藍の粒子が、けなげにしっかりくっついている感じ。愛につつまれている感じ。タンタンとした作業が生んだ。100年たっても愛は愛。
帰りに中野のドンキホーテ。反動で買い物しまくる。といっても詰め替え用のシャンプーとかなんだけど(笑)。
帰り着いて、出かけに留め釜までしといた染めの続き。糸を洗う。この糸に、今観てきたのと、同じ程の真剣さを注いでいるか。織り上げたとき、自信を持って隣に置けるか。
Saturday, March 11, 2006
ときどきライムを買ってきて、ごはんやおかずやスープに添える。なんか、とたんにアジアになる。
にゅうめんにライムで、あっという間になんちゃってラオス。焼き鳥にライムでインドネシア。ごはんに合わせるのも好き。ちょっとおしゃれにコロニアル風。
Friday, March 10, 2006
Wednesday, March 08, 2006
今日知ったんだけど、「乱」っていう字は、「みだれる」っていう意味と「おさめる」って意味があるんだって。象形文字のときはそうだったんだって。偏のほうは糸巻きに糸がからんで乱れてる様子。旁のほうは糸をさばくための骨で作ったへら。
「みだれる」と「おさめる」は同じ字に含まれるんだ!おさめるためには、乱れることは必須。図案の仕上げも、人との関係も。恐れるな。
Tuesday, March 07, 2006
美しさを発見する。そしたら、それをよく観てよく観て、取り込んで、練り上げて、自分のエネルギーに変えて放出する。定着させる。
「練り上げる」のところ、丁寧に。観たままじゃ足りない。動かせないその一点まで引き上げる。もちろん人に伝わるようにも。
それは作り手の責任。
Saturday, March 04, 2006
野口三千三氏は、大和ことばをとても大切にされてるんだけど、「ほ」についても言及されてるんだよね。
「ほ」ってのは、解けてる状態らしいよ。気体的で、固まってないんだって。柔らかく、潤いがあり、滑らかでふくらみと伸びがある。その動きは、流れであり、伝わりであり、うねり・波の動きである。
ほぉーーー。私は名前に「ほ」の字がついてるから、何か特に響くなー。よし、そういう生き方、しよう。
Friday, March 03, 2006
遅い夕方、冷たい雨がそぼ降る中を歩いていたら、どこからかふわっと花の香り。もう暗くて見つからないけど、ちっとも春らしくはない夕方だけど、咲いてるんだな。
帰って読書の続き。ちょっとだけ引用。
「秘められていた力が慈しみとなって、明白に感じられるようになること。このような降臨現象を、私は美と呼んでいる。」(ニーチェ)
Wednesday, March 01, 2006
寒い一日。
お昼にあっつい天ぷらそば。海老天のコロモが汁を吸って、ふにゃっとなってるところにかぶりついて、くちびるをやけどする。
郵便局、銀行、振込みしまくり。月末ですなあ~。おうちに帰って帳面するけど、現金が合わない。
明日から、三月。
Tuesday, February 28, 2006
展示会が終わった晩は、ぽっかり空しくて、酒を飲む。気分は芋焼酎。五合瓶に三分の一くらいしか残ってなかったから深酒せずにすみました。
空間が自分のものになってない。作り出す空間でなくなってる。今晩だけ勘弁してやるけど、明日は元に戻すこと。
Monday, February 27, 2006
雨上がりの夜道を、江古田のギャラリー陶花から我が家まで歩いた。 新鮮な空気、着物からジーパンに着替えて。 練馬区と板橋区の境辺りで、大きなガマ蛙を見た。
島内さんは、着物を本当に心底、好きで好きでたまらない方です。 作り手の立場から言わせてもらうと、こういう業者さん、本当にめずらしい。 「もっと丁寧に扱ってよ!こっちは命がけで作ってんだらっ!」って言いたい業者さんが多い中、島内さんに扱ってもらう反物は、本当にニコニコとうれしそうです。
呉服島内 東京春展、明日が最終日。 ぜひ。
Saturday, February 25, 2006
美しさに対して誠実であること。 これしかないんじゃないかと思う。
呉服島内 東京春展、にぎにぎしく開幕しました。江古田ギャラリー陶花にて。27日月曜までです。
美しさと深く向き合える展示会です。
Friday, February 24, 2006
やっぱり、いいものっていうのは、「生きてる」感じがする。
過去のものでもまさに「今」。ものすごく新鮮。ものすごくビビッド。
明日、呉服島内、東京春展、初日です。
「芹沢銈介とその一門展」
2/24(金)~27(月) 10:00~19:00 ギャラリー陶花にて
Thursday, February 23, 2006
疲れすぎてはいけない。そうなると、判断力が鈍る。何より泣きたくなる。(笑)
やること、やりたいこと、やらなくてはならないことはいっぱいあるし、やっぱ、基礎体力を上げねば。精神体力も。
そして、片っ端からやっちゃおう。
Saturday, February 18, 2006
Friday, February 17, 2006
今日は昼風呂してしまった。ちょうど区切りがついたから。自然光。香木たいて。極楽ですなー。
いつもお風呂は、ノルマが12時前に終わったときのごほうびとしてる。だからなかなか入れず、朝、チャチャとシャワーのみ。
今日は女王様気分♪なのに、残り湯で洗濯して掃除する私って、、、、
Thursday, February 16, 2006
お正月にあった同窓会のクラス写真が送られてきた。何だか、みんな、いい顔してるーー。んで、変わってなーーい。会場で会ってたときより、身近に感じる。
19年。苦悩しつつも、ひとつ乗り越えた時期だろうか。まだまだこれから、さらなる苦悩なんだろうけど、なんか度胸がついてきた年代ではあるな。もう、引き受けるしかないもんね。
Wednesday, February 15, 2006
久しぶりに目白を通ったので、勤めてたころよく行った肉屋の亀屋さんに寄った。寡黙な感じのご夫妻が寡黙に働いている。白衣がお似合いで、大きなカッターがあって、これぞ肉屋ーって感じで好きなのだ。
ここでフンパツしてベーコンを塊りで買う。たまにベーコンとかオリーブオイルとかいいの買うの好き。
ねぎとベーコンのスパゲティ。明日はカブとベーコンのにしようかな。
Tuesday, February 14, 2006
ずっと親元にいた妹が、部屋を借りて家を出た。末っ子で家付き娘だと思っていたけど、なかなかやるもんだ。サーモンソテーきのこソース、人参グラッセ添えなどという、いかにも一人暮らし始めたばかりって感じの料理をしてるらしい。(そのうち、ご飯と味噌汁、焼き魚、野菜炒めになるの必至)
きちんと貫く仕事してるしなあ。社会人同士だと年の差なんてないね、って思っていたら、独立祝いに送ったチョコレートのお礼メールが届いた。
「おねえのチョコ、バリうまかった(^q^)!」
うーーむ、やっぱ年の差あるかも、、、
Monday, February 13, 2006
Saturday, February 11, 2006
Friday, February 10, 2006
パウル・クレーを観てきた。なんていうか、画面が表面張力でみなぎってる感じ。ちょっと盛り上がって観える、ただの紙なのに。
満ちている。発散している。迫ってくる。
やっぱ、クレーは色彩がいいなあ。重なって、透明で。かたちが引き立つ。
Thursday, February 09, 2006
姉の誕生日。電話で話す。
ちょっと揶揄するつもりで、「おいくつになられましたぁー?」と私。
「サンキューよ!今年は感謝する年にしようと思って」って。
あ、やられた。あんたすごいよ。いい一年にして。ゆきちゃん。
次に織る帯の下図、あたりを付けて、消したり描いたり。
今、紙の上で構築しているものが、1週間後には機に上がり、2週間後には布になる。うまく行けば、3週間後には手を離れてるかも知れないし、4週間後にはもう締めてもらってるかもしれない。10年後も変わらず締めてもらってるよね。100年は大丈夫だと思う。糸に負担掛けないようにしてるから。実地で実験できてないけど。
少なくとも、私が生きてる間は、ピンを保つ布を作ってるつもりです。長生きする予定ですので、どうかご安心してお任せください。
Wednesday, February 08, 2006
玄米炊いて、鶏と牛蒡と蒟蒻のおつゆ、人参とピーマン炒め、大根サラダ。バッハのピアノ。
心と体を落ち着かせて、盛り上げて、いい方向にいい方向に。
それで何をしたかといえば、青色申告、確定申告。こういうものは一気にやっちゃわなきゃね。
数字ときちんと向き合おう。せめて人並みに。社会人として。
Sunday, February 05, 2006
ガーン、、、一生の不覚である。一陽来復のお守り、一日間違えて貼っちゃった。節分の日の夜12時というのは、その日の終わりの12時なんだねえ。始まりの12時に貼っちゃった。
今朝、My Place のエントリーを読んだときの、驚愕と落胆、ご想像いただけるだろうか、、、、
お昼に沖縄の西川さんから、フクギの詰まった段ボール箱がドンと届いた。開けると、生き生きとした力に満ちたプリプリした葉っぱがぎっしり。この前の夏のときより、初々しく緑が明るい。これで、振るい付きたくなるような黄色を染めるのだ。
今日は立春。
Friday, February 03, 2006
「うわーきれいですねー」って、私の織ったショールをお見せした方に、開口一番言っていただいて、とてもうれしかった。使っていただけることになって、さらにうれしかった。
なんか、社会人として役に立っているんだって思うから。この国をまわして行く一要員なんだって思うから。
さあ、これからは、ショールの力にゆだねます。大丈夫。出来ることは全てした。
家に帰って、濃いお茶入れて、薯蕷饅頭。キース・ジャレット。芥川の文庫本。何だか幸せ。
Thursday, February 02, 2006
福の神様が、メールをくれた。私が贈った小布、喜んでいただけたみたい。福の連鎖反応ですね。なんてったって、10万本に2本の幸運ですものね~
そしたらなんと!佐賀の呉服島内のご主人も当たったって!!ますます連鎖反応!この勢いで行きましょう!!!
もうすぐ東京江古田で、島内さんの展示会あります。芹澤銈介とその一門にスポットをあてた展示会です。実は私もお手伝いさせていただきますの。福福しい私どもが、幸運をお分けいたします。ぜひともお出かけください!
「呉服島内東京春展'06 芹沢銈介とその一門展」
2月24日(金)~27日(月)10時~19時
於)ギャラリー陶花 東京都練馬区豊玉上1-19-14
Wednesday, February 01, 2006
爪を切るとき、もっと気を使うこと。特に左手の親指。この爪のいかんによって、機結びの速度と締まり具合が違ってくる。爪きり、木屋のなんだけどなー。もっと探してみなくちゃね。
自分が、素材で、道具であること。もっと。
Tuesday, January 31, 2006
今日は帯のオタイコ部分を織った。刷り込み絣だから、そこには明確な意図がありありとある。でも、無地の地の部分も意図は明確だし、もっといえば、その意図が主張するようではダメである。ふっと浮かぶような、存在自体が自然で気品にあふれているもの、そんなものを織りたい。
Saturday, January 28, 2006
仕事中、どうしてもしんどくなったら、ちょっとだけ寝る。寝ることは最高の気分転換。
うちにはソファのようなものはないから、板の間にそのまま寝る。毛布なんか引っ張り出したら、おしまいだから、なにも掛けず丸くなって寝る。
部屋が道具や糸でいっぱいで、それを動かしたくないときは、台所で丸くなる。
Friday, January 27, 2006
染織にかぎらず、こういうモノ作り系の仕事の、大きな落とし穴のひとつは、「やれば出来ちゃう」ってことだ。
さして考えずとも、染液で煮れば糸は染まるし、ただ亡羊と経糸と緯糸を出会わせれば布になる。
必然が無ければダメなんだ。
Monday, January 23, 2006
やっぱり九州人に雪はつらい。きのう、慣れない雪かきをしたら(結構面白かったんだけど)、今日、右足の薬指にしもやけができた。緊張したまま歩くので、体ガチガチ。
屋根の雪がどさっと落ちてビクッとする。人間としての能力が落ちているのではないか?
Sunday, January 22, 2006
雪が降ったのがうれしくて(雪国の方、ごめんなさい)、夜になって、外を歩いた。静かで明るい。ああ白いから明るいのかーー
遅い時間なのに、辻辻で雪かきをしている。私は雪のない地方の出なので、雪かきの意味がわからなかったんだよねー。雪なんて、ほっとけばすぐとけるじゃん。(雪国の方、かえすがえすごめんなさい)
ちゃんと片付けられた家の前は美しい。あしたここを通る人に少しの愛と安全。夜中に小さなスコップで雪かきをする。
Saturday, January 21, 2006
大豆をふっくらと煮て味噌を作った。
マッシャーで豆をガンガンつぶしながら、
「いやーこれを発酵させて味噌にするなんて昔の人は天才だね」とか思ったんだけど、いやいや、まてよ。
確かにこれを発見した昔の人はすごいけど、それを発展させてきた「その後の人」もすごいぞ。
たぶん、大豆の品種や栽培法もずいぶん違うだろうし。作り方も洗練されてきたはず。味も時代時代で変わってきたはず。
大豆や塩自体は昔の方が味が詰まってておいしかったかもね。もしかしたら。
それは地球の都合とかで仕方ないことだから、「その後の人」は、食料への必要と欲望と愛で、努力と工夫を重ねていったんだろうなあ。
Friday, January 20, 2006
何においても、はじめとおわりがすごく大事だと思う。私の場合は、仕入と販売。とくにこの仕事の場合は、ここが数少ない現代社会との接点だし。
吟味して吟味して、計算入れて、仕入れる。糸屋のおじさんと話して今の事情聞いたりする。買った以上は、その糸を最大限に開かせなければ。販売は、覚悟して、売る。作ったものを売ることで、大人にしてもらったと思う。責任発生するし。まだまだだけど。
その、はじめとおわりの中間ももちろん大事。でもこれは自分次第でどうにでもなる。
忘れちゃいけないのは、そのもっと前と、そのもっと後。
Tuesday, January 17, 2006
きのうのエントリーに対して、トラバとメールもらった。ミクシィにも同じこと書いたんだけど、そっちにも貴重な書き込みいただいた。Thanks!
今日は召集がかかって同窓生と飲んだ。何億というお金動かしてる人。コンピューターの中身審査してる人。朝の5時から外国と電話で会議してる人。
私思うに、染織家(≒私)は甘えてるよね。そこまで追い詰めてない。そこまで突き詰めてない。突き詰め方がわかってないんだと思う。でもそれは真剣さが足りないってことだね。いつもギリギリ最前線で、切れるようなエッジに立って、本質を見つめること。
Sunday, January 15, 2006
ときどき染織をやりたいって方からメールいただいたりします。これを仕事にしたいのだがってことが多いんだけど。
実をいうとお返事書くのが、ものすごく難しい。なんつーか、今の私のレベルでは何も言えないのです。ええ、生計は立ててます。でもちょっとギリギリすぎるし、道半ばすぎます。
例えばもうすでにこの道に入ってる人に、具体的にここがわからんと言ってもらえると、「私の場合は、こうこうこうこうやで~」ってうるさいくらいに言えます!でも普遍的なことは、今はまだ言えないって感じです。特にこれに人生をかけようって方には。
あ、それでもメールいただいたりするのは歓迎です。人間対人間のつきあいする感じで。
Saturday, January 14, 2006
きのう食べた宝石のようなチョコレートケーキの余韻が残ってて、いい加減なもの食べられない。
それで普段ご飯も、精魂こめて。ご飯炊いて、出汁とって。菜の花のおひたし、あんかけオムレツ、おみおつけ。きちんとつくる。きちんと食べる。アンブロワジーの威力。
Friday, January 13, 2006
着物がすっきり似合うかっこいい方に、おいしーーーいケーキ屋さんに連れてってもらう。言葉がなくなる。あまりに美味。あまりにきれい。お店の居心地も最高。このバランスは人知の結晶だなあ。人間ってここまで出来るんだよって目の前に見せてもらった。
Wednesday, January 11, 2006
この2、3日、夕方になると鼻水がたれる。風邪っていうより、ビタミン不足の予感。なぐさめ程度にレモン汁飲む。あーあー、大晦日は鴨鍋、元旦は馬刺しで酒池肉林だったなのになあ。(酒と肉はビタミンか?)
うまいもん食べたときのような直接的な感動を、いつも目の前に作り出すつもりでいってみよ!
Tuesday, January 10, 2006
Monday, January 09, 2006
東京は巨大メガシティだけど、我が家はすこぶる静かである。住宅地だし、となり駐車場だし。日が落ちると雨戸を閉める。気分が乗らなければ、ラジオもCDもかけない。めったに電話もならない。
これでいいのかってたまに思うけど、どうもこの方が調子いいんだよね。つか、調子よくするためにこれが必要って感じかな。
あ、でも私自身はオープンなこです~
Sunday, January 08, 2006
山手線を高田馬場で降りて早稲田通りを歩いていたら、前の人にぶつかりそうになる。トロトロ歩かんでーーーと言いたいがここは公道。歩く早さはまちまちだ。私は東京にいるとせっかちになる。東京は働く街だ。
でもたぶん、私は東京にいるときの方が謙虚でいられる。自分の小ささを思い知らされる街でもある。
Saturday, January 07, 2006
スペシャル大掃除をしていると、ああもしかしてこの時点でこうしていたら別の人生だったろうなあってアイテムがゴロゴロでてきてちょっとしんみり。いろいろチョイスやチャンスはあったんだ。でもそのときそのときで精一杯選んだはず。いじらしい程の真剣さでさ。信じていきましょーぜよー!
掃除のしすぎで筋肉痛。
Wednesday, January 04, 2006
ほこりをかぶった棚を開くとテレピンオイルのいい匂い。一気に青春時代に引きずり込まれる。それなりに真剣に取り組んでいた。無理して揃えた絵具や筆、ペインティングナイフ。しかーーし!手入れの仕方が素人くさい。こりゃーダメだよ。若かりしころの私よ。真剣なつもりだっただけじゃないの?
道具を完全に使いこなすこと。完璧に手入れして。これ、基本中の基本。
Friday, December 30, 2005
できるだけ旧暦と新暦を照らし合わせながら生活している。私は、きまって廿五日ころ凹むから、下弦の月を見るとちょっとあわてる。お月様がすっかり隠れるとほっとする。今月も生き返りました。
この手帳、おすすめです。
Wednesday, December 28, 2005
今日読んだ本に書いてあったんだけど、「工」という漢字の意味は、横二本の平行線は、天と地を意味し、その間に立っている縦の線は人間を示しているんだって。天と地は、「工」をする人によってつながれ、美しい均衡と調和をもつ空間になる。そこで行われるのは、もはや人間一人の孤独な仕事ではない。
工業や工芸にたずさわる皆さん!このイメージです!
Sunday, December 25, 2005
2000年以上前の今夜生まれたひとつの命が、史上最大の奇跡で祝福で愛のひとつであるとは思っていたけど、今日糸を巻いていて、もしかして、その、奇跡と祝福と愛はここまでつながっているんじゃなかろうかと思った。自分がそれを捉えられてないだけで。自我や思い込みがじゃまをして。全部捨てないとそれには会えない。
メリークリスマス!
Friday, December 23, 2005
ピンの中のピンを観たいと思って、日本橋室町へ。卯花墻に会いに。
満ち満ちてる感じね。緊張感も伸びやかさも。リミットが無くて、どこまでも広がる、雄大に。無限大に。
Thursday, December 22, 2005
Wednesday, December 21, 2005
ジャンジャンバリバリ年末シンコーってわけでもないんだけど、この一ヶ月ほど落ち着かなかった。夕方に、ポストに贈り物が届いてて、なんだか空気が変わりました。青梅から柚子のお菓子。ちゃんとお茶を入れて、ゆっくり味わう。いつもみたいにモニター見ながらとか、立ったままでとかじゃなくてね。
冬至近し。夜の時間が長いからこそ、深く向き合う。
Monday, December 19, 2005
今日は面白いワークショップに参加した。着物を着たときの体の意識の仕方。丹田、仙骨、膝に天使、足の裏に肉球。帯の中で体をまわす。違ってくるものだなあ。凛とした強さとエロスは同時に存在するって講師の言葉。キュートは閉じてる、セクシーはどこかが開いてる。うーむ。
Sunday, December 18, 2005
私、酒は断然ストレート派なんだけど、冬の空気がカラカラのこの時期、ウィスキーの薄い水割りってよくないですか?暮れが迫って落ち着かなくて、でもちょっと切なくてテキパキできないとき。薄い酒を飲む。なんだかますます切なくて、空(クウ)をみちゃったりして。ああ。
Thursday, December 15, 2005
ときどき、ご注文を下さっている方とメールでやり取りをする。メールが行き来するたびに確実な何かが入ってくる。ブレが補修され、ポイントが定まる。具体的なことも、抽象的なことも落ち着いてくる。
それがものすごくうれしくて、ついパソコンに向かって、「ありがとうございます!」って大きな声で言ってしまう。育てていただいてるんだなあと素直に思う。
Wednesday, December 14, 2005
キリッと晴れた午前中に、吉村順三建築展を観にいった。キリッとした展示会。「簡素にして品格あり」ってそのままの。吉村の言葉の「暖炉を作るときは、自分が煙になったつもりで設計するとよいです」ってのに深くうなづく。ものをつくる人間の観察眼と謙虚さ、純粋さ、真剣さ。ああこれなんだよなって思いました。
Tuesday, December 13, 2005
今年の一月に整経の仕方を大きく変えた。それから一年。試行錯誤、マイナーチェンジを繰り返しつつ、どうにかシステムといえる程に固まってきたか。洗練されてきたか。これを突き詰められたとき、ヌケがくるのか。
今日、いま取り組んでいる帯が機に上がった。安定していて姿が美しい。作業中でも、糸の状態でも、常に美しくあること。
Friday, December 09, 2005
ラジオで、ジョン・レノンがよくかかると思ったら、今日が命日なんだそうだ。25年だって。私、25年前のこと、覚えてる。衝撃的だった。原稿じゃないニュースが流れた。「窓辺にろうそくを灯してジョンを思って欲しい」って、オノ・ヨーコの発言が伝えられた。すごいなあって思った。パートナーを射殺されたばかりなのになんて気丈だ。でもその奥の気持ちはいかばかりか、、、と小学6年の私は思ったし、今も思っている。
Tuesday, December 06, 2005
Wednesday, November 30, 2005
頼んでおいた機部品を取りにいった帰りに、ちょっと寄り道して、いたばしボローニャ絵本館へ。うわー、絵本の世界ってこんなにレベルって高かったのね。全身全霊で描いてますって感じすごくした。そりゃそうか、読むほうも全身全霊で読むだろうからね。いいものってそこだよね。
Saturday, November 26, 2005
Friday, November 25, 2005
MOA美術館へ行った。ここの収蔵品は激スゴッ!日本のアートの水準の高さにほれぼれする。1000年前に作られた仏像が、500年前の螺鈿が、400年前の古九谷が、300年前の浮世絵が、こんなにも現代人にせまりくるとは。平身低頭の思い。なんか、やさしくて自由なの。完璧だし。こおゆうものを本物って言うんだぜ!
Wednesday, November 23, 2005
Sunday, November 20, 2005
バブアのジャケット引っ張り出して、夜になって出かける。すっかり冬支度だ。あおぎみれば東京タワー。こんなにきれいだったのか。
初対面の方もいっぱいいらしたパーティー。面白かった。人間ってやっぱり豊かで面白いね。
柿を食べて育ったポークをいただいた。生のときは柿の香りがしたんだって!
Saturday, November 19, 2005
Friday, November 18, 2005
女染織家二人、43度の古酒(クースー)ストレート、アテはイカの塩辛あぶったの、午前4時までってのはどうなのよ(笑)。久しぶりで楽しかった。遠来の(もうすぐ近くなる)友、西川晴恵さん。やっぱ、話題は仕事です。ガンガンいこー!がんばりましょー!
Wednesday, November 16, 2005
テリー・ライリーを聴きに明日館講堂へ。すごくよかった。降りそそいでる感じ。いや、放出してる感じか。透き通った光。際限なくこんこんと、さんさんと。この世界なんだよなあー。
すっかり浄化されたので、急いで帰って仕事の続き。今、受けた光をここへ移す。いや、映す、か。
Sunday, November 13, 2005
トラウマっていうのは、持病と同じで、誰でもひとつやふたつは持ってるんじゃないかな。私の場合は、肩こりと低血圧と同じだ。上が90ないのよぉ~なんて騒いでもダサいだけ。なんつーか、それでも何でも、さっそうと自己完結してなきゃね。寝起きの不機嫌さは誰にも見せられないけど。
Saturday, November 12, 2005
午後3時、すってきな女性が我が家を訪ねてくださった。印象的な美しい瞳。水引がかけられたお土産をいただいた。私は上手にお茶が入れられなかったなあ。何か緊張して。もっとお茶葉をよくみて、それを最大限に発揮させなきゃ。お茶葉にも飲んでいただく方にも申し訳ない。自分ひとりのときはうまく行くのに。
鉄媒染のスモーキーな匂い充満する部屋で、「いい匂い!これでお酒飲めそう!」って、うれしいひとこと。うん、そんな想像力働かせてもらえるような仕事しよう。
Friday, November 11, 2005
今日、伺った先の玄関を開けると、バッハが流れていた。いいなー。五感が喜ぶ感じがする。
話していて、モノを作る人間もまた素材であると納得させられる。そうだねー、最高の糸を作るために人間がしてきたこと、していること。最高の色を得るためにするモロモロ。そんだけのことを自分にもしなきゃ。その状態に自分で自分を持っていく。
Wednesday, November 09, 2005
幼いころからずっと、寝るのが苦手だった。今はもうおばさん化したので眠れるが、30年間くらい連れ添ったなあ。いつまでも寝付けずに、ひとり暗闇をジッと見ていた。小さい私は、一緒にいてよって言えなかったよ。言えばよかったなあ。
黄色い花が散ってる白い小さなタオルケットにくるまるのが好きだった。
Monday, November 07, 2005
ピンのものが出来るときは、自分でわかる。来たっ!って感触があるから。ああ、これかーって思うから。
ようはそれを日常化すること。あたり前にやり続けること。いつまでやり続けるかっていうと、死ぬまでですかね?そこまで覚悟できてんのかよ。私よ。
Sunday, November 06, 2005
今日は着物でお出かけ。この時期って着物での外出に最適だね。気候が安定してると、「よし!今日は着物!」って後押ししてくれる。名古屋帯の一重太鼓で、軽快に、お気軽に。
待ち合わせに遅れそうになって、階段をかけあがって山手線に飛び乗る。
Saturday, November 05, 2005
上野で北斎、観てきた。すごいです。圧倒です。圧巻です。
一点一点が特別な絵なんだけど、彼にとっては、特別でもなんでもなく、それが当たり前なんだろうなあ。あの時代の絵師なんだから、ほとんどが版元からの制約だらけなんだろうけど、自由なの。抜けてんの。特に水の表現がすき。水しぶきがかかりそうで、思わず息をとめた。
Friday, November 04, 2005
空気が澄んできたので、夜、よく空を見上げる。赤い星が大きく見える。
「星とともに走っているものとして星の運行をながめよ。かかる想念は我々の地上生活の汚れを潔め去ってくれる。」
自省録の一節より。
Wednesday, November 02, 2005
近くに高校があるので、たむろしている彼らをたまに見かける。厚化粧がすぎたり、ズボンがずり落ちそうだったり、そして決まってぶーたれていて、決して青春を謳歌って感じではない。私もそうだったなー。うまく自分とつきあえない時期だった。
今夜は野菜たっぷりの太平燕(タイピーエン)。高校時代を思い出しつつ。いい人生送ろうね、熊本県立済々黌高校62年次卒のみんなへ。
Tuesday, November 01, 2005
同業者(男性・年下)とお互いの作品を前に話をしていたら、唐突に
「素直だね」って言われた。
「は?」
「いいと思ったこと全部やってるでしょ。作品見てたらわかる」って。
なーーんだ!織物のことか!私のことかと思ったじゃん!ドキっとしてそんした。
Sunday, October 30, 2005
Saturday, October 29, 2005
姉と話していて、熊本の妹の話題になった。
「あっちゃんてさー、いい子だよねー。」
「そーそー、優しいしさー、しっかりしてるんだよ、案外。」
40近い女が二人で、30過ぎの女のことを、ほめちぎっているのもなんだかへんな構図だが、私は姉と話が合ったってことがうれしかった。
でもさー、うちの妹たち、本当にいい子なんだよねー。私と同じDNAだなんてびっくりだ。
Monday, October 24, 2005
生来のコミュニケーション下手のせいか、我が家の電話はほとんどならない。それもだいたいが仕事関係。それがなぜかここんとこよくなって、それも思いがけない相手だったり、内容だったり。長電話してしまったり。
何かが動く予兆かな。いい方に。光のほうに。



